1、オフグリッドワークサイトとは?
みなさん、’オフグリッド’という言葉を聞いたことがありますか?あまり馴染みのない方も多いのではないでしょうか?オフグリッドというのは、電力会社の送電網につながっていない状態、あるいは電力会社に頼らずとも電力を自給自足している状態のことをいいます。つまりオフグリッドワークサイトというのは、電気の供給を受けていない、もしくは自分で電気を作れる環境で仕事をするスペースとして使える場所、というイメージです。
近年、ワーケーションを実施することが一般化されてきました。少し良いホテルに滞在しながら仕事をする、普段の生活エリアから離れて仕事をする、など色々な方法がありますが、大前提は行った先にネット環境が整っており、テレワークでの仕事が可能なことです。それを踏まえると、オフグリッドワークサイトでも安定的に電気を確保でき、かつ普段と変わらない速度でインターネットが使えるような環境にしなくてはなりません。
では、どのように電気を作るのでしょうか?装置を作って自転車を漕ぎますか?理科の実験でやったようなコイルと電池で作りますか?もちろん、それでは電気を作るだけで一杯一杯になってしまい仕事どころではありませんね。今回のキーワードは、ポータブル電源とポータブルソーラーパネルです。「ポータブルソーラーパネルと発電機でオフグリッドワークサイトに電力を供給する方法」、ご紹介致します。
2、ポータブル電源xポータブルソーラーパネル
電気の自給自足のキーワード、ポータブル電源とポータブルソーラーパネル。これらを活用することのポイントは以下の4つです。
・排気ガス
・騒音
・サイズや重量
・メンテナンス
以下、これらのポイントを個々に解説していきます。
・排気ガス
ポータブルソーラーパネルは太陽光を使用して電気を作るため、排気ガスが発生せず、室内でも安全に使うことができます。充電分が底を尽きたら再度充電が必要になりますが、それは蓄電容量でカバーできる問題です。機種によっては電源同士を接続することが可能で、最大容量を1日の消費電力を十分に賄える量まで増加させることができます。また、排気ガスを出さない=環境にも優しいということなので、現在問題視されている地球温暖化解消の一助ともなります。
・騒音
ポータブル電源は運転音がかなり小さく、機械の近くにいても気にならないほどです。ここ最近道路を走っている電気自動車をイメージしてください。かなり近づいてきても気づかないほど静かですよね、同様にポータブル電源も運転音がかなり静かなので快適に使用できるのです。仕事をする前提のサイトですから、集中するためにもなるべく雑音はない方が好ましいですよね。
・サイズ、重量
ポータブル電源もポータブルソーラーパネルも持ち運ぶことが前提に設計されているので、サイズもコンパクトに軽量に作られています。大容量を求める方用の大きいサイズのものも、重量こそ重いですが運びやすいようにホイールが付いていますので移動させる上では問題なく運ぶことができます。そのためサイトへの運び入れ、実際に使用する際のスペースも最低限で収まります。
・メンテナンス
ポータブル電源はなんとほぼメンテナンスいらず!自然放電を避けるため、半年に一度は充電することが推奨されますが、それ以外は極論放置していても問題なしです。また、ポータブルソーラーパネルに関しては、高度なラミネート技術と長持ちするETFE素材で作られており、優れた光透過率と耐久性を備えています。また、傷つきにくく、IP65の飛沫に強いので、濡れた布で簡単にきれいにすることができます。そのため保存・保管も非常に簡単です。
3、ポータブル電源とポータブルソーラーパネルで理想のテレワークサイトを!
ここまで、ポータブル電源とポータブルソーラーパネルを活用して電気を作ること、そしてそれらを使用するメリットをご紹介させていただきましたがいかがでしょうか?仕事は生きていく上で絶対的に必要なことで、ほぼ毎日のこと。できるなら自分が理想とする環境で肩肘張らずに仕事ができたら素敵ですよね。そのような環境作りのために、ポータブル電源とポータブルソーラーパネルは必ず役に立ちます。都会の喧騒から離れた土地で、自分の理想の城を手に入れ、笑顔で仕事に臨みませんか?