初めてのソロキャンプで迷ってしまうのが、どんな道具を持っていくべきかということ。
キャンプで使用する道具は様々なので、何を用意すれば良いのかわからなくなりますよね。
今回は、ソロキャンプの道具を選ぶときのポイントや、ソロキャンプで用意したい道具13選についてご紹介します。
さらに、ソロキャンプの道具を選ぶときの注意点もお話しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ソロキャンプの特徴とは?
1人でキャンプを楽しむ「ソロキャンプ」には、以下のような特徴があります。
- 自分だけの時間を過ごせる
- 気楽なキャンプができる
- こだわりを追求できる
ソロだからこそ、ゆっくりと流れる時間の中で、自分の思うがままに過ごすことが可能です。
ひたすら読書をしたり、いろんな料理を作ったりと、仲間を気にせずマイペースに楽しんでも全く問題ありません。
さらに、周りに合わせず自分の好みをとことん追求したキャンプをすることもできるので、こだわり抜きたい方にもおすすめでしょう。
ソロキャンプの道具を選ぶときのポイント
ソロキャンプで使う道具は、以下2つのポイントを押さえて選んでみましょう。
- できるだけ軽量な道具を選ぶ
- コンパクトに収納できる道具を選ぶ
上記2つのポイントについてお話します。
できるだけ軽量な道具を選ぶ
ソロキャンプを楽しむためには、できるだけ軽量な道具を選んでみましょう。
高性能であっても重量を感じるものは、持ち運びに苦労することが多いです。
特に、バイクや徒歩での移動を考えている方は、軽量の道具を選ばなければキャンプ場まで辿り着くことも一苦労になってしまいます。
キャンプ場からサイトまで移動する際も、重量のある道具を運ぶのは大変なので、誰も手伝う人がいないことをふまえたうえで道具を選んでみてください。
コンパクトに収納できる道具を選ぶ
ソロキャンプでは、コンパクトに収納できる道具がおすすめです。
快適なキャンプをするにはいくつもの道具が必要ですが、ソロキャンプは1人で全てを運ばなければいけません。
このため、かさばるものばかりを選ぶと荷物が大きくなり、行き帰りが大変になってしまいます。
コンパクトに収納でき、1人でも持ち運べるサイズ感の道具を選んでみてください。
ソロキャンプで用意したい道具13選
こちらからは、ソロキャンプで用意したい13の道具について解説します。
- テント
- 寝袋
- マット・コット
- チェア
- テーブル
- ランタン
- 焚き火台
- 調理器具
- 食器類
- クーラーボックス
- 扇風機や虫除けスプレー
- 電気毛布やストーブ
- ポータブル電源
ソロキャンプが初めての方やまだ挑戦して日の浅い方は、ぜひ参考にしてみてください。
テント
まずは、キャンプ場の家となるテントを選んでみましょう。
サイズ感は、荷物を置いてもくつろげるように2人用のテントを選ぶのがおすすめです。
また、1人で無理なく設営できるかどうかも、購入時に考えたいところ。
例えば、ペグを打たなくても設営できるテントなら、初心者の方でも安心ですし、場所を選ばずにキャンプができるでしょう。
寝袋
ソロキャンプで快適な睡眠をとるためにも、自分にぴったり合う寝袋を選びましょう。
寝袋を探す際は、キャンプする時期や場所の天気・気温を調べ、それに対応する製品を見つけることから始めてみてください。
また、広々としたスペースで眠りたい方は布団のような「封筒型」、保温性を重視したい方はミノムシのような形の「マミー型」がgood。
中綿素材も、水濡れに強くて安いポリエステルか、軽くて保温性の高い羽毛かを選んでみましょう。
マット・コット
キャンプで睡眠をするときは、寝袋の下にマットかコットを敷きます。
マットやコットは、地面の硬さや凹凸を軽減してより良い寝心地につなげられたり、地面から伝わる冷気を遮断してくれたりする道具です。
ソロキャンプの場合、軽量で準備する手間が少なく、収納サイズもコンパクトにできるようなものを選んでみると良いでしょう。
チェア
ソロキャンプでリラックスするためにも、チェアは必ず用意しておきましょう。
シンプルな構造で作られており、少ない力で組み立てられるものなら、1人で楽しむキャンプにもぴったり。
チェアは、主に以下2つの種類に分けられるので、ソロキャンプのスタイルに応じてどちらを選ぶか検討してみてください。
- ハイチェア:座面が高く、立ち上がりやすい
- ローチェア:低重心でリラックスしやすい
テーブル
ご飯を食べるなど、何かしらの作業を行ううえで、テーブルも必須の道具ですね。
ソロキャンプで使用するテーブルは、チェアに合わせたものを選ぶのがポイントです。
ハイチェアなら高さ60〜70cm程度、ローチェアなら10〜40cm程度の高さを目安に探してみてください。
また、荷物を軽くしたい場合はアルミ製、焚き火台の近くに置きたい場合はスチール製・ステンレス製といったように、求める機能も考慮しながらテーブルを選んでみましょう。
ランタン
キャンプ場は、夜になると真っ暗になるので、安全に行動するためにもランタンを用意しておきましょう。
ランタンには様々な種類がありますが、初めてのソロキャンプなら簡単に扱えるLEDランタンがおすすめ。
他の種類も検討してみたい方は、「キャンプにぴったりのランタンとは?種類や選び方、注意点を押さえておこう」の記事で解説していますので参考にしてみてください。
焚き火台
のんびりと炎を見たり、料理を作ったりなど、焚き火台があればよりソロキャンプを楽しむことができます。
厚さ2cm、重さ500g以下など、持ち歩きやすい焚き火台なら、できるだけコンパクトな荷物にしたいソロキャンプに一押しです。
さらに、パッと開くタイプであれば簡単に使うことができるので、ぜひ探してみてくださいね。
調理器具
キャンプ飯はソロキャンプの醍醐味だからこそ、調理器具も揃えておきましょう。
ソロキャンプに必要な調理器具は以下の通りです。
- クッカー(鍋)
- フライパン
- BBQコンロ/グリル
- ガスバーナー
- ナイフ
- まな板
上記の他、ホットサンドメーカーやダッチオーブン、ケトルなども用意しておくと便利でしょう。
食器類
ソロキャンプで料理をするときは、忘れずに以下のような食器類を持っていきましょう。
- お皿
- コップ
- カトラリー(ナイフ・フォーク・スプーン類)
- 箸
キャンプではラフに使われることが多いので、ステンレスやプラスチック、ホーローなど割れにくい素材を選んでみてください。
さらに、収納袋や収納ケースなどがついているものなら、コンパクトにまとめやすいのでおすすめです。
クーラーボックス
食材や飲み物を保冷するクーラーボックスも、忘れずに用意しておきましょう。
ソロキャンプであれば、容量は15Lがおすすめですが、たくさんの食材を持っていきたい方は20Lのものを選ぶと安心です。
保冷力重視ならハードタイプ、軽く持ち運びやすいものが欲しいなら折りたためるソフトタイプを探してみてください。
【夏キャンプなら】扇風機や虫除けスプレー
夏にソロキャンプを計画している方は、扇風機や虫よけスプレーを持っていきましょう。
暑さの厳しい時期だからこそ、扇風機が1つあるだけで涼をとることができます。
また、キャンプ場は自然豊かな場所が多いので、かゆみや腫れを防止するためにも身を守る虫よけスプレーや蚊取り線香などを用意してくださいね。
【冬キャンプなら】電気毛布やストーブ
冬にソロキャンプを楽しみたい場合は、電気毛布やストーブを持参しましょう。
寒さの厳しい時期に暖房器具を持っていかなければ、ガタガタと身体が震え、キャンプどころではなくなってしまいます。
電気毛布はテント内でも事故のリスクを抑えて使えますし、ストーブはしっかりと暖めることができるので、どちらも用意しておくのがおすすめです。
【快適にソロキャンプをするなら】ポータブル電源
ソロキャンプを満喫したい方は、ポータブル電源を用意しておきましょう。
様々な家電に電力を供給できるポータブル電源があれば、バッテリーを気にせずにスマートフォンやパソコン、LEDランプなどを使用できます。
さらに、扇風機や電気毛布など、ソロキャンプに必要な道具も、実はポータブル電源がなければ使えないため、この機会に準備しておくと便利です。
「BLUETTI AC60 小型ポータブル電源」は、IP65の防塵・防水性能付きなので、キャンプや釣りなど様々なアウトドアシーンで活躍すること間違いなし。
45dB未満の動作音、最大2,015Wh まで拡張可能な容量といったように高機能であるうえ、290mm×205mm×234mmとコンパクトなサイズ感だからこそ、ソロキャンプにもぴったりです。
取っ手付きでありながら9.1kgと軽量なので、男女共に簡単に持ち運ぶことができるでしょう。
ACアダプターを使用してわずか1時間で充電を満タンにできるため、「今からソロキャンプに行きたい」と急に思い立ったときでも大丈夫。
ポータブル電源を用意しておき、とっておきのソロキャンプをより充実させましょう。
ソロキャンプの道具を選ぶときの注意点
ソロキャンプでどんな道具を選ぶかは、希望のキャンプスタイルによっても異なります。
例えば、とことん調理にこだわりたい方は、今回ご紹介した道具の他にスキレットやマルチグリドルなどがあると良いかもしれません。
初めにキャンプ場での過ごし方をイメージしてから、必要な道具を選んでみてくださいね。
まとめ
今回は、ソロキャンプの道具を選ぶときのポイントや、ソロキャンプで用意したい道具13選についてご紹介しました。
ソロキャンプの道具は、できるだけ軽量かつ、コンパクトに収納できるものを選ぶのがおすすめです。
さらに、キャンプ場でどのように過ごすのかも考え、用意するべき道具を揃えてみましょう。