【2023年最新】おすすめの大容量ポータブル電源ランキング!

大容量ポータブル電源は種類が多くてどれを選べば良いかわからなくて悩むこともありますよね。 そこで今回は、おすすめの大容量ポータブル電源をご紹介します。あなたの使い方に合ったポータブル電源を選ぶ際の参考にしてみてくださいね!

      大容量ポータブル電源とは?

      大容量ポータブル電源

      はじめに、ポータブル電源とは何なのかを解説します。

      ポータブル電源とは、屋外の電気が使えない場所で、さまざまな家電用品に使うことができるモバイル電源のことです。

      ポータブル電源があれば、アウトドアの最中に、扇風機や冷蔵庫、炊飯器、IH調理器などを使うことができてとっても便利。

      モバイルバッテリーとはどこが違うのかというと、一番は容量です。モバイルバッテリーの大容量版がポータブル電源だと思えば良いでしょう。

      また、ポータブル電源にはUSBだけでなく、AC出力、DC出力などが可能なので、家にあるコンセントを使うようにいろいろな家電を使えます。
      防災用品としても需要が高まっている理由は、その蓄電性にあります。充電した状態で長い時間放置しても使えるため、いざという時に役に立つんですね。

      大容量ポータブル電源の選び方

      大容量ポータブル電源

      アウトドアが好きだから、ポータブル電源を持っていると便利そうだけど「どれを選べば良いかわからない」と困っている方も多いと思います。
       
      大容量ポータブル電源を選ぶ際に失敗しないためには、以下の5つのポイントを確認すると良いでしょう。
      ・容量
      ・重さと大きさ
      ・定格出力と最大瞬間出力
      ・使える端子の種類と数
      ・リン酸鉄リチウムを使っているかと寿命
       
      それぞれ、詳しく解説します。

      容量

      ポータブル電源にはそれぞれに使える容量があります。容量が大きいほど使える電力が大きくなります。使いたい家電製品の消費電力を確認して、それに合ったバッテリー容量の物を選ぶと良いでしょう。

      たとえば、消費電力が60Wの家電を5時間使いたい場合には、「60W×5時間=1,500Wh」の電力を消費します。ですから、この家電を使うためには、最低でも1,500Wh以上のバッテリー容量が必要です。

      バッテリー容量は大きければ大きいほど良いと考えるかもしれませんが、その分価格もアップしてしまうため、バランスの良い物をチョイスしてみてくださいね。

      また容量が拡張できるかどうかも選ぶ際の重要なポイントになります。いざ使ってみて、容量がもう少し多ければ良かったというときに、購入したタイプに使える拡張バッテリーがあると助かります。

      重さと大きさ

      大容量バッテリーは容量が大きい分、大きくて重くなりがちです。ですが、基本的に外で使うものである以上、女性や子どもでも簡単に持ち運べるサイズや重量である方が好ましいでしょう。

      出力

      ポータブル電源には、定格出力と瞬間最大出力があります。

      定格出力とは安定的に出力できる電力の量を表し、瞬間最大出力とは瞬間的に出力できる電力の量を表します。

      定格出力はもちろん重要ですが、起動時に瞬間的に電力が必要な家電を使いたい人は、最大瞬間出力も気にしておくと良いでしょう。

      ドライヤーなど高出量な電化製品を動かしたいときには、電力シフト機能がある電源を選ぶのがおすすめです。電力シフト機能とは、接続された家電製品の総電力が定格出力を超えた場合、消費電力の高い家電の出力電力を下げることで、電力を供給し続けることができる機能のことです。

      使える端子の種類と数

      ポータブル電源では、USB端子だけでなくACポートやシガーソケットポートなど、さまざまな入出力端子がついています。

      コンセントで繋ぐ家電製品が使いたいのにUSBポートしかない物を選んでしまうと、使えないので注意してください。 

      また、それぞれのポートが複数あれば、同時に複数の家電を使うことができるため、数を確認することも大切です。

      寿命が長いか

      ポータブル電源には、リチウムイオン電池、リン酸鉄リチウム電池、リチウムポリマー電池などが使われています。

      この中で最も安全性が高く寿命が長いとされているのが、リン酸鉄リチウムイオン電池です。

      商品を選ぶ際には、サイクル数を見て、寿命がどれくらいもつのかを確認しましょう。サイクル数が多いほどバッテリーが長持ちします。

      失敗しないポータブル電源の選び方は、「 【2023年最新】失敗しないポータブル電源の選び方 」の記事でも詳しく紹介しています。

      どこで使える?大容量ポータブル電源の活用シーン・活用例

      大容量ポータブル電源の活用シーン

      大容量ポータブル電源はどのような場面で活躍するのでしょうか。

      ここからは、「気になるけれど、自分に本当に必要かわからない」「どんな風に使えるのか具体的に知りたい」という人のために、主に使える場所と活用例を解説します。

      イベントや撮影現場などコンセントがない場所で

      外でのイベント開催時やオフィスでコンセントがない場所、映画やドラマの撮影現場などでポータブル電源は活躍します。

      マイクを使う際の音響機器、プロジェクターや照明などを、どこでも使えるのでとても便利です。

      防災グッズ・非常用・備蓄用の電源として

      最近では、災害時の非常用電源として、家庭などで購入する人も増えています。蓄電性に優れたポータブル電源は、充電したまま置いておくことができます。

      特にオール電化などの家庭では、停電時にすべての家電が使えなくなります。ポータブル電源があれば、スマホの充電やIHヒーターでの調理などができるため、家族の安全を守れます。

      DIYや庭いじりで

      本格的なアウトドアに出かけるわけではなく、自宅の庭での作業中やDIYをしている際などにも使えます。

      扇風機や小型冷蔵庫、パソコンなどをどこでも使えるようになるため、1台持っておくと手放せなくなるかも。

      キャンプやアウトドア、車中泊で

      大容量のポータブル電源を使うシーンと言えば、キャンプなどのアウトドアを思い浮かべる人が多いでしょう。

      火を使わずに調理ができる家電製品や電気工具、スマホやPCなどの充電など様々な用途に使えるため、特に泊まり込みでアウトドアを楽しむ人におすすめです。

      建築工事現場で

      建築工事の現場などでは、今まで発電機が多く使われてきました。ですが最近では、大容量のポータブル電源を使っている場所が増えています。

      理由は、発電機より軽くて持ち運びが楽ということ、発電機のように燃料が必要ではないということ、発電機が出す排気ガスへの環境への配慮をしていることなどが挙げられます。

      医療機関、美容院で

      病院などの医療機関では、停電で人工呼吸器などの重要な機器が止まってしまえば大変なことになります。

      そうでなくても電子カルテの参照など、電気を使う場面は多くありますよね。蓄電性に優れたポータブル電源を用意しておけば、いざという時に慌てずに対処ができます。

      また、美容院ではドライヤーを多く使うため、ポータブル電源が大活躍。停電などになっていなくてもコンセントから遠い場所でドライヤーを使えるため便利です。

      IT業界でデータ消失や故障から守る

      テレワークなどが増えた近年、家で仕事をしている際にブレーカーが落ちてデータが消失してしまったなんて悲劇に遭遇したことがある人もいるでしょう。

      また、IT業界の会社で、多くのパソコンを使っている際に停電などが起これば、複数のデータの消失だけでなく機器の故障に繋がることも考えられます。

      雷などで停電が予測できる場合は、ポータブル電源を使っておくことでこれらの被害を防ぐことができます。

      これらの場面での使用を考えているなら、UPS機能搭載のポータブル電源をおすすめします。UPS機能とは停電などが起こって電力供給が止まっても、電力が供給され続ける機能のこと。これがついていれば、3時間かけて作ったPowerPointの資料が一瞬で消えるなんてことはありません。

      2000Wh以上のおすすめ大容量ポータブル電源

      それでは、ここからはおすすめの大容量ポータブル電源を紹介。まずは、2,000W以上の商品3つです。

      BLUETTI EP500

      BLUETII EP500は容量5,100Wh、定格出力2,000Wとなり、停電が発生しても安心して生活ができる大容量ポータブル電源です。

      地震や台風などの災害時に停電した場合でも、一世帯一日当たりの消費電力を十分賄えるため、防災グッズとしても最適。

      キャスターがついているため、誰でも簡単に持ち運びが可能なのも嬉しいポイントです。

      ACとソーラーパネルとを組み合わせて同時に充電ができ、最大1,800Wの入力電力を得ることができます。

      リン酸鉄リチウム電池を使っているため、サイクル数は3,500以上。日々の家庭での電力源として使いたい人にも、防災時の備えにしたい人にもおすすめできます。

      UPS(無停電電源装置)機能、BLUETTIアプリ対応など、魅力的な機能が盛りだくさんの商品です。

      定格出力 2,000W 瞬間最大出力 4,800W
      バッテリー容量 5,100Wh ライフサイクル 3,500以上
      大きさ 50×30×76㎝ 重量 約76kg
      出力ポート AC×4、シガーソケット×1、RV×1、DC5521×2、USB-A×2、USB-C×1、ワイヤレス対応×2 入力ポート AC入力: 最大600W、100~264VAC、30A PV入力またはT500入力:最大1,200W、55-145VDC、20A

      BLUETTI AC500+B300S

      BLUETTI AC500+B300Sは、容量を拡張可能なポータブル電源です。
      定格出力は5,000W、容量は3,072Whから18,432Whまで拡張できるため、防災用としても、アウトドア用としても重宝します。

      ACとソーラーで同時に充電する場合、B300S1台は最短50分で80%まで充電可能。「明日使いたい」など急な予定が入っても問題ありません。

      同時に最大16個のデバイスに同時給電できるので、家族が使いたい複数家電をいっぺんに使うこともできます。

      AC500は国際的なデザイン賞である「Red Dot Award 2023プロダクトデザイン賞」を受賞しました。災害時や日々の暮らしの中で役に立つだけでなく、見た目もスタイリッシュです。

      定格出力 5,000W バッテリー容量 3,072~18,432Wh
      大きさ 53×32.5×35.8㎝+52×32×26.6㎝ 重量 68㎏
      出力ポート AC出力:
      120V/20Aポート×3
      120V/30A L5-30R×1
      120V/30A TT-30R×1
      120V/50A NEMA14-50×1
      合計5,000W
      インバータタイプ:
      純正弦波サージ(瞬間最大出力量10,000W)
      USB-C×最大2
      USB-A×2
      12 V*DC 24 V/10 A(カーポート)×1
      ワイヤレス充電×最大2
      入力ポート PV入力:
      最大3,000W、VOC12-150VDC、15A
      カー入力:
      12/24V
      拡張性 3,072Wh~18,432Wh
      B300 S×1~6台
      B300×1~4台

      BLUETTI AC300+B300

      AC300+B300は2021年にグッドデザイン賞を受賞した商品です。

      こちらは、最大出力3,000W、3,072~12,288Whまで拡張可能な大容量バッテリーを搭載しています。
      AC+ソーラーの同時充電で、1時間半で100%の充電が可能です。
      USP機能を搭載しているので、停電時などにも電力を継続的に供給。パソコンのデータ損失や機器の故障などから守ります。

      定格出力 3,000W 瞬間最大出力 6,000W
      大きさ 52×32×35.8㎝ 重量 57㎏
      サイクル数 3,500回以上 拡張性 B300で3,072~12,288Whまで拡張可能

      1000~2000Whのおすすめ大容量ポータブル電源

      続いて、1,000Wh~2,000Whのおすすめ大容量ポータブル電源を紹介します。よりコンパクトでお求めやすい人気のモデルですよ。

      BLUETTI AC180

      AC180は出力1,800W、瞬間最大出力2,700Wのポータブル電源です。
       ACコンセントやソーラーパワー・シガーソケットなど、さまざまな方法で急速充電が可能。80%まで充電するのに、わずか45分しかかかりません。
       コンパクトで重さは17㎏。取っ手付きなので、アウトドアでも気軽に持ち運びができます。

       安全なリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載しており、3,500回以上の充放電サイクルを実現。5年間の保証やアフターサービスもついているため、安心して購入できます。

      容量 1,152Wh(36Ah) 最大瞬間出力 2,700W
      出力 AC出力:
      100V/18A×4 合計1,800W
      USB-C×1
      USB-A×2
      ワイヤレス充電×1
      入力 AC入力(ターボモード):最大1,440W
      AC入力(標準モード):最大1,000W
      ソーラーパネル:12~60V、最大500W
      シガーソケット:12/24V
      充電時間 ACチャージケーブル(ターボモード1,440W) 1.3~1.8時間
      シガーソケット充電(100W/200W) 12~12.5時間/6.3~6.8時間
      保証期間 5年
      大きさ 34×24.7×31.7㎝
      重量 約16kg

      BLUETTI AC200MAX

      BLUETTI AC200MAXは、2,048Whの大容量バッテリーを搭載し、2,200Wの高出力を実現した高機能ポータブル電源です。拡張バッテリーを使えば、最大容量8,192Whまで増やせます。

      災害時に役立つ防災製品として認証された、防災推奨マークを取得しており、安全性にも優れています。

      家電評判のBSET BUY2023年6月号の大容量ポータブル電源で、使い勝手No.1と紹介されました。

      出力ポートも豊富で、同時に最大16台の充電が可能。アプリで簡単に遠隔操作ができるのも便利なポイントです。

      容量 2,048Wh 定格出力 2,200W
      大きさ 42×28×38.65㎝ 重量 28.1㎏
      出力 AC×5
      シガーソケット12V/10A×1
      RV 12V/30A×1
      DC5521 12V/10A×2
      USB-A 5-2V/3A, 18W×2
      USB-A 5V/3A, 15W×2
      USB-C 5-15V/3A, 20V/5A×1
      ワイヤレス充電 5/7.5/10/15W×2
      入力 AC-DCアダプター:58.8V, MAX500W
      ソーラーパネル:10-145V/15A, MAX900W
      シガーソケット充電:12-30V/8.2A
      鉛蓄電池充電:12-30V/8.2A

      【まとめ】大容量ポータブル電源のおすすめ

      大容量のポータブル電源があれば、アウトドアがもっと楽しくなります。また、災害時の防災グッズとして、ポータブル電源を一つ買っておけば安心です。

      この記事では、おすすめの大容量ポータブル電源や選び方、ポータブル電源が使えるシーンを紹介しました。一台持っておくとさまざまな場面で活躍してくれるポータブル電源。あなたに合った商品を探してみてください。