「ポータブル電源って何?どんな時に使うの?」「モバイルバッテリーや発電機と何が違うの?」こんな疑問をお持ちの方、多いのではないでしょうか。
この記事では、ポータブル電源のメリットや利用シーンについて詳しく解説します。
併せて、おすすめのポータブル電源を3つご紹介するので、気になる方はぜひ最後までご覧くださいね。
ポータブル電源とは?
ポータブル電源とは、充電して使える持ち運び可能なバッテリーのことです。
「モバイルバッテリーと何が違うの?」と思う方もいるかと思いますが、大型のモバイルバッテリーのようなものと考えて大丈夫です。
ただ、モバイルバッテリーよりもバッテリーの容量・出力が大きいという特徴があります。
また、モバイルバッテリーに用意されている接続端子はUSBのみである場合がほとんどですが、ポータブル電源にはUSBに加え、TypeCやACコンセントなどさまざまな接続端子が用意されています。そのため、ほとんどの電化製品に使えるというのが大きなメリットです。
ポータブル電源と発電機の違い
「ポータブル電源」と「発電機」は、どちらも電源としての役割を果たせるアイテムですが、明確な違いがあります。
ポータブル電源は、モバイルバッテリーと同様に本体を充電し、蓄電した電気を使用するアイテムです。あらかじめ蓄電しておけば、いろいろな場所に持ち運んで使用できます。
一方、発電機は蓄電するのではなく、ガスやガソリンなどの燃料から電気を作るアイテムです。燃料さえあれば、ポータブル電源のようにバッテリー切れする心配はありません。ただ、発電する際には排気ガス・騒音が出てしまうため、屋内での使用には向かないでしょう。
ポータブル電源のメリット
ポータブル電源の主なメリットは以下の3つです。
- コンセントがないところで電気が使える
- 持ち運びができ場所を選ばず使える
- 災害の備えになる
では、順に解説していきます。
1.コンセントがないところで電気が使える
コンセントは位置が決まっている上に、数にも限りがあります。
「コンセントが遠くて届かない...」「使いたいのにコンセントが埋まっている...」なんて経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
そんな時、ポータブル電源があれば、コンセントがないところでも自由に電気が使えます。
2.持ち運びができ場所を選ばず使える
ポータブル電源は、名前の通り持ち運びができ場所を選ばず使えるのがメリットです。
室内での使用はもちろん、庭や車庫で作業する際や、ビーチやキャンプのアウトドアなど、あらゆる場所に持ち運んで使用できます。
持ち運びのしやすさに特化したコンパクトサイズのポータブル電源を選べば、普段使いに最適です。
3.災害の備えになる
災害の備えに乾電池をたくさん備蓄している人もいるかと思いますが、ポータブル電源があればその必要はありません。
一家に一台備えておけば、災害時や停電が起きた際にもあらゆる電化製品を使用できます。
ポータブル電源の利用シーン
ポータブル電源は、以下のようなシーンで役立ちます。
- キャンプなどのアウトドアシーン
- 車中泊
- 災害時
- 日常使い
では、一つずつ詳しく解説していきます。
1.キャンプなどのアウトドアシーン
ポータブル電源は、キャンプなどのアウトドアシーンに役立ちます。
電源があれば、扇風機やホットカーペットなどコンセントが必要な冷暖房器具が使用できるため、より快適なアウトドアを楽しめます。
他にも、ホットプレートや炊飯器など調理家電の使用にもおすすめです。
ただ、ポータブル電源の中には防水・防塵性能がないものもあります。野外で使う機会が多い方は、防水・防塵性能のあるポータブル電源を選べば安心です。
また、キャンプなどのアウトドアシーンでポータブル電源がどのくらい活躍するのかもっと詳しく知りたい方は、ぜひ【ポータブル電源で充実のキャンプライフ】という記事をご覧ください。
2.車中泊
車中泊でもポータブル電源は大活躍します。
スマホの充電はもちろんのこと、小型冷蔵庫や扇風機、電気毛布なども使用できるため、車中泊がより快適になります。
よく車中泊をする方は、ポータブル電源を一つ持っておいて損はないでしょう。
3.災害時
ポータブル電源は、災害時にも役立ちます。スマホを充電するだけでなく、停電時にライトをつけたり、電気ケトルでお湯を沸かしたりと、大活躍すること間違いありません。
災害時の備えとしてポータブル電源を購入する場合は、できるだけ大容量のものを選ぶことをおすすめします。
さらに、ソーラーパネルでバッテリーを充電できるモデルを選べばより安心です。
詳細は「停電に備えるためのポータブル電源の活用法」の記事をご覧ください。
4.日常使い
ポータブル電源といえば、アウトドア用や災害時の備えとして用意するイメージが強いかと思いますが、意外と日常使いにも便利です。
例えば、庭や車庫などコンセントがない場所で扇風機などの電化製品を使用したい場合や、家の中でコンセントが不足している場合などにもポータブル電源があれば対応できます。
他にも、在宅ワークでパソコンやモニターなど、多くのコンセントを使用する際にも役立ちます。
おすすめポータブル電源3選
ここからは、当サイトがおすすめするポータブル電源を3つご紹介します。それぞれ異なる特徴をもつポータブル電源なので、よく比較して自分に合うものを見つけてみてくださいね。
1.BLUETTI AC60|コンパクトながらパワフルな1台!6年保証で安心
BLUETTIのAC60は、防水・防塵性能をもつコンパクトなポータブル電源です。容量は403Whですが、拡張バッテリーを使用すれば2,015Whになります。
600Wの出力で、スマホやLEDランタンはもちろん、冷蔵庫や小型炊飯器、電気毛布にも使用可能。さらに、パワーリフティングモードを使用すれば、ドライヤーやケトルなど最大1200Wまで高出力の電化製品も使えます。
日常使いに加え、ビーチやキャンプでの使用など幅広い用途にフィットするアイテムです。
また、6年間の保証がついているというのも嬉しいポイント。
防水・防塵性能のあるパワフルなポータブル電源をお求めの方や、コンパクトで持ち運びしやすいポータブル電源をお求めの方におすすめのアイテムです。
2.BLUETTI AC200MAX|とにかく大容量でデュアル充電も可能なモデル
BLUETTIのAC200MAXは、2048Whという大容量が魅力のポータブル電源です。さらに、拡張バッテリーを使用すれば、8,192Whになります。
2200Wの高出力で、あらゆる電化製品が使用できます。さらに、多彩な出力ポートを備え、同時に最大16台への給電が可能。災害時でも、あらゆる電化製品を同時に使えるため安心です。
また、2つの電源から充電する「デュアル急速充電」に対応しているため、大容量バッテリーが最短2.5時間で充電できます。
とにかく大容量のポータブル電源をお求めの方や、防災用にポータブル電源を備えておきたいという方におすすめのアイテムです。
3.BLUETTI EB3A|わずか4.6kgのコンパクト軽量モデル
BLUETTIのEB3Aは、BLUETTI史上最小・最軽量モデルのポータブル電源です。本体はわずか4.6kgなので、持ち運びに便利なのが嬉しいポイント。
また、EPS機能を搭載しているので、停電時にも安心です。
できるだけコンパクトなポータブル電源をお求めの方や、EPS機能付きのポータブル電源をお求めの方におすすめのアイテムです。
また、「BLUETTI EB3A」についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
まとめ:便利なポータブル電源をさまざまなシーンで活用しよう
ポータブル電源があれば、コンセントがないところでも自由に電気を使用できます。
持ち運べるため、日常使いはもちろんキャンプや車中泊などさまざまなシーンで役立つアイテムです。一家に一台用意しておくと、災害時にも安心ですよね。
ポータブル電源はさまざまなアイテムが販売されています。バッテリー容量や出力、本体の重量など特徴をよく比較した上で、目的に応じたものを選ぶようにしましょう。