キャンプ場で初めて車中泊をする際は、注意点やキャンプ場の選び方などがわからずに迷ってしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、キャンプ場で車中泊する際の注意点と、車中泊をする際のキャンプ場の選び方をご紹介します。
さらに、車中泊できるキャンプ場3選や、キャンプ場での車中泊を快適にする方法3つなどについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
キャンプ場で車中泊するメリット3つ
キャンプ場で車中泊するメリットは、以下の3つです。
- 設営や撤収が簡単
- 天候に左右されにくい
- 鍵をかけて就寝できる
まずは、キャンプ場での車中泊の利点について見ていきましょう。
設営や撤収が簡単
キャンプ場で車中泊をすると、設営や撤収が簡単です。
道具の積み下ろし、そしてテントの設営・撤去には手間や時間がかかりますが、車中泊なら最小限の設営で済むので手軽にキャンプを楽しめます。
天候に左右されにくい
キャンプ場で車中泊をする場合、突然の雷雨や積雪があってもすぐに車へ避難できます。
また、テントの場合は雨が降ると撤収で苦労するうえ、道具を洗って干す必要もありますが、車中泊なら悪天候になっても大きな手間はかからないでしょう。
鍵をかけて就寝できる
車中泊だとドアの鍵をかけて就寝できるため、睡眠時の安心感もあります。
テントの場合、鍵をかけることは難しいので、犯罪に遭わないか心配になってしまうケースもありますよね。
キャンプ場で車中泊する際の注意点とは
キャンプ場で車中泊する際の注意点は、以下の6つです。
- 車中泊ができるキャンプ場か確認する
- エンジン音やドアの開閉音に気をつける
- セキュリティアラームに注意する
- 車のライトで迷惑にならないようにする
- 車内の音や光が漏れないようにする
- 車内で火を使わないようにする
こちらでは、上記6つの注意点について解説します。
車中泊ができるキャンプ場か確認する
車中泊ができるキャンプ場か確認するのが注意点の1つです。
車の乗り入れができるオートキャンプ場でも、車中泊が禁止の場所もあります。
オートキャンプ場だからといって安心せず、念のため車中泊可能かチェックしましょう。
エンジン音やドアの開閉音に気をつける
キャンプ場で車中泊する際は、エンジン音やドアの開閉音に気をつけましょう。
エンジン音は周囲の迷惑になるため、キャンプ場に到着したらエンジンを停止します。
また、車中泊をする場合何度もドアを開け閉めするので、迷惑にならないようにできるだけ静かに開閉しましょう。
セキュリティアラームに注意する
騒音にならないよう、セキュリティアラームには注意しましょう。
例えば、セキュリティアラームシステム搭載の車では、スマートキーでドアをロックした後に、内側から鍵を開けてしまうと警告音がなります。
うっかりアラーム音を深夜や早朝に鳴らしてしまうと、周囲の迷惑になってしまいます。
車のライトで迷惑にならないようにする
車のライトも、車中泊をするうえで意識したいポイントです。
キャンプ場に車で乗り入れる際、車のライトで他のテントを照らしてしまうと迷惑になります。
キャンプ場に到着する時間帯が遅い場合、このようなことが起きる可能性もあるので、注意しましょう。
車内の音や光が漏れないようにする
車内の音や光が漏れて周囲の迷惑にならないようにしましょう。
車内で大声の会話をしたり大音量で音楽をかけたりすると、トラブルになる可能性があります。
また、車内でテレビや動画を見る際も、光が漏れないように注意しましょう。
車内で火を使わないようにする
車内の調理で火を使う場合、火災や一酸化炭素中毒の心配があります。
調理するなら火ではなく、IHクッキングヒーターやホットプレートなどの調理家電を使うと安全です。
車中泊をする際のキャンプ場の選び方
車中泊をする際のキャンプ場選びは、以下2つのポイントを押さえましょう。
- スペースの広いキャンプ場を選ぶ
- 平坦なキャンプサイトを選ぶ
こちらでは、上記2つの選び方について解説していきます。
スペースの広いキャンプ場を選ぶ
キャンプ場で車中泊をする際は、スペースの広いキャンプサイトを選びましょう。
広いスペースが確保できるキャンサイトなら、タープを張れるうえ、その下にテーブルや椅子を設置できるのでおすすめです。
平坦なキャンプサイトを選ぶ
車中泊をする場合は、平坦なキャンプサイトかどうかをチェックするのも大切です。
傾斜のあるキャンプサイトで車中泊をすると、寝る際に頭が下になるなど、快眠が難しくなってしまいます。
キャンプで疲れを取るためにも、平坦なサイトを選びましょう。
おすすめの旅行先については、「一泊二日の国内旅行おすすめ16選【関東・関西から行ける旅行先】」でも解説しています。
車中泊できるキャンプ場3選
車中泊できるキャンプ場3選は、以下の通りです。
- 大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ
- キャンプラビット
- TACO GLAMP
こちらでは、上記3つのキャンプ場について解説します。
大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ
大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラは、全面フラットな広々した芝生と、豊富なアクティビティが楽しめるキャンプ場です。
フォレスパ大子という一年中遊べるプールや温泉を楽しめる施設があったり、運動広場やテニスコートがあったりなど、レジャーを満喫できます。
「キャンプ場で車中泊をして、家族とアクティビティを楽しみたい!」という方におすすめのキャンプ場です。
住所 |
茨城県久慈郡大子町矢田15-1 |
電話番号 |
0295-79-0031 |
キャンプラビット
キャンプラビットは、自然や貸し切り露天風呂を楽しめるキャンプ場です。
キャンプ場には自然の沢が流れており、足をつけて涼んだり、夜にはホタルを鑑賞できたりします。
また、街灯を設置していないことから、夜には綺麗な星空を堪能できるという特徴も。
家族で入れる貸し切り露天風呂もあるので、「疲れをリフレッシュするために自然を味わいたい」という方に一押しのキャンプ場です。
住所 |
栃木県那須郡那須町大字豊原丙4387-1 |
電話番号 |
0287-77-2721 |
TACO GLAMP
TACO GLAMPは、広々としたサイトを選べ、ペットと一緒に楽しめるキャンプ場です。
広さ200平米の広々サイトがあり、車を駐車してタープを張っても余裕があるうえ、植栽で仕切られているためプライベートな空間を保てるのも特徴です。
ペットOKなので「ペットと一緒に広々としたサイトでくつろぎながら過ごしたい」という方におすすめのキャンプ場といえます。
住所 |
千葉県香取郡多古町南玉造162 |
電話番号 |
047-701-8840 |
キャンプ場での車中泊を快適にする方法3つ
キャンプ場での車中泊を快適にする方法は、以下の3つです。
- シェードを用意する
- 厚さのあるマットを使って就寝する
- ポータブル電源を活用する
こちらでは、上記3つをそれぞれ解説していきます。
シェードを用意する
キャンプ場での車中泊は、シェードを用意すると外からの視線を遮れるので、プライバシー確保ができます。
また、日差しや冷気の遮断もしてくれるため、日差しによる車内温度の上昇を軽減できたり、窓から侵入する冷気対策もできたりする優れものです。
車の窓のサイズは車種によって変わるため、車種別専用設計のシェードを選ぶと隙間なくフィットさせることが可能になります。
厚さのあるマットを使って就寝する
車中泊の際は、厚さのあるマットを使って就寝することも重要です。
厚さのあるマットならシートを倒したときの凸凹を感じにくくなるうえ、底からの冷気を遮断でき、快適な睡眠が取れるでしょう。
「朝晩の冷気が気になる」という方は、断熱性の高いマットを選択するとより車中泊を楽しめますね。
ポータブル電源を活用する
キャンプ場で車中泊をする際は、ポータブル電源を活用することでより快適に過ごせます。
ポータブル電源があることで、火を使うのが心配な車内でも安全に調理ができるうえ、炊飯器やホットプレートなどの電気調理器を使用すれば手軽にキャンプ料理を作れるでしょう。
加えて、ポータブル電源があると暑い時期には扇風機やポータブルクーラー、寒い季節には電気毛布などの家電を使えるので、暑さ・寒さ対策に最適な手段といえます。
キャンプ場で車中泊をするなら、「BLUETTI AC70 小型ポータブル電源」がおすすめです。
コンパクトで持ち運びやすい取っ手付きのデザインのため、車の中で使用するのはもちろんのこと、車外に持ち出して家電を使うシーンでも手軽で快適に使いこなせるでしょう。
BLUETTI AC70は小型のポータブル電源ですが、1,000Wの高出力でさらに電力リフト機能も付いています。
そのため、電気毛布や冷蔵庫などだけでなく、電力リフト機能で電気ケトルやドライヤーなど定格消費電力2,000Wまでの電熱線搭載の家電にも対応できるのが特徴です。
さらに、BLUETTI AC70は高出力なうえ、超高速充電にも対応しています。
高速モードのAC入力なら、45分という短い時間で80%まで充電ができるため、キャンプに行く前に「ポータブル電源の充電を忘れていた!」という場合も焦らずに済むでしょう。
ソーラーパネルからの充電にも対応しているので、持ち運び可能なソーラーパネルを準備すればキャンプ場でも太陽光発電ができます。
まとめ
初めてキャンプ場で車中泊をする際は、押さえるべきポイントがわからない場合もあるかと思います。
そのため、今回の記事でご紹介した注意点や車中泊を快適にする方法を参考にしてみてください。
キャンプ場で車中泊をすると設営が簡単にでき、天候面や防犯面でも安心感が高まるため、「キャンプに慣れておらず不安感がある」という方にもおすすめできますよ。
また、「キャンプで手軽に調理したい」「暑い時期や寒い時期でも快適に過ごしたい」という方は、ポータブル電源を検討してみてはいかがでしょうか。