キャンプ用フライパンの種類を解説!選ぶポイントや料理のレシピも紹介

「キャンプでの料理にぴったりなフライパンを知りたい!」という方は多いでしょう。

フライパンは素材によって扱いやすさが変わるうえ、持ち運びやすさも検討すると何が適切なのか迷ってしまいますよね。

今回は、キャンプ用フライパンの種類と選びのポイントをご紹介します。

さらに、キャンプ用フライパンで作る料理や、お手入れ保管方法なども解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

キャンプ用フライパンの特徴

キャンプ用フライパンの特徴

キャンプ用フライパンは、肉や魚をシンプルに焼いても美味しくなる商品が多いうえ、アウトドアテーブルの上に置くだけでおしゃれに見えるデザイン性が特徴です。

一方、商品の素材などによっては手入れが必要なものもあるため、メンテナンスも楽しめる方におすすめなフライパンでもあります。

丈夫で長く使えるフライパンなら、一生ものとして愛用することもできるでしょう。

キャンプ用フライパンは3つの種類がある

キャンプ用フライパンは、以下の3つの種類があります。

  1. スキレット
  2. 焚き火フライパン
  3. 家庭用フライパン

こちらでは、上記3つのフライパンについて解説します。

スキレット

スキレットは、鋳鉄製のフライパンで厚みがあり、デザイン性も高いのが特徴です。

熱伝導や蓄熱性が高く食材にむらなく火が通るため、キャンプでステーキを焼くのにも最適なフライパンといえます。

小型サイズのスキレットなら、アヒージョを作ってアウトドアテーブルに置くだけで見栄えも良い料理になりますよ。

焚き火フライパン

焚き火フライパンとは、取っ手がないのが特徴で、現地にある木を差し込んで使うアウトドア用のフライパンです。

取っ手がない分収納時のサイズが小さくなるため、キャンプにぴったりなフライパンだといえます。

また、その時のキャンプによって柄の部分が変わることから、毎回違った雰囲気を楽しめるのもポイントです。

家庭用フライパン

家庭用フライパンをキャンプで使用することもできます。

キャンプ用に新しく購入する必要がなく、普段使っているものを持ち出せるメリットもありますが、「コンパクトに収納できない」といったデメリットも考えられます。

焚き火の熱に耐えられないタイプの商品も多いので、使用用途によっては避けた方が良いでしょう。

キャンプ用フライパン選びのポイント6つ

キャンプ用フライパン選びのポイントは、以下の6つです。

  1. 素材ごとの特徴を知る
  2. 料理によって形状を選ぶ
  3. 何人分の料理を作るかを考慮する
  4. 持ち運びやすいものを選ぶ
  5. 汚れの落としやすさならテフロン加工を選ぶ
  6. 家庭用フライパンならIHと直火兼用を選ぶ

こちらでは、上記6つのポイントを解説していきます。

素材ごとの特徴を知る

キャンプ用フライパン選びのポイントの1つは、素材ごとの特徴を知るということ。

フライパンの素材によって以下のように様々な特徴があります。

鉄フライパン

  • 耐久性が高い
  • 焚き火など高温でも使用できる
  • 比較的重い
  • 錆びやすいのでメンテナンスが必要

アルミフライパン

  • 軽くて持ち運びやすい
  • 熱伝導率が良いので素早く温まる
  • 焦げ付きやすい
  • 衝撃で変形しやすい

チタンフライパン

  • 軽くて持ち運びやすい
  • 耐久性が高い
  • 錆びにくい

ステンレスフライパン

  • 比較的軽い
  • 耐久性がある
  • 錆びにくい

キャンプ用フライパンといっても、上記のように素材ごとの特徴があるため、扱いやすさや耐久性などを踏まえて選ぶのが良いでしょう。

料理によって形状を選ぶ

料理によって形状を選ぶというのも、キャンプ用フライパンを選ぶうえで大切です。

例えば、「ステーキを焼いたり、肉や野菜を炒めたりしたい」ということであれば浅型の形状のフライパンでも良いですが、煮込み料理などでは深型の形状である必要があります。

また、浅型の形状の場合はフライパンを振るのが楽ですが、深型の場合は振りにくくなってしまいます。

何人分の料理を作るかを考慮する

キャンプ用フライパン選びの際は、何人分の料理を作るかを考慮しましょう。

大人数なら大きなフライパンの方が一度にたくさんの料理ができますし、ソロキャンプなら小さいフライパンでも問題なく調理可能です。

「ソロキャンプなら14〜20cm」「2〜3人なら22〜26cm」「4人以上なら28〜32cm」を目安にすると、丁度良いものを選べるでしょう。

持ち運びやすいものを選ぶ

キャンプ用なので持ち運びやすいものを選ぶのも重要です。

取っ手を折り畳めたり取り外せたりするフライパンだと持ち運びやすいですし、重ねて収納できるフライパンもかさばらずに済みますね。

重量も軽い方が持ち運びやすいので、購入前に商品の重さをチェックするのも忘れずに行いましょう。

キャンプ道具の持ち運びに関しては、「キャンプで役立つアウトドアワゴンとは?選ぶポイントや注意点を解説!」の記事も参考にしてみてください。

汚れの落としやすさならテフロン加工を選ぶ

汚れの落としやすさを重視するなら、テフロン加工を選ぶのもおすすめです。

テフロン加工・チタンコーティング・セラミック加工などが施されたフライパンなら、焦げつきにくくなるので洗いやすいです。

しかし、テフロン加工は強火に弱いため、高温で使用する際は商品の耐熱温度を確認してみましょう。

家庭用フライパンならIHと直火兼用を選ぶ

家庭用フライパンを検討しているなら、IHと直火兼用を選ぶのもポイントです。

IHと直火兼用のモデルを選ぶことで、キャンプで手軽に電気調理器を使い料理ができるうえ、コンロでも使用できますよ。

キャンプ用フライパンで作りたい料理4選

キャンプ用フライパンで作りたい料理4選

キャンプ用フライパンで作りたい料理4選は、以下の通りです。

  1. フライパンで簡単!牛カルビの甘辛焼き
  2. レモン香る手羽中のガーリックバター焼き
  3. おつまみにも最適!魚介のアヒージョ
  4. フライパンでできるトマトソースチキンドリア

こちらでは、上記4つの料理の作り方を解説します。

フライパンで簡単!牛カルビの甘辛焼き

牛カルビの甘辛焼きは、漬け込んで焼くだけの簡単レシピなので、慣れていない方でも作りやすいでしょう。

【材料】

  • 牛カルビ 250g
  • サラダ油 大さじ2分の1
  • いりごま 適量

以下漬け込みダレ用

  • 料理酒 大さじ1
  • 砂糖 大さじ2分の1
  • 醤油 大さじ2分の1
  • コチュジャン 大さじ1
  • おろしニンニク 小さじ2分の1
  • コショウ 少々

【作り方】

  1. 袋に牛カルビ肉と漬け込みダレ用の食材を全て入れてもみ込む
  2. キャンプ用フライパンにサラダ油を入れて加熱し、3~4分ほどかけて両面焼く
  3. かたまり肉なら切ってから盛り付け、いりごまをかけて完成

調理時間

漬け込み時間抜きで約20分

カロリー

565kcal

費用目安

700円前後

レモン香る手羽中のガーリックバター焼き

レモンとガーリックバターでお酒のつまみにも最適な1品です。

【材料】

  • 手羽中ハーフ 12本
  • ニンニク 1かけ
  • サラダ油 大さじ2分の1
  • 有塩バター 20g
  • レモン汁 大さじ1
  • 塩コショウ 少々

下味用

  • 塩コショウ 少々

仕上げ用

  • レモン 2切れ
  • 刻みパセリ 少々

【作り方】

  1. 手羽中ハーフに下味用の塩コショウをする
  2. ニンニクをみじん切りし、フライパンにサラダ油と一緒に入れ、弱火で加熱する
  3. ニンニクの香りが出てきたら手羽中ハーフを両面焼き色が付くまで焼き、さらに蓋をして弱火で3~5分焼く
  4. 有塩バター・レモン汁・塩コショウを加えてからめるように炒める
  5. レモンやパセリとともに器に盛り付けたら完成

調理時間

約15分

カロリー

352kcal

費用目安

600円前後

おつまみにも最適!魚介のアヒージョ

魚介のアヒージョは簡単に作れて見栄えの良い料理なので、ぜひキャンプ用フライパンで作ってみましょう。

【材料】

  • むきえび 150g
  • マッシュルーム 5個
  • ニンニク 1かけ
  • 唐辛子 1本
  • オリーブオイル 150cc
  • 塩 小さじ2分の1
  • パセリ 2房

【作り方】

  1. マッシュルームの石づきを切って縦半分にカット、ニンニクも縦半分に切る、唐辛子は端をカットして種を取り除く、パセリを細かく切る
  2. むきえびは下処理できていない場合背ワタを取り、水で洗ってからふきとる
  3. キャンプフライパンに、オリーブオイル・ニンニク・唐辛子・塩を入れて中火で加熱
  4. ニンニクの香りが出てきたらむきえびとマッシュルームを加え、ひっくり返しながら約5分炒める
  5. 刻んだパセリを加えたら完成

調理時間

約15分

カロリー

697kcal

費用目安

600円前後

フライパンでできるトマトソースチキンドリア

トマトソースを使って作るドリアは、簡単なうえにSNS映えもするのでキャンプのメニューにぴったりですよ。

【材料】

  • 炊いた白飯 300g
  • 鶏むね肉 250g
  • ブロッコリー 2分の1株
  • 玉ねぎ 2分の1個
  • 塩コショウ 少々
  • サラダ油 大さじ1
  • トマトソース 1缶
  • ピザ用チーズ 60g

【作り方】

  1. ブロッコリーを小房に分け、玉ねぎを薄切りにする
  2. ブロッコリーを茹でて水気を切る
  3. 鶏むね肉を2cm角にカットし、塩コショウをまぶす
  4. フライパンにサラダ油を入れ鶏肉に色がつくまで中火で炒める
  5. 玉ねぎを加えて炒めたら、トマトソースを加えて煮立たせる
  6. 蓋をしてさらに5分煮たらごはんとブロッコリーを加えて混ぜ合わせて平にする
  7. チーズを上に乗せて加熱し、とろけてきたら完成

調理時間

約20分

カロリー

706kcal

費用目安

800円前後

キャンプ用フライパンのお手入れ・保管方法

表面加工されていないフライパンは、以下のようなお手入れが必要となります。

  1. フライパンをから焼きする
  2. 火からおろして表面を洗う
  3. 食用油を多めに入れ、なじませながら火にかける
  4. 油を取り出して拭き取る
  5. フライパンが冷めてから洗剤を使わずに洗う

鉄フライパンを保管する際は、その前に洗剤を使わずたわしで洗い、水気を取った後で空焼きします。

鉄フライパンは錆びやすいので、空焼き後に冷めたことを確認して収納袋や紙に包んで湿気が少ない状態を保って保管しましょう。

キャンプ用フライパンと一緒に使うと便利なグッズとは?

キャンプ用フライパンと一緒に使うと便利なグッズとは?

キャンプ用フライパンと一緒に使うと便利なグッズとは「BLUETTI AC200L大容量ポータブル電源」です。

直火でフライパンを使うのも良いですが、ポータブル電源を使うとIH調理器で手軽にフライパン料理が作れる魅力があります。

IH調理器なら料理のために火を起こす必要がないうえ、有害な一酸化炭素を出さないのでテント内での調理時も安全性が高いです。

一方、IH調理器は消費電力が1,400Wほどと大きいため、BLUETTI AC200Lのような大容量のポータブル電源を選ぶ必要があります。

その点BLUETTI AC200Lは、2,048Whの大容量、2,000Wの高出力に対応しており、キャンプでIH調理器を活用するのにぴったりのポータブル電源だといえるでしょう。

加えて、市販ポータブル電源最速の2,000W高速チャージにも対応しているので、わずか1時間で80%の充電ができるのも特徴です。

もちろんソーラーパネルからの充電もできるため、キャンプ以外でも自宅で節電対策に使用したり、もしもの災害時にも活躍するでしょう。

上記のような様々な機能が搭載されていることからも、BLUETTI AC200Lがキャンプのフライパン料理だけでなく幅広い使い方ができるポータブル電源だといえますね。

まとめ

キャンプ用フライパンを選ぶ際は、今回ご紹介したポイント6つを押さえながら検討するのが大切です。

素材や形状など、目的に合ったフライパンを選ぶことで一生ものの愛用フライパンを見つけられるでしょう。

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