この記事では北海道で車中泊をする魅力や注意点について解説します。広大な自然を楽しめる北海道は社有泊で回るのにも最適ですが、北海道ならではの注意点も存在します。北海道で車中泊を楽しみたい方はぜひご覧ください。
北海道を車中泊で移動する魅力
北海道の壮大な自然と広大な土地を巡るのに車中泊での移動・宿泊は最適な選択肢といえるでしょう。北海道を車中泊で旅する魅力について掘り下げていきます。
豊かな自然が楽しめる
北海道は、壮大な山々、広大な草原、クリスタルブルーの湖、そして四季折々の花々といった、日本で最も豊かな自然環境の一つを有しています。行く土地によっても、季節によっても、また違った魅力が楽しめるのも大きなポイントと言えるでしょう。
自然の中での車中泊では朝目覚めた瞬間からこれらの自然美を身近に感じることができます。
移動の時間待ちのストレスがない
北海道は非常に広大であり、エリアの移動には長い時間がかかります。車中泊を選択すれば、公共交通機関や宿のチェックインの時間に縛られることなく、好きな時に好きな場所へと移動できます。また、見逃してはならない景色や突然の天候変化にも柔軟に対応可能です。
自由自在に移動できる
北海道には広大な自然がありますが、場所によっては公共交通機関を使ってのアクセスが難しいエリアも少なくありません。バスや電車を1本逃すと予定を大幅に変更せざるをえない場合もあるのです。
車中泊であれば、予定をしっかりと決めず、偶然見つけた隠れた名所を探索することもできます。寄り道や思いがけず出会った景色に長く留まれることも、車中泊の大きな魅力です。
宿泊や移動の費用がおさえられて経済的
北海道旅行の大きな負担となるのが、宿泊費と移動費です。特に繁忙期には、宿泊費は高騰し、予算を圧迫することも少なくありません。車中泊ならば、この宿泊のコストや交通費を大幅に削減できます。その結果、旅行のコストパフォーマンスが向上し、節約した予算を現地での経験に充てることができます。
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北海道で車中泊をするには?
北海道での車中泊は、広大な自然を満喫しながら自由に旅をする素晴らしい手段です。車中泊を楽しむには自家用車とレンタカー、2つの方法があります。それぞれの方法や注意点について見ていきましょう。
自家用車で車中泊をする場合
自家用車で車中泊をする場合、車の中に必要な装備を全て用意して車ごと北海道に移動します。青森から陸路で行く手段と、北海道行きのフェリーに自家用車を積載する方法があります。
運転し慣れた愛車を使えること、事前に準備を進めやすいことが大きなメリットですが、北海道までの移動時間やコストがかかります。
また、車両のメンテナンスを事前に確認しておくことが重要です。特に、冬場の北海道は雪道が多くなるため、スノータイヤやチェーンなど、雪道対策も万全にしておきましょう。
レンタカーで車中泊をする場合
レンタカーを車中泊で旅行を楽しむ期間、現地で借りる方法もあります。遠方からでも移動に時間や費用をかけず、車中泊を楽しむことができます。
レンタカーで車中泊をする場合、レンタカー会社が提供する車種の中から、車中泊に適したモデルを選択しましょう。例えば、背が高く広々とした室内のあるSUVやワゴンタイプの車両がおすすめです。
車中泊のためのグッズは持参する、現地調達するといった方法を取ります。レンタカー会社から車中泊用の装備をレンタルできる場合もありますので、ぜひ確認してみてください。
北海道の車中泊おすすめスポット7選
北海道で車中泊でまわりたいおすすめスポットについて紹介します。
知床半島
ユネスコ世界自然遺産に登録されており、手つかずの大自然が広がっています。車中泊をしながら、野生の動物や壮大な景色を楽しむことができます。
阿寒湖
アイヌ文化と豊かな自然が共存する場所です。湖畔での車中泊は、静寂な時間を過ごすことができ、周辺には温泉施設も多くあります。
富良野
広大なラベンダー畑で有名な富良野は、夏の訪問が特におすすめです。色鮮やかな花々と美しい風景の中で、のどかな時間を過ごせます。
層雲峡
壮大な峡谷美と温泉で知られるスポットです。冬には氷瀑祭りが開催され、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
大雪山国立公園
北海道の屋根とも呼ばれる大雪山は、登山やトレッキングに最適。車中泊をしながら、北海道の自然を堪能できます。
函館
函館山からの夜景は世界三大夜景の一つ。歴史的な建物や海鮮市場も楽しめるため、車中泊の旅で立ち寄りたい場所の一つです。青函トンネルの北海道側の出口でもあるため、青森からの車中泊では非常にアクセスが良い場所です。
登別温泉
北海道を代表する温泉地の一つで、地獄谷などの自然景観も楽しめます。温泉街の雰囲気を感じながらの車中泊は、非日常の体験です。
北海道で車中泊をする際の注意点
北海道での車中泊は、壮大な自然を体験できる一方で、環境や気候の厳しさに注意する必要もあります。安全かつ快適な車中泊を実現するために、以下のような注意点を考慮することが重要です。
季節に応じた適切な準備を行う
北海道の季節は極端な気候変動をもたらします。夏は涼しくて快適な一方で、冬は非常に寒く、雪が深いことがあります。
そのため、旅行の時期に応じて、適切な衣類、寝具、防寒具、防虫対策などの準備が必要です。夏であれば、日中の暑さ対策としてサンシェードや扇風機、冬は十分な保温材料と暖房器具を用意しましょう。
初心者は冬季の車中泊は控える
北海道の冬は非常に厳しく、車中泊には適切な準備と経験が必要です。そのため、車中泊初心者、特に雪道に慣れていない方は冬季の車中泊はおすすめしません。
気温が低いだけでなく、積雪量も多いため、冬キャンプのための技術・経験・装備と雪道を運転する技術、必要に応じて計画を変更する判断力も要します。
凍結や積雪、低温での生活は初心者には困難が伴うこともありますので、経験を積んでからの挑戦をお勧めします。また、可能であれば、冬季の車中泊経験者と一緒に行動することが望ましいです。
宿泊場所はあらかじめよく調べる
公共の駐車場やキャンプ場など、車中泊が許可されている場所を事前に調査しましょう。不適切な場所での車中泊は、トラブルの原因になることもあります。また、人気の観光地や施設近くでは、車中泊が禁止されている場合があるため、事前の情報収集が大切です。
また、車中泊可能なエリアであっても、夏季休暇シーズンなどは人気のエリアでは埋まってしまう可能性もあるため、予備の選択肢なども含めて下調べすることがおススメです。
必要な物品は多めに買って備えておく
北海道は道路が長く、地域によってはコンビニエンスストアやスーパーマーケットが少ないケースや、夜間や早朝には営業していないケースもあります。水や食料、燃料などの必要な物品は予め余裕を持って購入し、追加購入できる場所を見つけたら適宜早めに買い足すことが重要です。
緊急時の通信手段を用意しておく
携帯電話の充電器やポータブルバッテリー、緊急時に役立つアプリのインストールなど、通信手段を確保しておきましょう。また、北海道の一部地域では携帯電話の電波が届かないことがあるため、事前に地図やガイドブックを準備しておくことも大切です。
油断せず、周囲に気を付ける
北海道の自然豊かなエリアでは直線的な道が多く、車通りが少ないため、油断してスピードを出しがちです。しかし、そのぶん居眠り運転など重大な事故につながる可能性もあるため、注意しましょう。他の車も同様に油断している可能性があるため、思わぬ事故につながる可能性もあります。
安全に見えるからといって慢心することなく、常に安全運転を心がけましょう。また、野生動物との衝突も時に重大な事故になりえるため、注意が必要です。
北海道の車中泊をサポートするポータブル電源:AC240
【AC240仕様】
容量 1,536Wh
出力 2,000W
同時接続数 9
重量 33kg
本体サイズ 419.5mm × 293.5mm × 409.5mm
AC240はあらゆる環境下でも使い続けることができる、高耐久・大容量のポータブル電源です。IP65の防水・防塵性能は北海道の自然環境の中でのキャンプの中でも耐えることができる耐久性をもっており、初心者から上級者まで使い続けることができます。
本体のサイズ、重さは車に積み込んで車中泊を楽しむのに適しており、1,536Whの大容量は北海道の長距離の移動、長期間の車中泊の中でも活躍します。
ソーラーパネルと組み合わせることで、太陽光充電も可能になるため、組み合わせるとさらに利便性が上がります。
車中泊をはじめとする様々なアウトドアアクティビティで活躍するため、アクティブな休暇を楽しまれる方はまず1台所有したいアイテムと言えるでしょう。
まとめ
北海道で楽しむ車中泊について解説しました。広大な自然を持つ北海道は車中泊で移動も含めて楽しむのに最適なエリアです。一方で、面積が大きいためガソリンや物資の補給に気を付けなければならない点や冬季の場合は雪対策も重要となってくる点に注意する必要があります。
今回紹介した内容を参考に、しっかりと準備を行い北海道の車中泊を楽しんでみてください。
BLUETTIでは車中泊に最適なポータブル電源を多く用意しています。車に積載し、本格的な車中泊生活を支える大容量モデルから、外に持ち出すのに優れた計量モデルまで様々なニーズにお応えしますので、興味のある方はぜひご覧ください。