紅葉を楽しむキャンプ場7選！美しい自然との出会いを楽しもう

秋は春の新緑や夏の花火、冬の雪景色と並ぶ、日本の四季を代表する美しい風景が広がります。

その中でも紅葉は、その美しさと一年で限られた期間しか見ることができない希少性から、多くの人々を魅了します。

一方、キャンプは、日常生活から離れて自然を満喫し、ゆっくりとした時間を過ごすことができるアクティビティです。
紅葉とキャンプを組み合わせれば、自然の美しさを身近に感じながら、贅沢な時間を過ごすことができます。

紅葉を楽しむためのキャンプ場の選び方には、何点かポイントがあります。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。

紅葉の見頃と地域の選択

紅葉の見頃は地域によって異なります。
一般的には、寒冷地や山間部では早く、温暖な地域では遅くなります。
そのため、紅葉の見頃を迎えている地域のキャンプ場を選びましょう。

具体的な季節は、平年だと以下の通りです。

●北海道: 10月中旬から下旬
●東北地方: 10月中旬から11月初旬
●関東地方: 11月上旬
●中部地方: 10月下旬から11月上旬
●近畿地方: 11月上旬
●中国地方: 11月上旬
●四国地方: 11月上旬
●九州地方: 11月中旬から下旬
●沖縄県: 12月下旬から1月上旬

以上が一般的な日本全国の紅葉の見頃の時期の一例です。
地域によって微妙な差異があるため、訪れる前に詳細な情報を調べることをおすすめします。

アクセスと交通手段の確認

遠方のキャンプ場でも美しい紅葉が楽しめる場合がありますが、アクセスや交通手段も確認しておきましょう。
特に車で移動する場合は、道路状況や駐車場の情報を調べておくと安心です。

施設と設備の充実度

キャンプ場によっては、テントエリアの他にバーベキューエリアやトイレ、シャワーなどの設備が充実しているところもあります。
紅葉を見ながら快適に過ごすためにも、事前に施設と設備の情報をチェックしましょう。

予約の注意点と人気のキャンプ場

紅葉の見頃は多くの人が訪れるため、人気のキャンプ場では予約が必要な場合があります。
早めの予約をおすすめします。
また、人気のキャンプ場を選ぶ際は、混雑状況や予約の可否なども調査しておきましょう。

紅葉を満喫しながらキャンプを楽しむためのポイントについて解説します。

キャンプ場の周辺散策

キャンプ場の周辺を散策することで、紅葉の風景を探し出すことができます。
散策ルートが設定されているキャンプ場もありますので、予め確認しておきましょう。

紅葉スポットへのアクセスとおすすめルート

キャンプ場から近い紅葉スポットへのアクセス方法やおすすめのルートを調査しておくと、より楽しく紅葉を満喫することができます。

キャンプファイヤーでの特別な夜

キャンプファイヤーは、キャンプの醍醐味です。
紅葉の見えるキャンプ場では、昼間の紅葉狩りに続いて、夜はキャンプファイヤーを囲んで過ごすことができます。

自然との調和を大切にする心構え

キャンプ場は自然の中にあります。
そのため、自然を尊重し、ゴミを出さないなどの自然との調和を大切にする心構えが求められます。

紅葉のキャンプには、通常のキャンプに加えて、季節に応じた準備や必需品が必要です。
具体的に何が必要なのか、詳しく見ていきましょう。

テントや寝具の選び方と注意点

秋のキャンプでは、夜間の気温が下がることを考慮して、保温性の高いテントと寝具を選ぶことが重要です。
テント
 風や寒さから守るために、断熱性の高いテントを選びましょう。
また、雨や風に強い防水性も重要です。
2000mm以上の防水性を目安に購入しましょう。
寝袋
低温に耐えられるシーズンレーティングの寝袋を選びましょう。
保温性や軽量性に優れたダウンやシンセティックの寝袋がおすすめです。

比較的平地に近い場合は、0℃から5℃程度の気温に対応のスリーシーズン寝袋。
標高が高めの場合は、0℃未満の気温やマイナス温度に対応のウィンターシーズン寝袋を選びます。
マット
冷たい地面からの保温性を高めるため、断熱性のあるマットを使用しましょう。
ウレタンマットやフォームマットが適しています。

食材と調理器具のリスト

キャンプの醍醐味とも言えるアウトドアクッキング。
季節の食材を活用したメニューを考え、必要な食材と調理器具をリストアップしましょう。
代表的な秋の食材として、果物だとりんごやぶどう、柿などの果物があります。

野菜の中では、かぼちゃやさつまいも、キノコ類が秋の代表的な食材です。

魚介類では、秋刀魚（サンマ）や鮭が旬を迎えます。秋刀魚は脂がのっており、塩焼きや刺身などで楽しめます。
鮭は淡水で産卵を終えた後に海に戻る季節で、刺身や塩焼き、煮物などで食べられます。

防寒対策と服装のポイント

秋の気候に合わせた服装や防寒具を準備することも大切です。
また、紅葉狩りに便利な服装についても考慮しましょう。

ベースレイヤーは速乾性のある吸湿発散性の高い素材を選びましょう。
汗を素早く吸い取り、体を乾かす役割を果たします。
また中間着は、保温性のある厚手のフリースやセーターなどを着用し、体温を保ちます。

アウターレイヤーも無視してはいけません。風や雨を防ぐ防風・防水のジャケットやパンツを着用し、外部からの要素から身を守ります。
頭部は体温の放散が多いため、帽子やヘッドバンドで保温。
手袋と靴下も、保温性の高い手袋と靴下を選びましょう。

その他の必需品と便利グッズ

ライトや椅子、食器などの必需品、そして紅葉を楽しむための便利グッズなど、忘れてはならないアイテムを確認しましょう。
暖かい飲み物を楽しむためのサーモス、ゴミ袋、火おこし具、ポケットナイフなど、キャンプで便利なアイテムを忘れずに準備しましょう。

紅葉の季節に便利なグッズとして、BLUETTI AC300+B300 ポータブル電源セットをご紹介します。

BLUETTI AC300+B300 ポータブル電源セットは、キャンプやアウトドア活動中に電力を供給するための頼もしいアイテムです。
このセットは高出力3000Wのポータブル電源であり、容量も拡張可能なモジュール式の電源です。
AC300は3072Whから12,288Whまで容量を拡張することができます。

さらに、16の出力ポートを備えており、ワイヤレス充電を含む2つのワイヤレス充電ポートも使用できます。

調理やスマートフォンの充電だけでなく、電気毛布もゆったりと使えます。
ぜひ利用してみてください。

キャンプを楽しむためには、安全面への注意とマナーが欠かせません。具体的に何を注意すべきか見ていきましょう。

自然環境への配慮とゴミの持ち帰り

キャンプ場は自然環境の一部です。そのため、ゴミを出さない、植物を傷つけないなど、自然環境への配慮が必要です。
また、ゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。

火気の取り扱いとキャンプ場のルール

火の取り扱いは最も注意すべき点の一つです。
キャンプファイヤーやバーベキューの際には、火の扱い方を理解し、火災につながる事故を避けるための対策をしっかりと講じる必要があります。

以前、自動車の宣伝で落ち葉の上でキャンプをする動画をアップし、問題になったことがありました。( 日産キャンプ記事に「危険」「山火事になる」　落ち葉の上でたき火...掲載サイト「安全配慮が不足」と謝罪 )

山火事の原因の3割は焚火と言われているので、空気が乾燥しがちな秋のキャンプでは火の取り扱いには注意しましょう。

最低限、「火の近くに燃えやすいものを置かない」「寝る時は火を消して、消壺に入れる」は徹底しましょう。
火災が起きた際は、風下に逃げると良いです。

必要な知識と緊急時の対応策

キャンプでは思わぬ事態に見舞われることもあります。
基本的なファーストエイドの知識や、悪天候時の避難方法など、緊急時の対応策を知っておくことも重要です。

日本全国には美しい紅葉を楽しむことができるキャンプ場が点在しています。
その中から、特におすすめの激選キャンプ場をいくつか紹介します。

紅葉台キャンプ場（山梨県）

富士五湖の中で最も神秘的な湖、西湖の湖畔にあります。
360度のパノラマで三湖台からは富士山・樹海・湖が一望できます。

道志の森キャンプ場（山梨県）

道志の森キャンプ場も、紅葉の見頃は格別の美しさを誇ります。
全面フリーサイトがあり、道士川の支流と三ヶ瀬川沿い約2キロに渡って広がります。
広葉樹が多い場所なので、素晴らしい紅葉に出会えるはずです。

アクセス：山梨県 南都留郡 富士河口湖町 西湖 2202

四徳温泉キャンプ場（長野県）

紅葉が楽しめるおすすめキャンプ場として紹介されており、県民だけでなく県外からも紅葉を見に訪れる人がいるほど綺麗な紅葉が楽しめます。
ぬるぬる美肌の湯としても有名。サウナもあります。

アクセス：〒399-3804 長野県上伊那郡 中川村四徳542

銀河もみじキャンプ場（長野県）

日本一の星空を誇る阿智村にあります。
春は桜、秋は木々が紅葉で赤や黄色に染まり、季節ごと新たな景色に出会えます。
晴れていれば、星空も楽しめるでしょう。

アクセス：〒395-0501 長野県下伊那阿智村浪合1771-1

大野城いこいの森（福岡県）

大野城いこいの森は、福岡県大野城市にあるキャンプ場です。
公園とダムに囲まれており、秋になるとダムに紅葉が映り込み、このキャンプ場でしか味わえない風景が見られます。
特に展望台から眺める紅葉は絶景です。

場内にはアスレチックや大型ローラーすべり台などの遊具が豊富なので、子供も楽しめます。

出典：〒816-0971 福岡県大野城市牛頸４８１−１

嵐山渓谷月川荘キャンプ場（埼玉）

このキャンプ場は、紅葉の名所として知られる嵐山渓谷のほど近くにあり、紅葉を楽しみながらのキャンプができます。
国道沿いに大型スーパー、コンビニ、食事処があり、便利です。

アクセス：埼玉県比企郡嵐山町鎌形2604
埼玉県比企郡嵐山町鎌形2627

氷川キャンプ場（東京）

氷川キャンプ場は、東京都西多摩郡奥多摩町にあります。
都心から2時間半で、奥多摩の大自然を満喫できるキャンプ場です。
敷地内には大きな巨木がたくさんあり、マイナスイオンをあびながら奥多摩の大自然を気軽に満喫できます。

アクセス：〒198-0212
東京都西多摩郡奥多摩町氷川702
氷川キャンプ場管理事務所

紅葉を見るキャンプは、美しい景色とともに、心地よいキャンプの時間を過ごすことができます。
この記事で紹介したポイントをふまえ、素敵な紅葉キャンプを計画してみてください。
心に残る旅となること間違いなしです。

紅葉の次は冬ですが、冬のキャンプの楽しみ方はポータブル電源で冬のキャンプも安心でも紹介しているので参考にしてみましょう。