1、被災時の食料保存、いったいどうする?
みなさんは避難生活と聞くとどんな生活を想像しますか?学校の体育館などの行政指定の避難所で不特定多数の避難民が共同生活をする、最低限の毛布などで暖を取り、狭いスペースで寝なければならない。食事はもちろん長期保存のできる乾パンや保存食仕様のインスタントピラフなどお湯だけで作れるもの。そんなイメージですよね。避難が必須となる大規模災害発生時では、食料も物資も全て最低限で人々に満足いく分量が与えられることはまずありませんし、そもそもどれだけの期間に及ぶのか予測がつきませんのでできる限り消費量を抑えていく必要があります。しかし、そんな状況でも欲が出てしまうのは致し方ないこと。できれば調理が必要な食料を確保しておき、毎日温かくて美味しい食事ができたら、、、なんて思ってしまうのは自然なことです。では、そんな時もし避難所で冷凍庫や冷蔵庫が使えるとしたらどうでしょうか?野菜など傷みやすいものに関しては冷凍が必須になるので、常に新鮮で一番良好な状態とは言えなくなりますが、それでも保存食のみの生活より圧倒的に美味しい料理を食べるkとが可能になります。また、冷蔵庫を使用できればたとえばヨーグルトやゼリーなどデザートを楽しむことも可能になりますし、’いつもの食事’が可能になりますよね。ですがそこでネックとなるのが電気の確保。避難所ではもちろん最低限の電気しか使用できませんし、そもそも地域一帯が停電してしまっている可能性もあります。そこで今回は「ポータブル電源で食料を確保する」として、必要な電気を自給自足し、避難生活でも普段に近い食事を取ることができる方法をご紹介いたします。
2、電気を作って蓄える、ポータブル電源
さて、電気を自給自足するとは言ったものの、どのような方法なのでしょうか。答えは太陽光です。太陽光発電を活用して電気を生み出し、ポータブル電源という機械に蓄電することで電気を使用することが可能になるのです。今回はBLUETTI社のポータブル電源と、ポータブルソーラーパネルという二つの製品の特徴をご紹介いたします。
①排気ガスが出ないので周囲に干渉しない
ポータブルソーラーパネルは太陽光を使用して電気を作るため、排気ガスが発生せず、室内でも安全に使うことができます。避難所のような不特定多数の方が共生する環境では周囲にも気配りが必須となりますので、排気ガスが発生しないというのはとても重要です。生成された電気は、ポータブル電源に蓄電することで夜間など光を得られない状態でも電気の使用が可能になります。機種によっては電源同士を接続することが可能で、最大容量を1日の消費電力を十分に賄える量まで増加させることができます。
②運転音が静か
ポータブル電源は運転音がかなり小さく、機械の近くにいても気にならないほどです。ここ最近道路を走っている電気自動車をイメージしてください。かなり近づいてきても気づかないほど静かですよね、同様にポータブル電源も運転音がかなり静かなので快適に使用できるのです。緊急時では避難所での使用になることが想定されます。排気ガス同様、他に大勢の人がいる場合でも運転音が静かだと安心して使用できます。
③軽量コンパクト
ポータブル電源もポータブルソーラーパネルも持ち運ぶことが前提に設計されているので、サイズもコンパクトに軽量に作られています。大容量を求める方用の大きいサイズのものも、重量こそ重いですが運びやすいようにホイールが付いていますので移動させる上では問題なく運ぶことができます。そのため屋内への運び入れや移動、実際に使用する際や収納時のスペースも最低限で収まります。
④さまざまなプラグに対応
最大で16機種を同時に接続できるので、同時にあらゆる機械を使用することが可能です。ですので、電化製品が多い、という方でも安心してご使用いただけます。冷暖房器具や調理器具などの必需品に加えて、気分転換ができるオーディオ機器やAV機器、スマホにPCなどあらゆる機器を同時使用可能です。
3、ポータブル電源で食料を確保する
今回は「ポータブル電源で食料を確保する」として、電気の使用が制限され、食料を満足に保存することができない環境下でも、普段に近い食事を楽しむことができる方法をご紹介させていただきました。避難生活というあらゆる制限がかかった生活において、普段と同じように食事を楽しむというのはいささか難しいこと。しかし、衣食住という言葉があるように生きていく上で最重要な3項目に挙げられるほど食事は大切なものです。緊急時というどうしても気分が落ち込んでしまう状況でも、食事がもし楽しめたら、それだけで暗い気分が少しは晴れやかになりそうです。ポータブル電源は、あらゆる電化製品をどこでも使用可能にし、制限のある環境下でも美味しい食事を可能にするだけでなく、落ち込んだ心でさえも救うことができる製品なのかもしれませんね。