「夏のキャンプは日差しが強く気温も高いため、対策しないと熱中症や寝苦しさが心配!」と感じている方は多いでしょう。
今回は、夏のキャンプを快適にするアイテム11選をご紹介します。
さらに、夏のキャンプにおける暑さ対策のコツや、キャンプ場選びのポイントなどについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
夏キャンプの特徴
夏キャンプの特徴は以下の通りです。
- 蒸し暑くて汗が止まらない
- 直射日光による日焼けで肌が痛くなる
- テント内などの日陰にも熱がこもる
- 夜も暑くて寝苦しい
夏のキャンプはいくら拭いても汗が止まらなかったり、日焼けで肌がヒリヒリしたりなど、「快適に楽しむのが難しい」と思ってしまう人もいるでしょう。
そこで次章からは、夏のキャンプを快適にするためのポイントなどについて詳しく解説していきます。
夏キャンプをするなら!キャンプ場を選ぶポイント
夏キャンプをするなら、「標高」を意識することで涼しい場所を選択することができます。
これは、標高が100m上がると、気温は約0.6℃下がるといわれているからです。
つまり、標高0mの場所よりも、標高500mのキャンプ場であれば約3℃下がり、標高1,000mのキャンプ場なら約6℃下がるということ。
日本には標高500mや標高1,000m以上のキャンプ場も数多くあるため、そういった場所を選ぶということが夏でも快適に過ごすポイントとなるでしょう。
一方、北海道のキャンプ場については、「北海道でおすすめのキャンプ場10選。注意点や持ち物とは?」の記事でも解説しています。
夏のキャンプを快適にするアイテム11選
夏のキャンプを快適にするアイテム11選は、以下の通りです。
- タープ
- 速乾タオル
- 保冷剤
- クーラーボックス
- 缶クーラー
- ウォーターバッグ
- 冷感ミスト
- ファン付きベスト
- サングラス
- コット
- ポータブル電源
こちらでは、上記11のアイテムについてそれぞれ解説していきます。
タープ
タープは夏の強い日差しを遮るための重要アイテムです。
快適にキャンプを楽しむためにも、タープは「UVカット」と「遮光」を意識して選びましょう。
- UVカット:日焼けの原因になる紫外線をカットすること
- 遮光:暑さの原因になる可視光線をカットすること
上記2つの性能が優れたタープを選ぶことで、日差しの強い夏でもより快適に過ごせるといえるでしょう。
速乾タオル
速乾タオルは、通常のタオルよりも水分を多く吸収できるうえ、速く乾きやすいタオルのこと。
速乾タオルを夏キャンプで使用することで、多くの汗をかいてもスムーズに吸水してくれるだけでなく、濡れても絞って乾かせば短時間で乾燥できるため快適に使えます。
短時間で乾かせることから、キャンプに何枚もタオルを持っていく必要がなくなるのも利点といえるでしょう。
保冷剤
保冷剤は、飲み物や食材を冷やすだけでなく、寝苦しい夜に枕の上に乗せることで、氷枕のように後頭部を冷やせます。
後頭部を冷やすと快適性が向上し、暑い夜も寝つきやすくなりますよね。
保冷剤を氷枕として使用する際は、速乾タオルを巻くと結露で濡れないのでおすすめです。
クーラーボックス
食材や飲み物を保冷するためのクーラーボックスも、夏キャンプの必需品といえます。
クーラーボックスは、ソフトタイプとハードタイプがあり、以下のような特徴があります。
- ソフトタイプ:軽くて小さく畳める
- ハードタイプ:比較的保冷力が高い
短時間の使用であれば軽いソフトタイプが便利ですし、1泊のキャンプなら保冷力に優れたハードタイプが良いでしょう。
缶クーラー
缶クーラーとは、飲み物の缶をセットすることで保冷できるアイテムです。
最初は冷えている飲み物も、暑い日であれば徐々にぬるくなってしまいますし、500mlの缶の場合はなおさら冷たいうちに素早く飲み切るのは難しいですよね。
そんな暑い日でも、缶クーラーを使えば冷たい飲み物を長く楽しめます。
ちなみに、缶クーラーは保冷だけでなく保温にも対応している製品が多いので、1年中使えるというのもポイントですよ。
ウォーターバッグ
ウォーターバッグは、軽くて折り畳めるジャグのこと。
ウォーターバッグに水を入れれば、ハンドルを持って手軽に水を運ぶことができます。
運んだ水は調理や手洗い用に使用することもできますが、周りに撒いて打ち水として使用すれば地面からの熱を和らげることもできるでしょう。
冷感ミスト
冷感ミストとは、衣類に吹きかけることでひんやりとした感覚を得られるスプレーのこと。
肌には直接使用できませんが、心地良さを感じられて夏にぴったりなアイテムです。
消臭と抗菌効果もある製品なら快適性も向上するでしょう。
ファン付きベスト
ファン付きベストとは、小型の電動ファンがベスト内に備わっていて、着用すると涼しさを感じられるベストのこと。
キャンプでは暑い中体を動かすことも多いので、ファン付きベストで熱中症対策をするのは大切です。
ベストタイプであれば腕を動かしやすいため、キャンプにもぴったりですね。
遮熱加工がされている製品なら、より夏キャンプを楽しめるでしょう。
サングラス
サングラスは、夏の紫外線から眼を守るために重要なアイテムです。
紫外線から眼を保護する目的だけでなく、ファッションアイテムとしても使用できます。
例えば、シンプルなコーデでもサングラスを合わせるだけで全体の雰囲気を変化させることができるでしょう。
アクティビティを頻繁に行う方はフィット感に優れたものを選び、「キャンプをおしゃれに楽しみたい」という方は見た目重視で選ぶと良いですね。
コット
コットとは、キャンプの就寝時に使用する簡易ベッドで、地面と寝床が離れており、地表の熱が伝わりづらいのが特徴です。
夏キャンプ向けのコットは通気性に優れているものが多く、風通しが良いため寝苦しい夏の夜にぴったりだといえます。
夏キャンプ向けコットの中でも、メッシュ素材のものは通気性抜群なので睡眠時の快適性が向上するでしょう。
ポータブル電源
ポータブル電源は、夏キャンプに最適なグッズの1つです。
ポータブル電源とは、外出先に持ち運べて家電を使える電源のこと。
夏キャンプにポータブル電源を持っていく利点は、以下の通りです。
上記のように、ポータブル電源であれば様々な家電をアウトドアで使用することも可能なため、夏のキャンプの快適性が向上するといえます。
夏キャンプの暑さ対策のコツ
夏キャンプの暑さ対策のコツは、以下の3つです。
- 日差しや風の動きを考慮して設営する
- 対角線上に窓を開ける
- テントの設営を夕暮れに行う
こちらでは、上記3つのコツについて解説します。
日差しや風の動きを考慮して設営する
日差しや風の動きを考慮してテントの設営を行うのが、暑さ対策のコツです。
テントは強い日差しに当たると熱がこもってしまいますし、風の動きを考慮しないと風通しの悪い場所に設営してしまうケースもあります。
風の動きを見れるアプリを活用することで、快適に過ごせる場所を確保できるでしょう。
対角線上に窓を開ける
テントは対角線上に窓を開けるのがコツです。
「全部の窓を開けたい」という方もいるかもしれませんが、実は対角線上に窓を開けた方が空気の通り道ができて涼しく感じることがあります。
特にメッシュ素材を使ったテントは、風通しが良く虫の侵入も防いでくれるのでおすすめです。
テントの設営を夕暮れに行う
テントの設営を夕暮れに行うのもコツの1つです。
これは、日差しが強い時間帯に設営をすると、暑さで体力が消耗してしまううえ、テント内に熱がこもってしまうためです。
熱中症にもつながってしまう可能性があるので、真昼の設営は避けた方が良いでしょう。
夏キャンプには「BLUETTI AC240大容量ポータブル電源」がおすすめ!
夏キャンプには「BLUETTI AC240大容量ポータブル電源」がおすすめです。
BLUETTI AC240は、1,536Whという大容量と2,000Wの高出力に対応しているポータブル電源のため、アウトドアで使える家電の幅が広がります。
例えば、消費電力の大きい電気ケトルやドライヤーといった家電も使用できるため、夏キャンプをさらに快適にできるでしょう。
また、BLUETTI AC240はIP65という防塵防水性能を備えており、砂埃の舞うようなキャンプ場から、塩害の気になる海辺のキャンプ場、突然の雨といった状況でも安心できます。
環境や天候を気にせずアウトドアに持ち運べるので、海や川など水辺でのキャンプも増える夏には最適のポータブル電源だといえるでしょう。
さらに、夏キャンプの晴れた日はソーラーパネルでBLUETTI AC240を充電するということもできます。
折り畳んでコンパクトになるソーラーパネルを持ち運べば、晴れていればどこにいてもBLUETTI AC240へ給電できるため、現地でより長く家電を使用することも可能です。
もちろん、AC高速充電やシガーソケット充電などにも対応しているので、自宅でもキャンプに向かう間も充電できるでしょう。
上記のように機能性に優れたBLUETTI AC240は、「夏キャンプで家電を思いっきり使いたい!」という方に一押しのポータブル電源です。
まとめ
夏のキャンプは強い日差しや蒸し暑さがあるため、熱中症や寝苦しさなどを防ぐためにも、快適に過ごせる工夫をしなくてはいけません。
そのためには、まず気温が下がりやすい標高の高いキャンプ場を選ぶのが大切です。
他にも、今回ご紹介したような11のアイテムを活用したり、暑さ対策のコツを実践したりなどを試してみてくださいね。