ハイキングを楽しむときに、どんな持ち物を用意するかは悩みどころですよね。
「あれもこれも持っていきたいけど、荷物が増えるのは嫌だな」と考えている方は、持ち物リストを参考にしてみてはいかがでしょうか。
今回は、ハイキングの持ち物リストとして最低限のものから便利なものをご紹介します。
さらに、女性向けや季節別のハイキングの持ち物もお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
ハイキングの持ち物リスト【最低限】
まずは、ハイキングの持ち物リストとして最低限のもの11選をご説明します。
- リュック
- レインウェア
- 防寒具
- 帽子
- 飲み物
- 食べ物
- ゴミ袋
- ヘッドライト
- 携帯電話・バッテリー
- 登山地図・登山アプリ
- タオル
どれも用意するのを忘れてしまうと後悔するものばかりなので、しっかりチェックしていきましょう。
リュック
ハイキングの持ち物は、両手が空くようにリュックに入れて持ち歩きましょう。
日帰りの場合は、20〜30Lのモデルを選ぶと、持ち運びしやすく普段使いもできるのでおすすめです。
一方、山小屋などで宿泊する場合は、30〜40Lと容量のあるリュックを選び、必要な荷物を入れられるようにしましょう。
また、サイズだけではなくフィット感や背負いやすさにも注目して購入することで、ストレスフリーにハイキングを楽しむことができます。
レインウェア
ハイキングで悪天候になった際、専用のレインウェアを用意していなければ、身体がびしょ濡れになり体温の低下にもつながります。
普段使いしているようなビニールカッパは、ある程度の雨しか防げないうえ、風でめくれたりすると濡れる可能性もあるでしょう。
最低でも耐水圧が10,000mm以上、できれば20,000mm以上のものを選べば、嵐のような雨風に見舞われても安心です。
防寒具
防寒具は、1年中用意しておきたい荷物の一つです。
ハイキングコースではよく山が紹介されていますが、標高が100m上がるごとに0.6℃ずつ寒くなるといわれているので、夏であっても防寒具は必須でしょう。
軽くて暖かく、濡れてもすぐに乾くような服を1枚持っていくことで、快適にハイキングを楽しんでみてください。
帽子
帽子は、日差しや寒さから守ってくれるハイキング必須アイテムです。
特に、山のハイキングコースを楽しむときは、平地よりも強い紫外線を感じるため、忘れずに用意しておきましょう。
視野を広く確保したいときは前方だけにつばがあるキャップ、日焼け防止を重視したいときはあご紐つきのハットを選ぶことがおすすめです。
また、雨や汗で濡れたときも快適に被り続けられるように、防水性や速乾性がある帽子をセレクトしてみてください。
飲み物
長時間歩き続けるハイキングは、意識している以上に身体が乾きがちなので、飲み物も用意しておきましょう。
一般的に、ハイキングに必要な水分量は「(体重+荷物)× 5 × 行動時間」で求めることができるといわれています。
飲み物の種類としては、塩分やミネラルを同時に補給できるスポーツドリンクはもちろん、水も持っていくことでのどの渇きをしっかり潤すことができるでしょう。
食べ物
ハイキングでは、途中でバテてしまわないように高エネルギーの食べ物を持っていくことが大切です。
例えば、ミックスナッツやドライフルーツ、ゼリー飲料やせんべいなどが挙げられます。
他にも、保存性や携行性に適しているかどうか、食べることが楽しみになれるものかどうかも意識して選ぶと良いでしょう。
ハイキングに適している食べ物は、食べきれなくても非常食として役立つので、家にストックしておいてはいかがでしょうか。
ゴミ袋
ハイキングの最中に出たゴミは持ち帰るのがマナーなので、ゴミ袋を持っていきましょう。
破れにくい厚手のものを選び、生ごみが出る場合は防水性や消臭性があるものを持参するのが一押しです。
中には、「トラッシュポーチ」などの洗うことで何度も使用できるゴミ袋も販売されています。
ヘッドライト
宿泊をしない場合であっても、ハイキングにヘッドライトを持っていくことがおすすめです。
予期せぬトラブルで周囲が暗くなってしまったり、夜明け前に行動したりなど、幅広いシーンでヘッドライトを利用すれば安全に行動することができます。
最低でも200ルーメン以上の防水性に優れたモデルを選び、万が一のために備えておきましょう。
携帯電話・バッテリー
ハイキングをするときは携帯電話もマストアイテムです。
次の見出しでもご紹介する「登山アプリ」を使用するためにも必須ですし、何かトラブルがあったときの連絡手段としても活用できます。
また、ハイキングスポットによっては周囲の木々によって電波が通りづらくなり、バッテリーの消費が高くなることも。
十分に充電したモバイルバッテリーも忘れずに持っていきましょう。
登山地図・登山アプリ
ハイキングコースの中には、標識がしっかり立てられている場所もありますが、念のため地図を用意しておくのがおすすめです。
特に、何時間も歩き続けるような山でハイキングをする場合は、圏外でも地図の表示やGPS機能を使用できる登山アプリを用意しておきましょう。
音声によるナビゲート機能がついていれば、何度も携帯電話を確認せずとも、正しい道を選び続けることができます。
タオル
ハイキングにタオルを持っていくことで、汗を拭いて体温の急激な低下を防いだり、応急処置に活用したりできます。
マイクロファイバー製のタオルなら、吸水性と速乾性に優れているうえ、軽量でコンパクトなのでハイキングにぴったりです。
さらに、抗菌加工が施されているものを選ぶことで、衛生面にも配慮して使用できるので、ぜひチェックしてみてください。
ハイキングの持ち物リスト【あると便利なもの】
ハイキングの持ち物として、持っていくと便利なものは以下の通りです。
- トレッキングポール
- 調理道具
- ホイッスル
- 救急セット
- 除菌スプレー・シート
「トレッキングポール」と呼ばれる杖を用意することで、長時間歩く際に歩行のサポートや疲労の軽減などが期待できます。
ホイッスルは、トラブルが起きた際に救急隊へ自分の位置を知らせることができるので、できれば持参してみてください。
ハイキングの持ち物リスト【女性向け】
女性向けのハイキング持ち物リストは以下の通りです。
- 冷え対策グッズ
- スキンケアセット
- クレンジングシート
女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、体内で熱をつくったり配ったりするのが苦手といわれています。
このため、手袋や腹巻などの冷え対策グッズを用意するのがおすすめです。
また、ハイキングの行程で宿泊をする場合は、スキンケアセットとクレンジングシートも忘れずに持参することで、肌トラブルを防げます。
女子での旅行を検討しているときは、「女子旅行の持ち物チェックリスト!夏・冬で用意したいものも解説」の記事も参考にしてみてくださいね。
ハイキングの持ち物リスト【季節別】
こちらからは、ハイキングの持ち物リストを季節別にご紹介します。
春の持ち物
春は、体温調節ができるマウンテンパーカーなどを持参しましょう。
日中は暖かくても朝晩は冷え込むことが多いので、気温差で体調を崩さないためにも万全の準備がおすすめです。
夏の持ち物
夏のハイキングは、速乾性の高い服装や紫外線対策グッズが活躍します。
日差しの強い夏場であっても、汗が風に拭かれると寒さを感じることもあるので、速乾性に優れた服装で臨むことが大切です。
また、日焼け止めやサングラスなど、日焼け対策も念入りに行いましょう。
秋の持ち物
気温が心地よい秋であっても、山などは街よりも気温が下がるため、さっと羽織れる上着を用意しておくことがおすすめです。
インナー・トップス・アウターといったレイヤードスタイルが秋の服装の基本なので、ぜひ参考にしてみてください。
冬の持ち物
寒さを感じる冬は、暖かく動きやすい防寒着を持参しましょう。
アウトドア用のダウンジャケットであれば、軽量で保温性の高いものが販売されているので、チェックしてみてください。
さらに、ボトムスも厚手で風通ししにくいものを選べば、快適にハイキングをエンジョイできますよ。
ハイキングが楽しくなる持ち物とは?
ハイキングを満喫するために、ポータブル電源を持っていってみてはいかがでしょうか。
ポータブル電源とは、持ち運びができる小型の蓄電池のことです。
例えば、ハイキングに「BLUETTI AC2A 超小型ポータブル電源」を持っていくことで、以下のような家電に給電することができます。
- Blutoothスピーカー(20W):約5.5時間
- 電気毛布(50W):約2.7時間
- ヘアアイロン(150W):約1時間
音楽を音質の良い環境で楽しめたり、電気毛布で暖をとったりすることも可能です。
ハイキング後、温泉に寄ったときも、車内でヘアアイロンが使えれば簡単にヘアセットもできますね。
BLUETTI AC2A 超小型ポータブル電源は、204.8Whの容量定格出力は300W、電力リフト機能を使えば600Wまで対応可能なので、ドライヤーなどの家電製品も使えます。
業界先端の超急速充電技術により、AC充電ケーブル1本で45分で80%まで、1.4時間でフル充電できるのも特徴の1つです。
さらに、ソーラーパネルや走行充電などにも対応可能なので、出かける間際に充電を忘れたことに気づいても問題ありません。
保証期間は業界最高レベルの5年間であり、BLUETTIアプリを使えばスマートフォンで簡単に充放電などの設定をすることができます。
ハイキングだけではなく、車中泊やキャンプなど様々なアウトドアシーンはもちろん、災害時の非常用電源でも活躍が見込めます。
まとめ
今回は、ハイキングの持ち物リストとして、最低限のものから便利なものなどをご紹介しました。
こちらの記事を参考に、入念にハイキングの持ち物を準備してみてください。