「車中泊に最適なポータブル電源を知りたい!」という方は多いでしょう。
ポータブル電源は様々な機種があるので、どれが用途にぴったりのものなのか迷ってしまいますよね。
今回は、車中泊で活躍するポータブル電源の選び方や、車中泊におすすめのポータブル電源3選をご紹介します。
さらに、車中泊にポータブル電源がおすすめな理由なども解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
車中泊に役立つ「ポータブル電源」とは?
車中泊に役立つ「ポータブル電源」とは、持ち運べて様々な家電を動かせる電源のこと。
モバイルバッテリーと比べて容量が大きく、USB以外にもACコンセントといった幅広い出力ポートに対応しているのが特徴です。
ポータブル電源は機種によって容量が異なりますが、大容量なら電気ケトル・ドライヤー・調理家電などを動かせるものもあります。
車中泊にポータブル電源がおすすめな理由
車中泊にポータブル電源がおすすめな理由は、以下の通りです。
- 調理家電を使って車内で料理ができる
- 冷蔵庫を使えば旅先で買った食材を保冷できる
- 扇風機や電気毛布で暑さ・寒さ対策ができる
- ドライヤーでヘアセットができる
- スマホやノートパソコンなどの充電ができる
- 車のバッテリー負担軽減になる
電気ケトルやIH調理器、ホットプレートなどをポータブル電源で動かすことで車内で火を使わずに料理をすることができます。
他にも、車中泊では「夏の暑さや冬の寒さで良く眠れなかった」ということがありがちですが、ポータブル電源なら扇風機・ポータブルクーラー・電気毛布などを使えます。
ポータブル電源を使用して車中泊することで、車のバッテリー負担軽減にもつながるでしょう。
車中泊で活躍するポータブル電源の選び方
車中泊で活躍するポータブル電源の選び方は、以下の6つです。
- 使う家電に合わせて容量を選ぶ
- 出力ポートの種類や数で選ぶ
- 充電速度で選ぶ
- ソーラーパネル充電に対応しているかで選ぶ
- 家電を安心して使える正弦波の製品を選ぶ
- アウトドアに持ち運びやすい製品を選ぶ
こちらでは、上記6つの選び方について解説していきます。
使う家電に合わせて容量を選ぶ
車中泊で活躍するポータブル電源を選ぶ際は、使用する家電の消費電力を考慮して容量を決めましょう。
消費電力の大きい家電を長時間使用する場合、大きな容量のポータブル電源が必要なこともあります。
およそ必要なポータブル電源の容量を調べ、余裕を持った容量の機種を選択しましょう。
1,500Wのポータブル電源でどんなことができるかを「1500Wのポータブル電源で何ができる?選び方やおすすめ製品を紹介」でも解説しています。
出力ポートの種類や数で選ぶ
出力ポートの種類や数もチェックして選ぶのがおすすめです。
出力ポートは、AC・USB-A・USB-C・DC・ワイヤレス充電などがあるので、使用する家電に対応したものを選びましょう。
また、機種によってはACコンセントやUSBの数などが異なるため、「同時に多くの電子機器の充電をしたい」といった場合、出力ポートの数も重視して確認すると良いですね。
充電速度で選ぶ
充電速度で選ぶという方法もあるでしょう。
ポータブル電源によっては急速充電に対応している機種があり、対応していない機種と比べると充電時間が大きく異なる場合があります。
「車中泊に出かけることが多く、出発時間までの短い間に充電したい」という方は、どの程度の時間で充電できる機種か考慮しましょう。
ソーラーパネル充電に対応しているかで選ぶ
ソーラーパネル充電に対応しているかを確認するのも大切です。
対応している機種であれば、ソーラーパネルと組み合わせることで太陽光を使って充電でき、節電対策にもなります。
持ち運べるソーラーパネルなら、電気の心配をせずに車中泊を楽しめるでしょう。
家電を安心して使える正弦波の製品を選ぶ
ポータブル電源を選ぶ際は、家電を安心して使える正弦波の製品を選ぶと良いでしょう。
正弦波は出力波形の1種で、規則正しくなめらかな曲線であるのが特徴であり、家電のほとんどは正弦波に対応するように作られています。
他にも、「矩形波」や「修正正弦波」といった出力波形のポータブル電源がありますが、比較的安価である一方、家電によっては不具合や故障が起きてしまうことも考えられるので避けるのが無難です。
アウトドアに持ち運びやすい製品を選ぶ
アウトドアに持ち運びやすい製品を選ぶという方法もあります。
ポータブル電源は、容量が大きくなるにつれて重量も重くなる傾向にあるため、持ち運びやすくデザインされた機種がおすすめです。
例えば、サイズが比較的コンパクトに設計されていたり、取っ手付きのデザインだったりなどはアウトドア用途にぴったりでしょう。
【車中泊に最適】ポータブル電源おすすめ3選
車中泊におすすめのポータブル電源3選は、以下の通りです。
- コンパクトサイズでもパワフルなBLUETTI AC70
- 大容量と急速充電ならBLUETTI AC180
- 防水防塵性能ならBLUETTI AC240
こちらでは、上記3機種の特徴についてそれぞれ解説していきます。
コンパクトサイズでもパワフルなBLUETTI AC70
コンパクトサイズでもパワフルなBLUETTI AC70は、「気軽に車中泊やキャンプで家電を使いたい」という方におすすめのポータブル電源です。
本体のサイズは314.0mm × 209.5mm × 255.8mmとコンパクトながら、容量が768Wh、出力が1,000Wと幅広い家電が使えるパワフルさがあります。
例えば、冷蔵庫(120W)なら4.7時間、電気ケトル(500W)なら1.2時間稼働させたりといったように電力供給ができます。
さらに、最大2,000Wまで出力を上げる電力リフト機能を備えていることから、定格消費電力2,000Wまでの電熱線搭載の家電も使用可能です。
パワフルな機能が付いているBLUETTI AC70はAC高速充電にも対応しており、45分で0から80%まで充電できるため、頻繁に車中泊をする方も手軽に充電して持ち出せます。
もちろん、ソーラーパネルからの充電にも対応しているため、持ち運べるソーラーパネルとBLUETTI AC70をアウトドアに持っていくことで外出先での太陽光発電もできます。
最大500Wのソーラー充電に対応しているので、天気などの条件によっては2時間でフル充電することもでき、災害時の発電にも適しているといえます。
大容量と急速充電ならBLUETTI AC180
大容量と急速充電ならBLUETTI AC180がおすすめです。
車中泊で電気調理器を使って料理をしたり、プロジェクターで動画鑑賞をしたりなど、「思う存分楽しみたい」という方は、BLUETTI AC180のような大容量のモデルが最適です。
BLUETTI AC180は容量が1,152Whと大きく、出力が1,800Wと高いのが特徴で、以下のように家電を使用することができます。
- スマホ(15W)は約62回充電できる
- LEDライト(10W)は約35時間使用できる
- 車用冷蔵庫(60W)は約15時間使用できる
- 炊飯器(200W)は約4.4時間稼働できる
- プロジェクター(220W)は約4時間使用できる
- 電子レンジ(600W)は約1.5時間使用できる
これほど大容量なポータブル電源であるにも関わらず、最大1,440W入力の急速充電に対応しており、45分あれば0から80%の充電をすることもできます。
さらに、サイズもコンパクトで、取っ手付きのデザインになっているなど、持ち運びを考えられた設計になっているのもアウトドアに持ち出しやすいポイント。
ソーラーパネルからの充電にも対応しているので、「自宅で太陽光発電をして節電対策をしたい」という方にもおすすめなポータブル電源といえます。
防水防塵性能ならBLUETTI AC240
「屋外で使用することが多いから、耐久性の高いポータブル電源がほしい」という方は、防水防塵性能の優れたBLUETTI AC240が一押しです。
BLUETTI AC240は、IP65の防塵防水性能があり、雨・埃・泥・塩害といったポータブル電源を使用するうえで気になる環境でも使用できるのが特徴です。
IPとは保護等級であり、電子機器の防水や防塵の能力を表したもの。
BLUETTI AC240の「IP65」という等級は、「粉塵の侵入がなく」「あらゆる方向からの水の直接噴流でも影響を受けない」ことを示すため、高い性能があることがわかります。
もちろん、ポータブル電源としての容量や出力もパワフルです。
容量は1,536Whと大きく、出力も2,000Wと高いため、消費電力の大きい家電でも長く使用できる特徴があります。
さらに、拡張バッテリーを最大4台まで増設することができ、なんと合計10,136Whという容量へ拡張することも可能なのがBLUETTI AC240の魅力です。
容量拡張ができるため、「アウトドアで数日間電気製品を使いたい」や「災害時の非常用電源として使いたい」という方にもおすすめできるポータブル電源だといえます。
まとめ
車中泊にポータブル電源があると、「調理家電で料理ができる」「扇風機や電気毛布で暑さ寒さ対策ができる」など、様々なメリットがあります。
ポータブル電源を選ぶ際は、容量の大きさや出力ポートの種類や数といった項目をチェックすると良いでしょう。
車中泊には今回ご紹介した3機種はそれぞれ用途ごとにおすすめなので、ぜひ参考にしてみてください。