ポータブル電源の充電方法や種類を詳しく解説!バッテリーの寿命を伸ばす充電のやり方も

ポータブル電源は、余裕のある時に充電して、電源のない時に利用できる便利なアイテムです。「ポータブル電源を使ってみたいけれど、どのように充電するのか気になる」と悩んでいる人はいらっしゃいますか?

こちらの記事では、ポータブル電源の充電の種類や、寿命を縮めない充電の方法、ポータブル電源の充電の使い分けなどを紹介します。おすすめのポータブル電源も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

ポータブル電源の充電方法の種類

ポータブル電源の充電方法を視覚的に説明する図(ソーラーパネルとの接続例を含む)

はじめに、ポータブル電源を充電する方法の種類を、以下の6つの方法が一般的です。

  • AC充電
  • シガーソケット充電
  • ソーラーパネル充電
  • AC+DC同時充電
  • 専用急速充電器
  • 発電機からの充電

これらがポータブル電源の充電方法として広く利用されています。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

AC充電

AC充電は、いわゆる家庭にあるコンセントに挿して充電する方法です。

最も一般的で、家の中では使いやすい充電方法ではないでしょうか?

メジャーな方法なので、ポータブル電源は必ず、AC充電ができるようになっています。

家の中で充電するなら、この方法で充電するのが気軽で便利なのでおすすめです。急速充電対応モデルでは、45分で80%充電が可能になるものもあります。

シガーソケット充電

車中泊をしたり、車での移動が多かったりする人は、シガーソケット充電ができると便利です。

シガーソケット充電とは、その名の通り車についているシガーソケットから電力を供給して充電する方法になります。

エンジンをかけている状態でないと利用できませんが、車で移動しているうちにポータブル電源の充電が貯まるので、キャンプに行く道中などで充電することが可能です。

ただ、車のバッテリーが上がらないように、AC充電に比べると弱い電力(標準10A、約120W)が流れるようになっているので、充電スピードが遅いのがデメリットです。AC充電よりもフル充電までは時間がかかることは知っておきましょう。

ソーラーパネル充電

太陽光で発電させるソーラーパネルをポータブル電源につないで、充電させる方法がソーラーパネル充電です。

太陽が出ていないといけないことや、AC充電などに比べて電力供給量にムラが出やすいことなど懸念点はありますが、太陽さえ出ていればコンセントがなくても充電できるのは大きな魅力です。

アウトドアなどの屋外で、ソーラーパネルで充電しながら家電を利用する、というような使い方ができるものもあります。

ポータブル電源に利用するソーラーパネルは、こちらもポータブルで持ち運びのできるコンパクトなものになります。

アウトドアやキャンプを頻繁に行う人は、セットで揃えておくと便利に活用できるでしょう。

日本では固定価格買取制度(FIT)で太陽光発電が奨励されており、200-1500Wパネルで1-3時間以内の充電が可能です。ただし、梅雨期などの天候で効率が変動します。

AC+DC同時充電

一部のポータブル電源では、ACコンセントとDC入力(ソーラーパネル)を同時に接続して高速充電が可能です。たとえば、BLUETTIのAORA シリーズ(AORA 100 V2やAORA 30 V2)では、ACとソーラーの併用で充電時間を30-50%短縮できます(例:AORA 100 V2で約70分でフル充電)。長距離移動や緊急時に便利で、PSE準拠の安全設計により過負荷を防止します。日本の高湿度環境では、ソーラーパネルを日陰に設置して過熱を防ぎましょう。

専用急速充電器(例:BLUETTI Charger 1)

BLUETTI Charger 1の外観を示す画像(専用急速充電器)

BLUETTIの専用急速充電器(例:Charger 1)を利用することで、通常のシガーソケット充電(約120W)より大幅に高速化できます。大容量モデル(例:AORA 100 V2、Apex 300)でも2-6時間でフル充電が可能です。専用アクセサリーはPSE準拠で安全性を確保し、効率的な充電を実現します。オプション品で、車両の12V/24Vに対応。

発電機からの充電

アウトドアや停電時にガソリン発電機を併用してAC入力で充電する方法です。ソーラーが使えない天候や夜間でも安定した電源供給が可能です。発電機は排気ガスや騒音(60-70dB)に注意し、必ず屋外で使用してください。日本ではPSE準拠の発電機を選び、燃料保管に注意。都市部では換気必須。

ポータブル電源の寿命を伸ばす充電のコツ

ポータブル電源の寿命を伸ばす充電方法を説明する図(家庭での使用例)

ポータブル電源の充電方法によって、ポータブル電源の寿命が変わることをご存じですか?

正しい充電方法をしておかないと、バッテリーの容量が少なくなったり、使えなくなったりする可能性があるので、きちんとコツを覚えておきましょう。

  • こまめに充電しすぎない
  • ポータブル電源に充電しながら家電に供給しない
  • 高温多湿で保管しないようにする
  • 長期保管するときは60〜80%程度のバッテリー残量にする

1つずつ、わかりやすく解説していきます。

こまめに充電しすぎない

ポータブル電源は、バッテリー容量を常に満タンにしておきたくてこまめに充電してしまう、という人は注意が必要です。

少し減ったから充電、というこまめな充電を繰り返していると、ポータブル電源に使用されているリチウムイオン電池の寿命が少なくなってしまいます。

充電を始めて、途中で抜いてもう一度挿す、というのも電池に良くなく、寿命が減っていく行動なので、避けるようにしましょう。

20-80%の範囲で充電するのが理想で、フルサイクル(0-100%)を繰り返さないよう注意してください。

ポータブル電源に充電しながら家電に供給しない

ポータブル電源に充電を行いながら、同時に家電に供給も行うことを、パススルー充電といいます。

この方法は、基本的にはポータブル電源の寿命を縮める良くない充電方法です。

しかし、昨今ではパススルー充電をしてもバッテリーに影響がないポータブル電源も増えてきています。

「パススルー充電対応」という表記のないポータブル電源の場合は、充電と供給を同時に行わないように気をつけてください。

高温多湿で保管しないようにする

ポータブル電源のバッテリーは、高温多湿な場所や寒い場所が苦手で、そのような場所に長期間保管すると劣化していくので注意が必要です。

ポータブル電源を使わずに保管する場合は、風通しがよく涼しい場所を選ぶのがおすすめです。

特に、夏の暑い時期や冬の寒い時期の、保管場所の気温の変化には注意しましょう。

長期保管するときは60〜80%程度のバッテリー残量にする

災害対策などでポータブル電源を用意する場合、長期的に使用せず保管するなら、バッテリー残量は60〜80%にしておくのがおすすめです。

反対に、充電を100%や0%の状態で保管してしまうと、バッテリーの劣化が進むので注意してください。

特に、0%状態で長期保管をしてしまうと、再度使用しようと思っても充電ができなくなっている可能性があります。

長期保管する際は40%が最も劣化しないと言われていますが、40%ではいざ災害などで使用しようとした時に心もとないですよね。なので、間をとって60〜80%程度で充電するのが最も良いとされています。

3ヶ月に1回の点検を推奨。普段は使用せず、万が一の災害対策にポータブル電源を使用する予定の人は、覚えておきましょう。BLUETTIのLiFePO4電池で10年以上の寿命を確保。

それぞれの充電方法が便利なタイミングは?

各充電方法の適したシーンを説明する図(ソーラー充電とアウトドアの関係)

さて、それでは先ほど紹介した6つの充電方法が、それぞれ活躍するタイミングについて、もう少し詳しく紹介していきます。

それぞれに特徴があり、より多くの充電方法を搭載しているポータブル電源の方が便利に利用できるでしょう。

しかし、使用方法が限られているなら、それに適した充電方法があれば大丈夫です。どの充電方法があればいいか、確認してみてください。

自宅でゆっくりと充電できるならAC充電

ポータブル電源の充電は基本的に、AC充電がメインの充電方法となっています。

AC充電は、以下のような時におすすめの充電方法です。

  • 自宅でゆっくり充電する時間がある時
  • 災害時の対策などで、自宅にポータブル電源を備えておきたい時
  • ACアダプターをダブルで利用して急速充電したい時(対応機種のみ)

上記のように、安定した電力でゆとりを持って充電するなら、自宅のAC充電を使用するのがいいでしょう。

機種によっては、急速充電をできるものもあるので、短時間で効率よく充電することを優先するならAC充電を活用するのがおすすめです。日本100V対応で、PSE安全基準を満たす製品を選びましょう。

車中泊をするならシガーソケット充電

車の中で充電ができるのが、シガーソケット充電の魅力です。

以下のような時に、シガーソケット充電は重宝します。

  • 車を使ってアウトドアやキャンプに出かけている時
  • 車移動の際に、ポータブル電源の充電がなくなってしまった時
  • 車中泊をしながらポータブル電源の充電がしたい時

シガーソケットは車に搭載されているため、当然ですが車を使っている時に便利に活用できる充電方法となります。

特に、キャンプやアウトドアは車を使って出かける人が多いので、向かう道中や充電が無くなってしまった時に、車で充電ができるのはありがたいですね。

コンセントがなく車がある状態なら、シガーソケット充電を行うといいでしょう。エンジンオン時のみで、バッテリー枯渇を防ぎましょう。

アウトドアに持って行くならソーラーパネル充電

太陽光で発電するポータブルソーラーパネルを接続して充電するソーラーパネル充電は、電源のない場所でも充電ができるのが魅力です。

ソーラーパネル充電が活躍するのは、以下のようなシーンです。

  • 電源がない屋外で太陽が出ている時間帯に充電する時
  • 環境にやさしい電力を発電したい時
  • 電気代を節約したい時

ソーラーパネル充電は、電源がない屋外で充電したい時におすすめの方法となります。

また、それだけでなく、環境にやさしく家計にもやさしい電気を発電したい人にもぴったりです。

ソーラーパネル充電をするためには、ポータブルソーラーパネルも必要になるのでチェックしておきましょう。天候依存ですが、FIT制度で補助金対象になる場合あり。

緊急時や長距離移動ならAC+DC同時充電

ACとDC(ソーラー)を併用する同時充電は、短時間での充電が必要な場合に最適です。以下のようなシーンで活躍します。

  • 災害時や停電で迅速に充電が必要な時
  • 長距離の車移動中に高速充電したい時
  • キャンプで日中のソーラーとACを併用して効率を上げたい時

BLUETTIの上位モデル(例:BLUETTI AORA 100 V2)はAC+ソーラーの急速充電、70分でフル充電。高湿度環境ではソーラーパネルを日陰設置して過熱防止を。

車での高速充電なら専用急速充電器

専用急速充電器(例:BLUETTI Charger 1)は、車中泊や移動中の高速充電に適しています。以下のようなシーンで便利です。

  • 長時間の車移動で短時間充電が必要な時
  • キャンプ場で車から効率的に充電したい時
  • 大容量モデルの急速充電を求める時

標準シガーソケットの5倍以上の速度(最大560W)で、効率的かつ安全に充電。オプション品を購入し、車両の12V/24V対応を確認。

悪天候や夜間なら発電機からの充電

ガソリン発電機を使ったAC充電は、ソーラーが使えない状況で安定供給を提供します。以下のようなシーンで有効です。

  • 雨天や夜間でソーラー充電ができない時
  • 停電時の緊急電源として充電が必要な時
  • アウトドアで大容量電源を確保したい時

発電機は50-60Hz対応を選び、屋外で使用して排気ガスと騒音に注意。PSE準拠の発電機を使用し、燃料は安全に保管。

ポータブル電源のおすすめ商品3選

ここからは、おすすめしたいポータブル電源を3つ紹介します。

それぞれに、特長や魅力があるため、1つずつ詳しくチェックしていきましょう。

BLUETTI AORA 80

BLUETTI AORA 80の外観と主要仕様を示す画像

コンパクトで、信頼性の高いポータブル電源が欲しい人は、AORA 80がおすすめです。持ち運びのしやすい小型タイプで、重量約10kgと軽量ながら、768Whの容量と1000Wの高出力(最大2000W)を誇ります。AC充電、ソーラー充電、シガーソケット充電、AC+DC同時充電、専用急速充電器、発電機充電の6種類が搭載されています。それぞれの充電方法での、フル充電までの充電時間は以下の通りです。

  • AC充電…900WAC入力、急速モードで45分80%
  • ソーラー充電…約2.4時間(500Wパネル)
  • シガーソケット充電…約3.9~6.7時間(12V/24V)
  • AC+DC同時充電…約60-75分(最大1400W、AC+ソーラー)
  • 専用急速充電器…約1.8-2時間(560W Charger 1)
  • 発電機充電

急速充電にも対応しており、約45分で80%まで充電できるのも魅力です。日本語表示の操作画面とアプリ制御で使いやすく、UL94V-0難燃素材で安全性も確保。PSE準拠、LiFePO4電池で4000サイクル以上、10年寿命、50-60Hz対応。


BLUETTI AORA 100 V2

BLUETTI AORA 100 V2の外観と主要仕様を示す画像

容量が大きいポータブル電源が欲しい人は、1024WhのAORA 100 V2がぴったりです。1800Wの定格出力(最大3600W)が備わっているため、炊飯器や電子レンジなど多くの家電を同時に使用したい場合にも重宝します。AC充電、ソーラー充電、AC+DC同時充電、専用急速充電器、発電機充電の5種類が採用されています。それぞれの充電方法での、フル充電までの充電時間は以下の通りです。

  • AC充電…急速モードで45分80%、最大1200W
  • ソーラー充電…約70分(1000パネル)
  • AC+DC同時充電…約70分(最大1500W、AC+ソーラー)
  • 専用急速充電器…約1.8時間(560W Charger 1)
  • 発電機充電

日本語表示の操作画面と10-20ms UPS機能で、災害時やアウトドアでの安定した電力供給を実現。アプリ制御で遠隔操作も可能です。V2モデルで30%軽量化(11.5kg)、PSE/50-60Hz対応、ミントグリーン日本限定色、5年保証。


BLUETTI AORA 30 V2

BLUETTI AORA 30 V2の外観と主要仕様を示す画像

ポータブル電源にコンパクトさを求めるなら、AORA 30 V2がおすすめです。これまでに紹介したポータブル電源に比べると、出力600W、バッテリー容量288Whと機能もコンパクトですが、重量わずか4.3kgと超軽量なのが魅力となります。AC充電、ソーラー充電、シガーソケット充電、AC+DC同時充電、専用急速充電器、発電機充電、鉛蓄電池充電の7種類に対応。それぞれの充電方法での、フル充電までの充電時間は以下の通りです。

  • AC充電…急速モードで45分80%
  • ソーラー充電…約2.2時間(200Wパネル)
  • シガーソケット充電…約2.2-4.2時間(12V/24V)
  • AC+DC同時充電…約70分(最大380W、AC+ソーラー)
  • 専用急速充電器…約1.8-2時間(Charger 1)
  • 発電機充電
  • 鉛蓄電池充電…約1.8-2時間

コンパクトさを重視して、手軽に利用したい人はチェックしてみてください。10ms UPS機能と日本語表示で、初心者や防災用途にも最適。入門モデル、30dB静音、PSE準拠で安全、5年保証。


ポータブル電源の充電方法を覚えておこう

こちらの記事では、ポータブル電源の充電方法や、寿命を長く保つための充電のコツなどを詳しく紹介しました。

ポータブル充電は、さまざまな充電方法が準備されているので、時と場合に合わせて使い分けることでさらに便利に活用できます。

ぜひこちらの記事を参考に、ポータブル電源を利用してみてくださいね。

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