キャンプにおける楽しみの1つである朝ごはん。
「美味しいものを食べたいけど、手間がかかるのは嫌だな」と思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、キャンプにおすすめの朝ごはん6選から、キャンプの朝ごはんを作るときのポイントや必要な道具までご紹介します。
キャンプで朝ごはんを食べた方が良い?
「キャンプのときぐらいゆっくり寝たいから、朝ごはんは食べなくても良いかな」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、朝ごはんを口にすれば、必要なエネルギーを補給し、脳をしっかり活性化させることができるのです。
何より、自然の中で食べる朝ごはんは美味しさも倍増するので、眠い身体を思い切って起こし、料理をしてみてください。
キャンプにおすすめの朝ごはん6選
こちらでは、キャンプにおすすめの手軽に作れる朝ごはん6選をご紹介します。
- ハムとチーズのホットサンド
- 卵液がしみ込んだフレンチトースト
- トマト缶で作るリゾット
- キャベツとツナのお好み焼き
- 落とし卵のうどん
- 卵とコーンのスープ
材料や作り方はもちろん、調理時間・カロリー・費用目安もお伝えしますので、チェックしてみてください。
ハムとチーズのホットサンド
チーズがとろとろのハムとチーズのホットサンドは、簡単に作れるので忙しい朝にもぴったり。
ホットサンドメーカーも持っている方は、そちらで作ってみるのもおすすめです。
【材料】
- 食パン 2枚
- 有塩バター 10g
- ハム 2枚
- とろけるチーズ 1枚
【作り方】
- フライパンにバターを入れて加熱し、食パン→ハム→チーズの順に乗せる
- チーズが溶けたら、1に食パンを乗せる
- 2を裏返し、焼き目がつくまで加熱して完成
調理時間 |
約15分 |
カロリー |
412kcal |
費用目安 |
100円前後 |
卵液がしみ込んだフレンチトースト
ふわふわしたフレンチトーストは、キャンプの朝に食べると幸せな気持ちになりますよね。
今回は、パン粉を使用した作り方をご紹介するので、卵液に漬け込む時間を省いて手早く完成させられますよ。
【材料】
- パン粉 30g
- 砂糖 小さじ1
- 卵 1個
- 牛乳 50cc
- 有塩バター 15g
- はちみつ 30g
【作り方】
- ボウルにパン粉・牛乳・砂糖を入れて混ぜる
- 1に溶き卵を入れて、さらに混ぜる
- フライパンにバターを入れて加熱し、2を流し入れて片面を3〜4分、弱火で焼く
- 焼き目がついたら取り出し、はちみつをかけて完成
調理時間 |
約15分 |
カロリー |
537kcal |
費用目安 |
100円前後 |
トマト缶で作るリゾット
トマトの旨味を詰め込んだリゾットなら、朝から元気をチャージできそうですね。
冬の寒いキャンプで作る朝ごはんとしてもぴったりでしょう。
【材料】
- ごはん 300g
- ソーセージ 4本
- にんにく 1かけ
- 玉ねぎ 1/2個
- パセリ 少々
- カットトマト缶 200g
- 有塩バター 20g
- 水 400cc
- ピザ用チーズ 30g
- 砂糖 ひとつまみ
- 塩 小さじ1/3
- コンソメ 小さじ1
【作り方】
- 玉ねぎ・パセリ・にんにくをみじん切り、ソーセージを1cm幅の斜め切りにする
- フライパンに1とカットトマト缶、水を入れ、中火で5分程加熱する
- 2に砂糖・塩・コンソメを加えて、弱火で5分程加熱する
- 3にバター、ご飯を加え、とろみが出るまで弱火で加熱した後、ピザ用チーズを入れる
- 4を混ぜたら器に盛り付け、パセリを散らして完成
調理時間 |
約40分 |
カロリー |
554kcal |
費用目安 |
500円前後 |
キャベツとツナのお好み焼き
「朝からがっつり食べたい」という方は、キャベツとツナのお好み焼きを作ってみましょう。
お好み焼きソースの香ばしい香りとマヨネーズのコクに、テンションが上がること間違いなしです。
【材料】
- 卵 2個
- ツナ缶 70g
- キャベツ 1/4個
- 紅生姜 15g
- 薄力粉 150g
- 和風顆粒だし 小さじ1/2
- 水 100cc
- サラダ油 大さじ2
- お好み焼きソース 適量
- マヨネーズ 適量
- かつお節 適量
- 青のり 適量
【作り方】
- ボウルに卵・和風顆粒だし・水を加えて混ぜる
- 1に薄力粉・ツナ缶・千切りにしたキャベツ・紅生姜を加え、さらに混ぜる
- フライパンにサラダ油を入れた後、2の生地を半分流し込み、焼き色がつくまで加熱する
- 3を裏返したらふたをし、弱火で5分程加熱する
- 器に盛り付け、お好み焼きソース→マヨネーズ→青のり→かつお節の順に乗せて完成
調理時間 |
約30分 |
カロリー |
692kcal |
費用目安 |
900円前後 |
落とし卵のうどん
ほっこりとした朝ごはんを食べたい方は、落とし卵のうどんがおすすめです。
短時間で調理できるうえ、費用も安く済むので、コスパの良い朝ごはんですよ。
【材料】
- ゆでうどん 1玉
- 卵 1個
- 刻んだねぎ 大さじ1
- かつお節 1/2袋
- めんつゆ(3倍濃縮) 30cc
- 水 400cc
【作り方】
- 鍋にめんつゆと水を入れ、中火で加熱する
- 1にうどんを加えてほぐし、卵を入れる
- ふたをして卵が半熟になるまで、弱火で3〜5分程加熱する
- 器に盛り付け、かつお節と細ネギをふりかけて完成
調理時間 |
約10分 |
カロリー |
336kcal |
費用目安 |
100円前後 |
卵とコーンのスープ
汁物が飲みたい方は、卵とコーンのスープを作ってみてはいかがでしょうか。
春雨が入っているので、通常のスープよりも食べ応えがアップしていますよ。
【材料】
- 卵 1個
- 春雨 20g
- コーンクリーム缶 1缶
- 水 400ml
- 鶏がらスープの素 大さじ1/2
- 塩こしょう 少々
- 片栗粉 大さじ1
- 水(水溶き片栗粉用) 大さじ1
【作り方】
- 鍋に、コーンクリーム缶・水・鶏ガラスープの素・水で戻した春雨を入れ、中火で加熱する
- 1の春雨が柔らかくなったら弱火にし、塩こしょうをかける
- 2に水溶き片栗粉を入れ、煮立たせた後に卵を入れる
- 3を軽く混ぜたら完成
調理時間 |
約15分 |
カロリー |
175kcal |
費用目安 |
100円前後 |
キャンプの朝ごはんを作るときのポイント
キャンプの朝ごはん作りを成功させるには、以下3つのポイントを意識してみましょう。
- 早起きする
- 残り物があればアレンジする
- 缶詰を使って時短調理をする
こちらでは、上記3つのポイントについて解説します。
早起きする
キャンプで美味しい朝ごはんを作るためにも、早起きにトライしてみましょう。
調理の時間が十分になければ、バタバタと慌ててしまい、失敗してしまうかもしれません。
予期せぬトラブルも想定し、頑張って早起きをしてみてください。
残り物があればアレンジする
前日の夜ご飯で余ったものがあれば、ぜひアレンジをしてみましょう。
「チャーハンが余ったからオムライスにしよう」など、少し手を加えれば、ゴミを出さず手軽に美味しい朝ごはんを作れます。
缶詰を使って時短調理をする
手早くキャンプの朝ごはんを作りたい方は、缶詰を利用するのもおすすめです。
焼き鳥缶やスパム缶、ツナ缶などを使えば、簡単に調理できるうえ、保存方法に頭を悩ませることなくお肉やお魚を食べられますよ。
キャンプの朝ごはんを作るために必要な道具は?
キャンプの朝ごはんを作るために必要な道具は、以下の通りです。
- ガスコンロ
- メスティン
- シェラカップ
- スキレット
- ホットサンドメーカー
- ポータブル電源
上記の道具を揃えて、手軽に美味しい朝ごはんを作っていきましょう。
ちなみに、「初心者向け デイキャンプ完全ガイド:持ち物リストあり」では、日帰りでキャンプを楽しむときに押さえておきたいことをお話していますので、こちらも参考にしてみてください。
ガスコンロ
キャンプで料理をする方は、ぜひガスコンロを用意してみてください。
ガスコンロは以下3種類に分けられるので、用途に応じて自分にぴったりなものを選んでみましょう。
- シングルバーナー:火口が1つあり、小型で持ち運びしやすいコンロ
- ツーバーナー:火口が2つあり、2品を同時に調理できるコンロ
- カセットコンロ:初心者でも扱いやすく、安定感のあるコンロ
メスティン
メスティンとは、アルミ製の飯ごうのことです。
炊飯はもちろん、煮たり焼いたりなど万能クッカーとして使えるため、キャンプで料理をする際は1つ持っておくと便利でしょう。
シェラカップ
シェラカップとは、金属製のカップを指します。
クッカーツールや食器として使用したり、目盛りがあるタイプで計量カップ代わりに利用したりと、幅広い使い道があるのが特徴です。
スキレット
スキレットとは、鋳鉄製の厚みがあるフライパンです。
一般的なフライパンよりも蓄熱性・保温性に優れており、熱伝導性も高いので、ジューシーな仕上がりが叶う道具といえます。
そのままテーブル並べて食器代わりにも使えるため、できるだけ荷物を減らしたい方にもぴったりでしょう。
ホットサンドメーカー
パンと具材を挟むだけで簡単にホットサンドを作れるホットサンドメーカー。
具材次第で簡単に様々な朝ごはんを作れるうえ、専用プレート付きのものはワッフルも自作できます。
手軽に美味しい朝ごはんを食べたい方は、ぜひホットサンドメーカーを検討してみてください。
ポータブル電源
キャンプの朝ごはんを手間をかけずに作りたい方は、ポータブル電源も用意しておきましょう。
様々な家電製品に電源を供給できるポータブル電源があれば、ホットプレートや電子レンジ、電気ケトルなどを使えるため、ガスコンロとは別途で調理することが可能です。
アウトドアシーンで冷蔵庫も使用できるので、お肉やお魚はもちろん、アイスやケーキなどのデザートも朝から食べられるでしょう。
BLUETTI AC240 大容量ポータブル電源は、2,000Wの高出力&3,000W電力リフトにより、電気ケトルや冷蔵庫、コーヒーメーカーなど多くの電化製品を動作させることが可能です。
さらに、ソーラーパネル充電やシガーソケット充電、AC高速充電など、多様な充電方法に対応しているため、アウトドアシーンでも安心して使えます。
また、IP65の防塵・防水性能から、灰や砂の侵入を防ぎ、水や湿気に耐える作りになっているのも特徴の1つ。
埃や泥、塩害が心配な場所から洋上、さらに雨の日まで、あらゆるシーンで活躍できるポータブル電源だからこそ、キャンプ好きのあなたにぴったりです。
さらに、用途に応じて拡張バッテリーB210の増設が可能なので、1,536Whから10,136Whまで容量を拡張できるのも大きな特徴でしょう。
キャンプなどのアウトドアシーンでは、電気を使えなくなる状況は非常に困るもの。
万が一を想定しておけば、普段使う電化製品を数日間に渡って動かし続けることができるので、目一杯キャンプを楽しみたい方はぜひ検討してみてください。
まとめ
キャンプで手軽で美味しい朝ごはんを食べられれば、1日を気分良く始められますよね。
今回ご紹介した朝ごはんは、どれも簡単に作れるものばかりなので、次のキャンプでぜひトライしてみてください。