この記事では地震が起きた時に取るべき行動・取るべきでない行動や、地震が起きる前に備えておきたい対策を解説します。地震が起きた時に慌てず冷静に行動できるための事前準備や心の備えができますので、ぜひご覧ください。
地震が起きた時取るべき行動を順番に解説

地震が起きた時は身の安全を確保しつつ、二次災害を防ぎながら必要に応じて避難する必要があります。必要な行動を順番に見ていきましょう。
まず身の安全を確保する
地震が起きた時、まず何より最優先すべき行動は地震から身の安全を確保することです。可能であれば机の下などに潜り、物や家具の落下などに備えましょう。
机など安全なものがない場合、落下の危険があるものから離れたところで姿勢を低くし頭を守る体勢を取りながら地震が収まるのを待ちます。
ガスを確実に止める
揺れが収まったら次にすべき行動は火災などの二次災害の防止です。ガスが漏れていると火災に直結するため、揺れが弱くなり、安全に動けるようになったらガスを止めて元栓も締めておきましょう。
避難経路を確保する
二次災害の対策をしたら、いつでも避難ができるように避難経路を確保します。例えば窓や扉を開けておく、廊下が物の倒壊で散らかっている場合は最低限歩ける道を確保するといった対策です。
余震や二次災害など次にどのような事態になってもいつでも逃げられる準備をしておきましょう。
防災グッズを確保する
防災グッズを備蓄している場合、いつでも持ち出せるように手元に置いておきます。せっかく買ったグッズがどこにあるかわからない状態では非常時の備えにはなりません。地震が起きた時すぐに取り出せる場所に保管しておくようにしましょう。
状況確認、情報収集をする
すぐに避難できる準備を整えたら、状況の確認や情報収集を行います。安全に外に出られる用であれば外に出て周りの状況を確認したり、テレビ・ラジオ・インターネットからも情報を収集しましょう。
テレビは地震で停電が起きてしまうと使えなくなってしまうので、防災用のラジオを準備しておくと安心です。
必要に応じて避難する
状況を確認したら、必要に応じて避難しましょう。津波や火災などの緊急の災害が迫っている場合は急いで避難する必要があります。緊急性はなくとも避難が必要な状況であれば落ち着いて準備をしてから避難所に向かいましょう。
家族と連絡を取る
必要に応じて避難し、身の安全を確保したら家族との連絡を取りましょう。電話やメールなどは多くの人がいっせいに使うため、通信がしにくくなる可能性があります。
災害時に連絡を取り合う手段についてもあらかじめ話し合っておくことがおすすめです。
地震が起きた時やってはいけない行動

一方で、地震が起きた時逆に身の危険にさらすような行動もあります。焦って以下のような行動を起こさないよう注意が必要です。
揺れている時に窓を開ける
ドアから出られない事態を想定して窓を開けて逃げ道を確保することは重要ですが、地震で揺れている最中に窓を開けるのは危険です。窓枠が外れ、怪我をしてしまう可能性も考えられます。
揺れが激しい時は、まずは机の下などで安全を確保し、揺れが収まるのを待ちましょう。
慌てて外に出る
地震が起きた時、慌てて外に飛び出してはいけません。塀や看板などが落ちてくる可能性もあるため、外に出るのは時にリスクが高いのです。
状況を確認するにも避難するにも、揺れが落ち着いてから外に出る方が安全と言えるでしょう。
地震後に電気をつける
地震が起きた後に電気をつけると、ガスが漏れていた場合に電気をつけた瞬間に引火してしまう可能性があります。
電気をつけて明かりを確保するのはやってしまいがちな行動ですが、リスクがあるためガスの元栓を占めるなどの対策を行ってからが望ましいです。
塀の近くに行く(外にいるとき)
外で地震にあった際、塀に近づいてはいけません。塀は一見安全そうですが、激しい揺れによって崩れてくる可能性があるためです。外で地震にあった際には危険物から距離を置いて安全な体勢で揺れが収まるのを待ちましょう。
普段から備えておきたい地震への備え

地震が起きた時に冷静に迅速に行動することも大切ですが、地震が起きる前に備えを行っておくのも同様に重要です。
地震に備えて事前に行っておきたい備えについて解説します。
避難場所、避難経路を確認しておく
大きな災害が起きた時どこに避難することになっているのか、事前に確認することが重要です。自宅から実際に避難場所まで歩いてルートを確認しておいた方が良いでしょう。倒壊などで道が使えなくなる可能性も考え、複数のルートを把握しておくとより安心です。
ハザードマップを確認する
地震に限らず、家の周りで災害が起きた際どのような危険があるのかをハザードマップで確認することができます。ハザードマップはインターネット上でも見ることが可能です。
防災グッズを購入し、持ち出しやすいところに保管する
非常用の持ち出し袋をはじめとする、直ぐに抱えて逃げることのできる防災グッズも避難時に非常に重宝します。いざというとき探してしまったり持ち出せなくならないよう、直ぐに持ち出せる場所に保管しておくことも重要です。
ポータブル電源を用意する
大きな地震が起きると停電のリスクがあり、またガスが漏れている場合電気をつけるのは危険です。そこで活躍するのがポータブル電源。電気が使えない環境の中でも家電製品を使い続けることができます。
停電から復旧するまでの自宅待機での非常用電源として活躍するだけでなく、電気を自由に使うことができない避難所でも快適に生活することが可能です。
避難にも自宅待機にもおすすめのポータブル電源2選

BLUETTI EB3A
項目 | 詳細 |
---|---|
容量 | 268Wh |
充放電サイクル数 | 2,500回以上 |
出力 | 600W(電力リフトで最大1,200W) |
充電時間 | 最大430WのAC入力、30分で80%まで、1時間強でフル充電 |
特色 | 最小最軽量、リン酸鉄リチウムイオン電池、BLUETTI アプリ対応、拡張バッテリー対応 |
EB3Aは非常にコンパクトで軽量なポータブル電源です。小さいサイズながらも一定の容量があり、停電復旧までの間や一時的な避難の間の電力を供給してくれます。
持ち運びに優れているため、持って逃げるのにも最適。価格も比較的安く購入しやすいため、防災グッズの一つとして揃えておきたいアイテムです。UPS機能搭載で、雷の時の備えとしても活躍します。
BLUETTI EB70S
項目 | 詳細 |
---|---|
容量 | 716Wh |
充放電サイクル数 | 2,500回以上 |
出力 | 800W(電力リフトで最大 1,400W) |
充電時間 | 200WのACアダプターで、4~4.5時間でフル充電 |
特色 | 20ミリUPS機能付き、12台デバイス同時給電が可能、ワイヤレス充電付き、リン酸鉄リチウムイオン電池、エコモード機能搭載 |
EB70Sは比較的軽量・コンパクトでありながらも大容量のポータブル電源。長時間の停電の復旧待ちや避難所での生活をサポートしてくれます。
天面にワイヤレス充電がついており、地震の時の連絡手段・情報収集手段として重要なスマホを充電しながら他の複数の機器に同時に電源を供給できるのも嬉しいポイントです。
重さも10kg未満と持ち運びしやすいため、災害での様々な事態に備えられるポータブル電源として重宝します。
まとめ
地震が起きた時に取るべき行動や、地震に備えた事前の対策についてまとめました。
地震が起きた時には、身を守ることを最優先に考えながら、二次災害を防ぐ落ち着いた行動が求められます。また、普段からしっかりと地震に備えた準備を行っておくと実際に地震が起きた時にも落ち着いて行動しやすいと言えるでしょう。
ぜひ避難場所、ハザードマップの確認や防災グッズ、ポータブル電源の用意などすぐできることから準備してみてください。
BLUETTIでは災害の備えにも最適なポータブル電源を多く取り揃えています。興味のある方はぜひご覧ください。