「アウトドアで使えるポータブル電源が欲しいけれど、どのように選べばいいのかな?」「防災用にポータブル電源を用意しておきたい」そこで、こちらの記事では失敗しないポータブル電源の選び方や、おすすめ商品を紹介します。後悔しないポータブル電源を選びたい人は、ぜひ最後までご覧ください。
「アウトドアで使えるポータブル電源が欲しいけれど、どのように選べばいいのかな?」「防災用にポータブル電源を用意しておきたい」
このように、さまざまな理由でポータブル電源の購入を検討しているのではないでしょうか?
ポータブル電源とひとくちに言っても、さまざまな商品があるので、迷ってしまいますよね。
そこで、こちらの記事では失敗しないポータブル電源の選び方や、おすすめ商品を紹介します。
後悔しないポータブル電源を選びたい人は、ぜひ最後までご覧ください。
ポータブル電源の上手な選び方のポイント
それでは早速、ポータブル電源を上手に選ぶために意識したいポイントを解説します。
- バッテリー容量
- バッテリーの種類
- 出力ポート
- 同時使用数
- 定格出力
- 安全性
- 出力波形
以上の7点について、詳しく確認していきましょう。
●使用方法に合わせてバッテリー容量を確認する
ポータブル電源にはそれぞれバッテリー容量があります。使用する電化製品の消費電力に合わせてバッテリー容量を選ぶことが大切です。
例えば、消費電力100Wのヒーターを3時間使いたいと思った場合、「100W×3時間=300Wh」の電力を消費します。
このヒーターをポータブル電源で使うためには、最低でも300Wh以上のバッテリー容量があるポータブル電源を用意する必要があります。
大は小を兼ねるのでバッテリー容量が大きい方が安心ですが、その分価格はアップするのでバランスを見て選ぶのがおすすめです。
●バッテリーの種類を確認する
ポータブル電源には、さまざまな種類の電池が使用されています。
- ニッケル水素電池
- ニッケルカドミウム電池
- リチウムイオン電池
- リン酸鉄リチウムイオン電池
- NAS電池
この中で最も安全性が高くコストとのバランスが取れているのが、リン酸鉄リチウムイオン電池です。
安価なバッテリーに比べると高価ではありますが、発火事故などが起こりにくい高い安全性を備えながら、個人でも購入できる価格帯なのが魅力です。
●出力ポートの種類をチェックする
ポータブル電源には、ACポートやDCポート(シガーソケット)、USBポートなどさまざまな出力ポートがあります。
コンセントをつないで使う家電が使いたいのに、USBポートの出力ポートしかないポータブル電源を購入してしまうと、繋ぐことができないので注意が必要です。
また、USBポートのポータブル電源なら、コンセントのついていないスマホの充電器を利用しやすいです。
複数の出力ポートが一緒についているポータブル電源なら、さまざまな用途で使い分けられます。
●同時にいくつ充電できるか確認する
出力ポートは形状だけでなく何個ついているかも確認が必要です。
せっかくバッテリー容量が十分に足りていても、出力ポートが足りなかったら、使いたい家電を同時に使用することができずに不便です。
複数の出力ポートがついている製品も多いため、何が何個ついているのかはきちんと確認しましょう。
例えば、家庭用のコンセントで使う家電を3台使いたいのに、ACポートは2つしかなかったとなると、まとめて使うことができません。
同時に使う最大数をしっかりと把握してから、ポートの数をチェックしてみてください。
ただし、ACポートの数が足りなくなったら、コンセントタップをつないで増やすことは可能です。コンセントタップでACポートを増やす場合は、次に紹介する定格出力を把握しておく必要があるので、確認してみてください。
●定格出力をチェックする
ポータブル電源が安定的に電力を出力できる数値を表しているのが、定格出力です。
例えば、定格出力が1200Wのポータブル電源を利用する場合、消費電力が1200Wまでなら動かすことができます。
1200Wの定格出力では、消費電力300Wの電化製品なら4つまとめて動かすことも可能です。
こうなると、ポータブル電源が運転を止めてしまうので、しっかり定格電力と消費電力の数字を確認しておきましょう。
先ほど紹介したコンセントタップも、定格電力内の消費電力になるなら使用しても大丈夫です。ポートが増えることで定格電力を超える消費電力の使用にならないように、注意してください。
●安全性を確認する
ポータブル電源は、製品によっては安全性が低いものもあり、最悪の場合発火したり爆発したりする恐れがあるので、安全性の高さを確認しておきましょう。
異常発熱を起こさないために、BMS(バッテリーマネジメントシステム)搭載されている製品なら安心です。
また、電池が寿命を迎えると劣化して事故を起こしやすいため、ライフサイクルが長いポータブル電源を選んでおくのもおすすめです。
電気用品安全法認証の製品には、PSEマークが付いているので、こちらを確認すると安全性が保たれているかどうかがわかります。
●電化製品に合わせた出力波形かどうかチェックする
ポータブル電源に蓄えられた直流を交流に変換して出力するときに、どのような波形で電気が出力されるかも注意しておきましょう。
家庭のコンセントからは、交流の正弦波か純粋正弦波という波形の電気が出力されます。
そのため、家電はこの出力波形に合わせて使用できるように製造されています。
ただ、ポータブル電源によって、矩形波(くけいは)や修正正弦波という波形で出力されるものもあり、これを選んでしまうと家電が故障する原因になりかねません。
安価なポータブル電源ほど、正弦波や純粋正弦波ではない波形の場合が多いので、注意してチェックしてください。
●おすすめのポータブル電源3選
それでは、ここからはおすすめしたいポータブル電源を3商品紹介します。
それぞれに特徴があるので、確認していきましょう。
●BLUETTI AC60
BLUETTI AC60は、コンパクトでアウトドアにも最適なポータブル電源です。コンパクトながら、機能性は十分。
安全性の高い、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーが搭載していて、防水・防塵性能もついているため、外の過酷な環境でも安心です。
出力600W、バッテリー容量403Whですが、専用の拡張バッテリーB80を合わせて使用することで、最大容量2,015Whになるので、バッテリー容量を増やしたい人にもおすすめ。
急速充電やさまざまな出力ポートの搭載など、魅力的な特徴がたくさんあるポータブル充電です。
●BLUETTI AC200L
より高性能なポターブル電源が欲しい人は、BLUETTI AC200Lがおすすめです。
こちらは、2,048Whの大容量バッテリー、2,200Wの高出力を実現します。
拡張バッテリーを使えば8,192Whまで容量を増やせるため、防災などいざという時のために置いておくと安心です。
出力ポートの種類や数も豊富で、最大16台を同時に充電することができます。また、2つの電源からデュアル急速充電を行えば、最短2.5時間でフル充電が可能。たくさんの家電をフルに動かしたい、という場合はこちらを選ぶといいでしょう。
●BLUETTI EB3A
コンパクトで持ち運びやすいポータブル電源を探しているなら、BLUETTI EB3Aがおすすめです。出力600W、バッテリー容量268Whとパワフルな性能を実現しながら、重量は4.6kgと非常に軽量なのが魅力。
出力ポートは9つあり、ワイヤレス充電もできて便利です。
AC急速充電を使えば、たった40分で70%まで充電を完了できます。リン酸鉄リチウムイオン電池搭載なので、安全性が高いのも安心です。
ポータブル電源を選ぶ際の注意点
それでは、ポータブル電源を選ぶ際に注意しておきたいポイントを3つ紹介します。
きちんとチェックしておけば、購入の際に失敗しにくいので、購入前に確認しておきましょう。
●用途をはっきりとさせてから選ぶ
ポータブル電源を購入する際は、どのように使用したいのかをはっきりさせてから選ぶことで、購入後に後悔することが少なくなります。
- 日帰りのアウトドアに持っていきたい
- 泊まりでのキャンプに持っていきたい
- 災害用に自宅に置いておく用の電源が欲しい
一部の例ですが、これらの用途を決めることで、ポータブル電源のサイズ感やバッテリー容量、ポートの数や種類など、必要な性能が決まります。
用途を考えて、それに合わせたポータブル電源を選ぶのが大切です。
●重視したい点を決めておく
用途を決めることで、ポータブル電源の特徴の中でも特に重視したい点が決まってきます。
- 持ち運ぶことが多いから、とにかくコンパクトなものがいい
- たくさんの家電を同時に使いたいから、定格出力やバッテリーが大きなものがいい
- ACポートが多くついているものがいい
このように、重視したい点が違えば選ぶべきポータブル電源も変わってきます。
自分にとって重要なポイントはどこなのか、先に考えておくことで迷いなくポータブル電源を選ぶことができるでしょう。
●予算や機能のバランスを確認する
ポータブル電源とひとくちに言っても、価格や機能、性能はさまざまなので、予算と機能性のバランスがいい製品を選ぶのがおすすめです。
- 価格が高くてもいいから、バッテリー容量も多く性能の高いものがいい
- バッテリー容量はそれほどいらないから、リーズナブルなものを選びたい
- 価格と性能のバランスの取れたものがいい
予算によって、どの程度高性能のポータブル電源が選べるかは変わってきますが、使い方によっては必要以上に高性能なものはいらないかもしれません。
自分の使い方や予算、性能のバランスがいい製品を選ぶのが大切です。
ポータブル電源を上手に選んで便利に使用しよう
こちらの記事では、ポータブル電源を選ぶ際のポイントや注意点を紹介しました。
ポータブル電源が欲しいと思った時、どうして欲しいのか、何に使うのかを明確にしておくことが、購入を失敗しないポイントといえます。
タイプの違う3つのポータブル電源もご紹介したので、ぜひ自分に必要な機能を考えながら、気になる商品を探してみてくださいね。
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