「キャンピングカー生活にチャレンジしたいけど、お金の問題が気になる」「車での生活に不安がある…」と悩んでいませんか?
短い期間ならともかく、長期間の車での生活となると、メリットだけではなく現実的な問題点も気になるでしょう。
今回は、キャンピングカー生活の特徴や生活費、税金について詳しく解説していきます。
さらに記事の後半では、キャンピングカー生活を続けるための収入源や、押さえるべきポイントも紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
キャンピングカー生活の特徴
キャンピングカー生活の特徴は、以下の5つです。
- 旅をしながら暮らせる
- 仕事の時間が決まっていない
- 家族とのコミュニケーションが増える
- ご当地グルメを食べられる
- 自然の近くで暮らせる
キャンピングカー生活の大きな特徴は、旅をしながら暮らせること。
出社時間などもないため、自分の希望に沿って1日の行動を決めることが可能です。
また、キャンピングカー生活をする中で、一緒に旅をする仲間との距離が縮まったり、その土地ならではのグルメを楽しんだりもできます。
家で生活をするより、自然を身近に感じられるのも、キャンピングカー生活の特色でしょう。
キャンピングカー生活でかかる月々の費用や税金は?
キャンピングカー生活にチャレンジするか検討する際、どれくらいのお金がかかるのか気になりますよね。
こちらの章では、キャンピングカーで暮らすときの「月々の生活費」「税金」「車両維持費」について詳しく解説します。
キャンピングカーの生活費
ライフスタイルによっても異なりますが、キャンピングカー生活でかかる月々の生活費の目安は、以下の通りです。
食費 |
40,000円~ |
ガソリン代 |
12,000円~ |
駐車場代 |
5,000円~ |
通信費 |
6,000円~ |
雑費(入浴費・洗濯費・施設使用料など) |
30,000円~ |
月合計 |
93,000円~ |
食費は、キャンピングカー内で自炊するか、高い頻度で外食するかによって大きく変わります。
ガソリン代や駐車場代も、1日にどれだけ車を走行させるか、車中泊をどこで行うかによって金額が異なるものです。
他にも、入浴場所によって1回数百円〜千円以上の差が出るなど、雑費も人によって前後します。
キャンピングカー生活を始める前に、暮らしのスタイルをふまえて、月の出費額をあらかじめ計算しておくと良いでしょう。
日本一周でかかる費用については、「【必見】夢の日本一周の費用・計画・準備リストをご紹介!」で解説しているので、ぜひご覧ください。
キャンピングカー生活の税金
キャンピングカー生活にかかる税金は、一般的に住民税・自動車税・自動車重量税の3つです。
8ナンバーを取得したキャンピングカーの自動車税は、総排気量1.5〜2リットルの場合、毎年28,800円です。(※2019年10月以降に初度登録された車両の場合)
同じく、8ナンバーを取得したキャンピングカーの自動車重量税は、車両総重量2.5トンの場合、13年未満で24,600円となります。
キャンピングカーの車両維持費
8ナンバーのキャンピングカーにおける車両維持費の例は、以下の通りです。
自賠責保険 |
34,900円 |
任意保険 |
70,000円~ |
メンテナンス費用 |
20,000円~ |
車検費用 |
100,000円~ |
所有しているキャンピングカーによっても金額が異なる場合がありますので、キャンピングカー生活を始める前に細かい費用を確認しておくと良いでしょう。
キャンピングカーで生活したら住所はどうするの?
キャンピングカー生活を始める場合、車中泊をする場所では住民登録ができないので、住民登録をする住所が必要になります。
持ち家がない場合、実家などに住民登録を行い、各市町村に住民税を支払うというケースもあるでしょう。
ちなみに、キャンピングカー生活中に受け取りたい郵便や宅配便は、送り先を指定することで、運送会社の各営業所、またはコンビニなどで受け取ることができます。
キャンピングカー生活の収入源
キャンピングカー生活の収入源は、主に以下の2つです。
- リモートワーク
- 現地でアルバイト
こちらでは、上記2つの収入源について解説していきます。
リモートワーク
キャンピングカー生活中は、以下のようなリモートワークをしながら、収入を得る方法があります。
- ブログの運営
- YouTubeチャンネルの運営
- Webライター
- 動画クリエイター
- データ入力
- Webデザイナー
- エンジニア
上記のような仕事をフリーランスで行う場合、インターネット環境が整っていれば、どこにいても生計を立てることが可能です。
リモートワークは、キャンピングカー生活をしながらの収入源として相性が良いといえるでしょう。
リモートワークの環境を整える方法については、「どんな場所でも仕事ができるようにする方法」で解説しているので、ぜひご覧ください。
現地でアルバイト
キャンピングカー生活をしながら、訪れた現地でアルバイトをするという方法もあります。
農業やリゾートバイトなど、各地で募集されている仕事で収入を得る方法であり、その土地ならではの体験ができることも。
現地のアルバイトで収入を得る場合、働き先に長期間滞在し、現地で生活しながら仕事をすることになるため、キャンピングカー生活を一時中断する方もいます。
キャンピングカーで生活するなら【押さえるべきポイント】
キャンピングカー生活をする際に押さえるべきポイントは、以下の通りです。
- 洗濯をする場所や衣類の量
- 食事
- 車中泊をする場所
- トイレやお風呂
- インターネット環境
- 車内の気温
- 電源の確保
こちらでは、上記7つのポイントについて解説します。
洗濯をする場所や衣類の量
キャンピングカー生活で洗濯をする際は、基本的にコインランドリーを使用します。
ただ、頻繁にコインランドリーを利用すると費用がかさむため、車に積む衣類の量を増やし、週に1回などのペースで洗濯をするのが一般的です。
衣類の量が増えると収納スペースも少なくなるため、車選びの際に「どれくらいの荷物を積めるか」について考慮する必要があります。
食事
通常キッチンがついているキャンピングカーですが、家に備え付けられているものより狭いため、簡単な自炊をしたり、現地のレストランで食事やテイクアウトをしたりすることが多いです。
キャンピングカー内で調理することが難しい場合は、キャンプ場などを利用する方法もあります。
ご当地グルメを食べられるのもキャンピングカー生活の特徴なので、外食も適度に取り入れながら基本は自炊するというのが一般的でしょう。
車中泊の調理については、「車中泊で炊飯器を活用するには?食生活を充実させるコツやおすすめアイテム紹介」でもご紹介しています。
キャンピングカー生活で自炊を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
車中泊をする場所
キャンピングカーが車中泊をする場所は、道の駅やキャンプ場、パーキングエリアなどが挙げられます。
ただ、車中泊がマナー違反となる場所も多いため、事前に「車中泊をしても良いか」「大きな車両でも問題ないか」を施設へ確認するようにしましょう。
トイレやお風呂
毎日のトイレやお風呂をどうするかも、キャンピングカー生活において押さえるべきポイントです。
キャンピングカーにポータブルトイレやシャワーが設置されていれば、そちらを使用することもできますが、溜めた排水の処理ができる場所は限られるので注意しなくてはいけません。
車内にトイレやシャワーが備わっていない場合、借りられる場所を探しながら旅のルートを決めましょう。
インターネット環境
インターネット環境は、キャンピングカー生活中のリモートワークや連絡時に利用するため、準備しておくのが一般的です。
ポケット型WiFiやフリーWiFiを活用する方法がありますが、場所によってWiFiが繋がらないことも。
前もって訪れる地域の電波状況などを確認しておくと良いでしょう。
車内の気温
キャンピングカー内の気温は、季節や時間帯によって大きく変動するもの。
エアコンをつけたいからといってエンジンをつけたまま駐車するのはマナー違反ですし、万が一排気ガスが車内に入ってしまった場合、一酸化炭素中毒の危険があります。
「気温を一定に保ちたい」というときは、冷暖房器具を設置する必要があるでしょう。
電源の確保
キャンピングカー生活では、十分な電源を確保することが重要です。
電源が足りなくなると、冷蔵庫が停止したり調理家電が使えなかったりなどの問題が発生します。
また、夏は扇風機、冬は電気毛布などの器具が使用できなくなることに。
快適なキャンピングカー生活を送るためには、「BLUETTI AC180」のような大容量ポータブル電源を用意するのがおすすめです。
【大容量ポータブル電源 BLUETTI AC180の特徴】
- 容量1,152Wh・連続出力1,800Wで、家電を長時間使える
- 電力リフトモード搭載で、消費電力の大きい家電も使用できる
- ターボ充電に対応しており、45分で80%まで充電
- ソーラーパネルで太陽光発電ができる
- サイズがコンパクトで、アウトドアでも使える
- 3,500回以上の充放電・製品寿命10年
- 5年間の保証やアフターサービスも付帯
大容量ポータブル電源「BLUETTI AC180」は、電子レンジなら約1.5時間、炊飯器なら約4.4時間、車用冷蔵庫なら約15時間稼働できます。(※各家電の消費電力による)
また、電力リフトモードで最大2700WまでAC出力を上げられるため、ヘアドライヤーや電気ケトル、ヒーターなど、消費電力の大きい家電も使用可能です。
さらに、BLUETTI AC180は「キャンピングカー生活では、ポータブル電源を充電する場所がない」という方にも安心の特徴があります。
最大500Wのソーラーパネルで太陽光発電できるため、2.8〜3.3時間でフル充電が可能です。
太陽光で自家発電をすれば、コストをかけて電源付きのキャンプ場を利用したり、ガソリンを消費して充電のために走行充電をしたりする必要がなくなります。
ソーラーパネルで太陽光発電をすることは、充電場所に困らないだけではなく、キャンピングカー生活の費用を軽減できるメリットもあるのです。
大容量ポータブル電源やソーラーパネルを用意して、長い期間のキャンピングカー生活を充実させましょう。
まとめ
今回は、キャンピングカー生活の特徴や生活にかかるお金、押さえるべきポイントなどについて解説しました。
キャンピングカー生活にチャレンジする場合、生活費・税金・車両維持費を事前に確認したうえで、収入源についても考慮しておきましょう。
また、車内で生活を続けていくうえで、水回りや車中泊の場所、電源の確保などのポイントを押さえ、快適に生活するための準備をしておくのが大切です。