キャンプでピザを作る7つの方法。生地作りの手順も紹介

「キャンプでピザを作るのは難しく感じる…」という方は多いのではないでしょうか。

しかし、実は身近な道具を使って作る方法もあるため、キャンプで美味しいピザを味わうことは意外と簡単にできてしまうものです。

今回は、キャンプでピザを作る7つの方法と、ピザ生地作りをする手順をご紹介します。

さらに、キャンプで作りたいピザのレシピ4選や、キャンプでピザを簡単につくるためのポイントなどについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

キャンプでピザを作る7つの方法

キャンプでピザを作る7つの方法

キャンプでピザを作る7つの方法は、以下の通りです。

  1. ダッチオーブン
  2. アウトドア用ピザ窯
  3. スキレット
  4. フライパン
  5. メスティン
  6. ホットサンドメーカー
  7. アルミホイル

こちらでは、上記7つの方法を解説します。

ダッチオーブン

ダッチオーブンでピザを作るには、以下の方法で行います。

  1. 真っ赤に燃えた炭の上に蓋をしたダッチオーブンを乗せ、蓋の上にも炭を乗せて10分ほどしっかり予熱する
  2. ダッチオーブンに底網を置き、その上にクッキングシートとピザ生地を置く
  3. 蓋をして、蓋の上に多めの炭を乗せて3~5分様子を見ながら焼いて完成

蓋の上からも熱し、上火も強くするのが美味しく焼くポイントです。

アウトドア用ピザ窯

アウトドア用ピザ窯でピザを作るには、以下のような方法があります。

  1. 400℃以上に予熱する
  2. ピザ生地を入れ、様子を見て生地を回転させながら60~90秒ほど焼いて完成

アウトドア用ピザ窯は折り畳んで持ち運べるタイプもあるので、キャンプにぴったりですね。

スキレット

スキレットでピザを作るには、以下の方法で行います。

  1. スキレットにオリーブオイルをひき、その上にピザ生地を乗せる
  2. 強火で2~3分様子を見ながら焼き、裏面がこんがりと焼く
  3. 火からおろして表面をガスバーナーで炙れば完成

上記のように、キャンプで使うことの多いスキレットを活用すれば、ピザが簡単に焼けてしまいます。

フライパン

フライパンでピザを作るには、以下の方法で行います。

  1. フライパンに油をひき、弱火でトッピングしていないピザ生地を両面焼く
  2. 好みのトッピングをして弱火で10~13分焼いて完成

フライパンで作る場合は弱火でじっくりと焼くのがポイントですよ。

メスティン

メスティンでピザを作るには、以下の方法で行います。

  1. クッキングシートにピザ生地を乗せる
  2. クッキングシートごとピザ生地をメスティンの中に入れ、蓋をする
  3. 3~5分焼き、チーズがとろけていない場合はガスバーナーで表面を炙って完成

メスティンでピザを焼く場合は、メスティンの形に合わせてクッキングシートを切ったり、ピザ生地を小さ目に成形したりしましょう。

ホットサンドメーカー

ホットサンドメーカーでピザを作るには、以下の方法で行います。

  1. クッキングシートにピザ生地を乗せる
  2. ホットサンドメーカーにクッキングシートごとピザ生地を乗せる
  3. ホットサンドメーカーを閉じて3~5分加熱して完成

ホットサンドメーカーでピザを焼くときは、上にも炭を乗せて焼くと美味しく焼き上がりますよ。

アルミホイル

アルミホイルでピザを焼くには、以下の方法で行います。

  1. クッキングシートにピザ生地を乗せる
  2. アルミホイルにクッキングシートごとピザ生地を乗せる
  3. もう1枚アルミホイルを取り出し、そちらにはオリーブオイルをひく
  4. オリーブオイルをひいたアルミホイルをピザ生地にかぶせ、生地を包むようにアルミホイルのふちを閉じる
  5. 焼き網の上で3~5分焼いたら完成

アルミホイルで包みながら焼くことにより、もちもち食感のピザになりますよ。

キャンプでピザ生地作りをする手順【4ステップ】

キャンプでピザ生地を作る際は、以下の4ステップで進めていきましょう。

  1. ステップ1:材料を用意する
  2. ステップ2:ボウルに材料を入れて混ぜ合わせる
  3. ステップ3:20~30分ほど発酵させる
  4. ステップ4:生地を伸ばす

こちらでは、上記4ステップをそれぞれ解説していきます。

ステップ1:材料を用意する

まずは、以下のピザ生地の材料を用意しましょう。

  • 薄力粉 50g
  • 強力粉 50g
  • 砂糖 小さじ1
  • 塩 小さじ3分の1
  • ドライイースト 小さじ1
  • オリーブオイル 小さじ1
  • 水 60cc

上記が4人分の生地の分量なので、人数に合わせて調整してくださいね。

ステップ2:ボウルに材料を入れて混ぜ合わせる

ボウルに先ほどの材料を入れて混ぜ合わせます。

粉気がなくなるまでしっかり混ぜるのがポイントです。

その後、平らな場所に生地を置き、表面が滑らかになるまでこねます。

ステップ3:20~30分ほど発酵させる

こねた生地を丸めてボウルに生地を戻したら緩くラップをし、20〜30分ほど発酵させます。

生地がひと回り大きくなるくらいが発酵完了の目安となります。

ステップ4:生地を伸ばす

まな板などの平らな場所に打ち粉をし、発酵させた生地を置きます。

指の腹を使って生地のガスを抜きながら、直径20cmの大きさになるまで伸ばしていきます。

生地の一番外側を少し盛り上がらせてふちを作り、生地の出来上がりです。

キャンプで作りたい!ピザのレシピ4選

キャンプで作りたいピザのレシピ4選は、以下の通りです。

  1. 生ハムとオリーブのピザ
  2. 照り焼きマヨネーズチキンピザ
  3. トマトとズッキーニのチーズピザ
  4. マシュマロのデザートピザ

こちらでは、上記4つのレシピについて解説します。

生ハムとオリーブのピザ

生ハムとオリーブを使ったちょっと贅沢なピザは、ワインなどにも相性抜群です。

【材料】

  • ピザ生地
  • 生ハム 4枚
  • ミニトマト 4個
  • 輪切りのブラックオリーブ 20g
  • ルッコラ 2分の1袋
  • ピザソース 大さじ4
  • ピザ用チーズ 40g
  • 粉チーズ 適量
  • コショウ 少々

【作り方】

  1. ピザ生地にピザソースとピザ用チーズを乗せ、「キャンプでピザを作る7つの方法」で紹介した手順で焼く
  2. ピザ生地が焼き上がったら、ルッコラ・ブラックオリーブ・ミニトマト・生ハムをトッピングし、最後に粉チーズとコショウをまぶせば完成

調理時間

約20分

カロリー

203kcal

費用目安

800円前後

照り焼きマヨネーズチキンピザ

濃厚な照り焼きとマヨネーズで「がっつり食べたい」という方におすすめのメニューです。

【材料】

  • ピザ生地
  • 鶏もも肉 150g
  • 玉ねぎ 2分の1個
  • オリーブオイル 大さじ1
  • ピザ用チーズ 60g
  • マヨネーズ 適量
  • 刻み細ねぎ 適量
  • 刻みのり 適量

照り焼きソース用

  • 酒 大さじ1
  • みりん 大さじ1
  • 砂糖 小さじ2
  • しょうゆ 大さじ1と2分の1

【作り方】

  1. 玉ねぎを薄切りにし、鶏もも肉を1.5cm角に切る
  2. フライパンにオリーブオイルを入れて玉ねぎと鶏肉を加え、中火で炒める
  3. 鶏肉の色が変わったら、照り焼きソースの材料を全て入れてとろみがつくまで炒め、冷ましておく
  4. ピザ生地に炒めたものを乗せ、ピザ用チーズをまぶして「キャンプでピザを作る7つの方法」で紹介した手順で焼く
  5. 焼き終えたら、ピザ生地にマヨネーズ・刻み細ねぎ・刻みのりを乗せて完成

調理時間

約30分

カロリー

650kcal

費用目安

500円前後

トマトとズッキーニのチーズピザ

ズッキーニが良い味わいを出し、バジルが香るピザです。

「たっぷりの野菜が食べたい」という方におすすめの一品ですよ。

【材料】

  • ピザ生地
  • トマト 1個
  • ズッキーニ 4分の1個
  • ケチャップ 適量
  • ピザ用チーズ 適量
  • バジル 適量
  • コショウ 少々
  • パセリ 少々
  • オリーブオイル 少々

【作り方】

  1. トマトとズッキーニを薄くスライスする
  2. ピザ生地にケチャップをまんべんなく塗り、上からトマト・ズッキーニ・チーズ・バジルを乗せて「キャンプでピザを作る7つの方法」で紹介した手順で焼く
  3. 焼き上がったらコショウ・パセリ・オリーブオイルをまぶして完成

調理時間

約20分

カロリー

406kcal

費用目安

300円前後

マシュマロのデザートピザ

オーソドックスなピザを食べた後は、マシュマロのデザートピザでスイーツ気分を味わいましょう。

【材料】

  • ピザ生地
  • マシュマロ 50g
  • ミルクチョコレート 100g

【作り方】

  1. ピザ生地にチョコレートを乗せ、「キャンプでピザを作る7つの方法」で紹介した手順で焼く
  2. マシュマロを乗せて再度弱火で5分ほど加熱して完成

調理時間

約20分

カロリー

181kcal

費用目安

300円前後

キャンプでピザを簡単につくるためのポイント

キャンプでピザを簡単につくるためのポイント

キャンプでピザを簡単につくるためのポイントは、以下の3つです。

  1. 自宅で作った生地を持って行く
  2. こねるときは袋に入れる
  3. 発酵しやすいように調整する

こちらでは、上記3つのポイントを解説します。

自宅で作った生地を持って行く

キャンプ場で生地を作るよりも、自宅で作った生地を持って行く方が簡単です。

材料を混ぜたり生地をこねたりする作業は自宅の環境の方が行いやすいため、「キャンプ場で生地を作るのは面倒」と感じる方は持って来た生地を焼くのがおすすめですよ。

こねるときは袋に入れる

キャンプ場で生地をこねるときは、袋に入れるのが一押しです。

袋の中に入れてこねることで、手やアウトドアテーブル、ボウルが汚れないため後片付けが楽になりますよ。

発酵しやすいように調整する

キャンプ場など屋外で発酵させる場合は外気温が影響するため、上手く調整することが大切です。

例えば、冬場は気温が低いため、ぬるま湯を大きめのボールに入れ、その上から生地の入ったボールを乗せることにより、生地が発酵しやすい28〜40℃に近づきやすくなります。

お湯を作る方法については「ポータブル電源でケトルは使える?使用時のメリットと注意点を徹底解説」の記事も参考にしてみてください。

キャンプでピザを作るなら!便利なグッズとは?

キャンプでピザを作るなら!便利なグッズとは?

キャンプでピザを作るなら、「BLUETTI AC200L大容量ポータブル電源」があると便利なのでおすすめです。

ポータブル電源でIH調理器を動かしてピザを作ることで、火を起こす必要がなくボタン1つで調理ができ、安定した火力でピザ作りが簡単になります。

IH調理器を使用する際は大きな消費電力が必要になりますが、BLUETTI AC200Lなら2,048Whの大容量、2,000Wの高出力なので安心してピザ作りに専念できますよ。

また、電気を使った調理なら火災や一酸化炭素中毒のリスクも低く、小さな子どもと一緒にキャンプする際も安心してピザ作りができるでしょう。

BLUETTI AC200Lがあれば、ピザ作りなどの調理以外でもキャンプでスマホやPCの充電をしたり、ポータブル冷蔵庫や電子レンジを使うといった活用方法も検討できます。

さらに、大容量ポータブル電源だからこそ、台風や地震といった災害によって停電になった際の電源として活用することも可能です。

ソーラーパネルと組み合わせればより防災対策に最適で、停電時でも晴れていれば太陽光発電によって電力確保ができるでしょう。

このように、BLUETTI AC200Lはキャンプでのピザ作りだけでなく防災対策など幅広い用途で活躍する優れた製品なのです。

まとめ

キャンプでピザを作るのは難しく感じる方も多いと思いますが、実際はフライパンやアルミホイルなどがあれば作れる料理です。

今回ご紹介した7つの方法やレシピを参考に、ぜひアウトドアでのピザ作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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