軽バンで車中泊を安価に手軽に楽しむならスズキ・エブリイがおすすめ

手軽に低コストに車中泊を楽しめないかな?

そう考えている方にぜひおすすめなのが「軽バン」を活用した車中泊です。

中でも、スズキが販売している「エブリイ」は、広い室内と良好な燃費で軽バンの中でも高い人気を誇ります。

今回は、エブリイを使った初心者向け車中泊を紹介します。

スズキ・エブリイの8つのおすすめポイント

エブリイを数値的に見ると前項のようなスペックとなります。

では、車中泊仕様車や、キャンパーのベース車にエブリイが採用される8つの理由を紹介します。

(1)車両価格が割安

(2)用途によって複数の選択肢から選べる

(3)燃費が良い

(4)維持費が安く抑えられる

(5)室内が広い

(6)シートがフルフラットになる

(7)純正・車外アクセサリーが豊富

(8)DIYしやすい

車両価格が割安な設定なので購入コストが抑えられる

エブリイは、軽自動車規格の商用バンであるため、車両価格が割安な設定になっているため、購入時のコストを低く抑えられる点が大きなメリットです。

JOINターボ(ハイルーフ)2WD・CVT

¥1,665,400

JOINターボ(ハイルーフ)電子制御式パートタイム4WD・CVT

¥1,819,400

JOIN(ハイルーフ)2WD・5MT

¥1,431,100

JOIN(ハイルーフ)2WD・CVT

¥1,544,400

JOIN(ハイルーフ)パートタイム4WD・5MT

¥1,563,100

JOIN(ハイルーフ)電子制御式パートタイム4WD・CVT

¥1,698,400

PC(ハイルーフ)2WD・5MT

¥1,393,700

PC(ハイルーフ)2WD・CVT

¥1,485,000

PC(ハイルーフ)パートタイム4WD・5MT

¥1,525,700

PC(ハイルーフ)電子制御式パートタイム4WD・CVT

¥1,639,000

PAリミテッド(ハイルーフ)2WD・5MT

¥1,233,100

PAリミテッド(ハイルーフ)2WD・CVT

¥1,324,400

PAリミテッド(ハイルーフ)パートタイム4WD・5MT

¥1,365,100

PAリミテッド(ハイルーフ)電子制御式パートタイム4WD・CVT

¥1,478,400

PA(ハイルーフ)2WD・5MT

¥1,197,900

PA(ハイルーフ)2WD・4AT

¥1,267,200

PA(ハイルーフ)パートタイム4WD・5MT

¥1,329,900

PA(ハイルーフ)パートタイム4WD・4AT

¥1,399,200

PA(ハイルーフ)スズキ セーフティ サポート非装着車2WD・5MT

¥1,137,400

PA(ハイルーフ)スズキ セーフティ サポート非装着車2WD・4AT

¥1,206,700

PA(ハイルーフ)スズキ セーフティ サポート非装着車パートタイム4WD・5MT

¥1,269,400

PA(ハイルーフ)スズキ セーフティ サポート非装着車パートタイム4WD・4AT

¥1,338,700


最も高額な「JOINターボ(ハイルーフ)電子制御式パートタイム4WD・CVT」でも200万円を切る価格設定で、割安に「ターボ+4WD+CVT」車を購入可能です。

用途によって複数の選択肢から選べる

エブリイにはワゴンとバンの選択肢があり、ターボモデルとNAモデルがあり、2WD/電子制御4WD/4WD、5MT/CVT/4ATと、いくつもの選択肢が用意されています。

高速走行が多いならターボモデル、燃費や登坂能力を優先するなら5MT、運転の容易さならCVTといったように、用途や好みによって選ぶことができます。

燃費が良い

エブリイの燃費及びエンジン出力は以下の通りです。

JOINターボ
(ハイルーフ)

電子制御式

パートタイム4WD・
CVT

PAリミテッド
(ハイルーフ)

電子制御式

パートタイム4WD・CVT

PA(ハイルーフ)

スズキ セーフティ サポート非装着車

パートタイム4WD・
4AT

市街地モード
(WLTC-L)

12.9km/L

15.1km/L

12.8km/L

郊外モード
(WLTC-M)※4

16.3km/L

17.3km/L

15.0km/L

高速道路モード
(WLTC-H)※4

15.4km/L

16.5km/L

15.2km/L

最高出力
(kW/rpm)ネット

47<64PS>/6,000

36<49PS>/6,200

36<49PS>/6,200

最大トルク
(N・m/rpm)ネット

95<9.7kg・m>
/3,000

60<6.1kg・m>
/4,000

60<6.1kg・m>
/4,000


ターボ車の方が力はありますが、NA車の方が高燃費です。

軽バンを車中泊仕様に仕立てる場合、サブバッテリーなどを装備すると車重や重くなるため、NAでは高速走行で頼りないといった意見もあり、高速走行が多い場合はターボ車の選択がおすすめかもしれません。

維持費が安く抑えられる

エブリイは軽自動車なので、普通自動車に比べて購入価格は割安なだけでなく、税金や保険料といった維持費としての経費も抑えられます。

【自動車税】

排気量

(cc)

乗用車

~2019/9/30

乗用車

2019/10/1~

自家用貨客

積載1t以下

8ナンバー

キャンパー

自家用

軽貨物

~999

29,500円

25,000円

13,200円

23,600円

5,000円

~1,500

34,500円

30,500円

14,300円

27,600円

~2,000

39,500円

36,000円

16,000円

31,600円

~2,500

45,000円

43,500円

36,000円

~3,000

51,000円

50,000円

40,800円

~3,500

58,000円

57,000円

46,400円

~4,000

66,500円

65,500円

53,200円

~4,500

76,500円

75,500円

61,200円

~6,000

88,000円

87,000円

70,400円

6,000~

111,000円

110,000円

88,800円


こちらは「乗用車」「自家用貨物車(4ナンバー)」「8ナンバーキャンピング車」と軽バン(自家用軽貨物)の自動車税の比較表です。

軽自動車の排気量は最大660ccなので、最も税額の安い999cc以下の全額となり、他の車種に比べて自動車税額がダントツに割安であることがわかります。

【自動車重量税】

車両重量

乗用車

商用車

8ナンバー

キャンパー

自家用

軽貨物

~500トン

4,100円

3,300円

4,100円

6,600円

~1,000 kg

8,200円

~1,500 kg

12,300円

6,600円

8,200円

~2,000 kg

16,400円

~2,500 kg

20,500円

9,900円

12,300円

~3,000 kg

24,600円

12,300円


こちらは車検ごとに納付する「自動車重量税」の比較表です。

軽バン(自家用軽貨物)だけは車両重量に関係なく、一律6,600円となっています。

【自賠責保険料】

車種

24ヵ月

12ヵ月

自家用乗用車

20,010円

12,700円

軽自動車

検査対象車

19,730円

12,550円

自家用普通貨物

2トン超

36,710円

21,130円

自家用普通貨物

2トン以下

32,730円

19,120円


こちらも車検の際に加入が義務付けられている「自動車賠償責任保険(通称:自賠責保険)」の保険料額です。

室内が広くキャンプ用品をたくさん積み込める

ワゴンでもバンでも、エブリイは室内効率がよく考えられていて、実際に利用できる室内の大きさが大きいことが特徴です。

特に商用バンは、「働きやすさ」を重視したスズキのポリシーが生きていて、非常に多くの荷物を積載できます。それはつまり車中泊仕様に仕立てた場合や、キャンパーのベース車として使用した場合でも広さが生きるということでもあります。

シートがフルフラットになる

エブリィは後席だけでなく、全席がフルフラットになります。大人2人が寝ても十分な縦幅と横幅が確保でき、快適な姿勢で寝ることができます。

フルフラットシートをベースに、ベッドキットで快適性をアップして車中泊を手軽に始めることができます。

小回りがきくので狭いキャンプ場でも取り回しが楽々

車中泊をする場所によっては狭い道路や急カーブの場所もあります。

エブリイは最小回転半径4.1mと小回りがきくので、キャンプ場の曲がりくねった舗装通路でも取り回し楽々です。

カスタマイズ性に優れている

エブリイが様々な形で活用されていることを知っているスズキは、純正で多種多様なアクセサリーをラインナップしています。

スズキ純正アクセサリーカタログ

また、市場でも人気車種であるため、アフターマーケット(社外品)でも豊富なアクセサリーや装備が販売されているので、自分自身で世界に1台の自分だけのエブリイを作ることができる点も人気の秘密と言えます。

純正品・社外品を活用して、車外・車内のカスタマイズできることは、エブリイが多くのユーザーに愛されている大きなポイントとなっています。

DIYしやすい

商用バンのエブリイは、室内の構造がシンプルな上、ネジ留めするための「ユーティリティーナット」が標準装備なので、あまりクルマに詳しくない人でもDIYがしやすい構造です。

バンライフ愛好家が教える車中泊必需品

車中泊必需品

 

実は、筆者も車中泊愛好家です。車両は軽バンではありませんが、比較的小型の商用バンで車中泊を楽しんでいます。

そんな筆者が、これまでの経験から「これだけは揃えないと」という車中泊の必需品と、「あった方がより快適になる」おすすめアイテムを紹介します。

車中泊の必須アイテム5選

筆者が「これだけは絶対揃えるべき」と思う5アイテムを紹介します。

(1)遮光断熱パネル

(2)マット・寝袋・毛布

(3)LEDランタン

(4)クーラーボックス

【遮光断熱パネル】

車中泊で眠る際には車外からの視線を遮る必要があります。衆人環視の中で眠るなんて嫌でしょう?

純正品でも社外品でも大丈夫ですが、車種にあった遮光パネルですべての窓を覆います。キルティング加工されていて断熱効果があればよりベターです。窓からの冷気・熱気の侵入は思いのほか多いものです。

【マット・寝袋・毛布】

筆者は、車中泊は快適に眠れたら概ね成功と考えているので、身体をフラットな面で支えて厚さ・寒さを断熱できるマットと寝袋、寒暖を調節する毛布は必需品と考えます。

倒したシートはフルフラットとはいっても完全に平というわけではないので、ある程度厚みのあるマットで凸凹を吸収してフラットな寝床を作りましょう。

寝袋は春〜秋は3シーズン用で大丈夫ですが、冬季の車中泊は冬用の寝袋を用意しましょう。枕があればベターですが、クッション、ジャケットやバスタオルなどで代用可能です。

【LEDランタン】

車内灯はメインバッテリーから電源を取っているので、車中泊の間ずっと点灯しているとバッテリー上がりの原因になります。必ず、車内照明を別途用意しましょう。

また車中泊の場合は、「一酸化炭素中毒」や「酸欠」の危険性があるため、燃焼によって明るさを得るガスや白ガソリンのランタンは避けましょう。電気で点灯して安全なLEDランタンがおすすめです。

【クーラーボックス】

車中泊の間に飲まず食わずという訳にはゆかないので、必要な分の食料や飲料を持参する必要がありますが、クーラーボックスがあれば食品の保存はもちろん、夏場には冷たいドリンクで涼を取ることも可能です。

一泊の車中泊であれば保冷機能よりも収納性に重点を置いてソフトタイプのクーラーボックスを選ぶとよいでしょう。

車中泊にあった方がいいアイテム9選

筆者の経験上、「あったほうがいい」と思うアイテムを9つ紹介します。

(1)ポリ袋

(2)網戸・虫除け

(3)ポータブル電源・家電

(4)バスタオル

(5)ふき取りシート

(6)携帯トイレ

(7)サンダル
(8)ミネラルウオーター(2Lペット)

(9)新聞紙

ポリ袋】
基本はゴミ捨て用ですが、食べ残した食料の保管や、手袋代わり、水や空気を入れて重りやスペーサーに使うなど、アイデア次第で様々に活用できます。100均で2〜3種類の大きさのポリ袋を購入しておくと便利です。

網戸・虫除け】

自然の中で過ごす際には虫も問題も意外に重大です。特に車内に蚊が侵入した場合には見つかるまで安心して就寝できません。窓には網戸、侵入した際の対策に殺虫剤や虫除けを用意しておくと安心です。

ポータブル電源と家電】

サブバッテリーを搭載していない車両では、ポータブル電源があると便利です。スマホやLEDランタンの充電はもちろん、電気ケトル・電子レンジ・IHヒーター・扇風機・電気毛布など必要に応じた家電を積んでいれば、車中泊がより快適になります。

BLUETTI AC70は、768Whの容量と、定格1,000W/最大2,000Wの出力を持つミドルクラスのポータブル電源です。コンパクトなボディの中に車中泊に必要な性能と機能を詰め込んだおすすめポータブル電源です。

BLUETTI AC70

【バスタオル】
夕立ちでびしょ濡れになったり、温泉施設の利用などでタオルとしての使い道のほか、丸めて枕代わり、ちょっとした腹がけにもなり、風呂敷かわりにもなるのであれば便利です。

【ふき取りシート】

特に夏場ですが、汗をふき取るシートがあると快適な車中泊を過ごせます。

銭湯や温泉、シャワーなどで汗を流せても、就寝までにはまた汗をかいてしまうので、就寝時にはふき取りシートで汗を拭うことで快適に眠りにつくことができます。

【携帯トイレ】

高速の渋滞などでトイレに行けない緊急時に役立ちます。また排水タンクとしても利用できます。

【サンダル】

脱ぎ履きしやすいサンダルは、買い出しやトイレ、近所の散策などに役立ちます。

【ミネラルウオーター】

車中泊でも水を使うことは少なくありません。飲料はもちろん、手や食器を洗ったり、ポリ袋に入れて口をしっかり閉じて脇や首筋にあてると涼を取れます。電源とケトルがあればお茶やコーヒーを入れたり、カップ麺を食べることも可能です。

※手や食器を洗う際には、携帯トイレやポリ袋(ティッシュや新聞紙を敷く)を簡易的なグレー(排水)タンクとして利用できます。

【新聞紙】

新聞紙は、敷く・包む・吸うなど何かと役に立ちます。また防寒にも効果も期待できます。

車中泊初心者にエブリイがおすすめ まとめ

室内が広く積載能力が高い上、燃費がよくエンジンもパワフル、純正アクセサリーが豊富で自分好みにカスタムしやすく、購入費も維持費も割安…と、軽バンの中でも特にエブリイをおすすめする理由はたくさんあります。

高額なキャンピングカーやバンコンでなくても、自分の工夫次第で楽しめるのが車中泊のよいところです。

SHOP BLUETTI

この記事から商品を購入する

この記事があなたの質問に答えますか?