アウトドアや災害対策の備えとして、「電源を持ち歩く」という考え方が広がるなかでいま、関心が高まりつつあるのがソーラーモバイルバッテリーというガジェットです。
しかし、「普通のモバイルバッテリーと何が違うのか」「本当に役立つのか」と疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ソーラーモバイルバッテリーの仕組みや種類、メリット・注意点、選び方までを分かりやすく解説します。また、アウトドアや災害時により安心して電源を確保するための活用方法も紹介していきます。
モバイルバッテリーやポータブル電源との違いは?
現在、日本では電源を確保する手段として、「モバイルバッテリー」「ソーラーパネル」「ポータブル電源」といったさまざまな製品が普及しています。
モバイルバッテリーは手軽にスマートフォンを充電できる便利なアイテムですが、もちろん電力を使い切ると自宅のコンセントなどで再充電が必要です。
一方、ソーラーパネルは太陽光から電力を作ることができますが、単体では電力を蓄えることができません。また、ポータブル電源は大容量で家電にも対応できる反面、サイズや重量が大きく持ち運びには不向きです。
こうした特徴を踏まえ、それぞれのメリットをバランスよく取り入れたのがソーラーモバイルバッテリーといえるでしょう。コンパクトで持ち運びやすいモバイルバッテリーの利便性に加え、ソーラーパネルによる充電機能を備えているため、電源がない環境でも補助的に電力を確保できます。
日常の携帯性と再生可能エネルギーの活用を両立したソーラーモバイルバッテリーは、キャンプや登山などのアウトドアだけでなく、防災対策としても注目されている電源アイテムなのです。
比較表
以下の表で、3つの電源の特徴を一目で比較できます。
| 項目 | 普通のモバイルバッテリー | ソーラーモバイルバッテリー | ポータブル電源 |
| 容量 | 小(5,000〜20,000mAh程度) | 小〜中(10,000mAh前後が主流) | 大(100Wh以上、数百Whも可能) |
| 主な充電方法 | コンセント / USB | ソーラー + コンセント / USB | コンセント / ソーラー / 車 |
| 携帯性 | 非常に優れる | 優れる(コンパクト) | 普通〜やや重い |
| 太陽光充電 | なし | 可能(補助的) | 可能(大容量パネル推奨) |
| 使用用途 | 日常・短時間外出 | アウトドア・防災(補助電源) | キャンプ・車中泊・長期停電 |
| 価格帯 | 低価格 | 中価格 | 高価格 |
種類と特徴
さて、そんなソーラーモバイルバッテリーにもさまざまなタイプがあり、使用シーンによって適したモデルが異なります。ここでは代表的な種類と特徴を紹介します。
一体型

一体型は、モバイルバッテリー本体にソーラーパネルが内蔵されたタイプです。一般的に10000mAh前後の容量を備え、LEDライトなどを搭載した多機能モデルが多く展開されています。
コンパクトで携帯性に優れているため、日常の持ち歩きや軽めのアウトドアに向いています。バッグに取り付けて日光を当てながら充電できる点も魅力です。
折りたたみ型

画像出典:Amazon
折りたたみ型は、複数のソーラーパネルを展開して使用するタイプです。20W前後の出力を持つ製品が多く、複数枚のパネルにより効率よく充電できます。
収納時はコンパクトでありながら、展開すると高い発電能力を発揮するため、長時間のキャンプや登山などに適しています。
防水・防塵モデル
防水・防塵性能に優れたモデルは、アウトドアや災害時に安心して使用できる点が特徴です。IP65やIP67に対応した製品は、雨や砂ぼこりの多い環境でも使用しやすく、耐衝撃設計を採用しているものも多く見られます。
また、SOSモードなどの非常用機能を備えたモデルもあり、防災用品としても活躍します。天候の変化が多いアウトドア環境では、耐久性能の高いモデルを選ぶと安心です。
充電方法
ソーラーモバイルバッテリーの主な充電方法はソーラー充電ですが、補助的な役割として考えるのが現実的です。晴天時でも1時間で約3〜5%程度の充電にとどまる場合が多く、USB充電や手回し充電などを併用することで効率的に活用できます。
メリットと注意点
メリット
ソーラーモバイルバッテリーの最大の魅力は、再生可能エネルギーを利用できる点です。電源がない環境でも太陽光さえあれば充電できるため、防災用品としても注目されています。
また、LEDライトやコンパス、温度計などの機能を備えた多機能モデルが多く、アウトドアでの利便性も高い点が特徴です。さらに、通常のポータブル電源と比べて軽量で持ち運びやすく、日常的に携帯しやすいのもメリットです。
注意点
一方で、ソーラー充電の効率は決して高くありません。フル充電までに50〜150時間程度かかる場合もあり、天候による影響を受けやすいという弱点があります。また、多機能モデルは通常のモバイルバッテリーより重量が増す傾向があります。
実際のキャンプでは、スマートフォンとランタンを同時に使用できる点が非常に便利ですが、夏場の直射日光下では本体温度が上昇する場合があるため、設置場所には注意が必要です。
選び方と活用ヒント
選定基準
ソーラーモバイルバッテリーを選ぶ際は、まず容量を確認しましょう。加えて、充電ポートが2つ以上あるモデルが便利です。出力は10W以上、防水性能はIPX4以上を目安にすると安心です。
さらに、SOSモードや方位磁針などの付加機能が搭載されていると、防災やアウトドアでの利便性が高まります。
使用時の注意
極端に安価なノーブランド製品は、安全機能が不十分な場合があります。過充電防止機能などの安全設計を確認しましょう。また、屋外設置時は高温環境を避け、風通しの良い場所で使用することが重要です。
おすすめ製品
ソーラーモバイルバッテリーは便利なアイテムですが、容量や出力には限界があります。より安心して電源を確保するためには、ポータブル電源との併用がおすすめです。
BLUETTI AORA 10 ミニ ポータブル電源

BLUETTI AORA 10は、128Whの容量と200W出力を備えたコンパクトモデルです。ソーラーパネルによる充電にも対応しており、ソーラーモバイルバッテリーでは不足しがちな容量を補完できます。長期のアウトドア活動や非常時のバックアップ電源としても活躍します。
BLUETTI Charger 2 オルタネーター充電器

Charger 2は、車の走行中に最大1,200Wで充電できる高性能充電器です。走行充電800Wとソーラー入力600Wを組み合わせることで、約1kWhを約1時間で充電可能です。
さらに、緊急ジャンプスタート機能やトリクル充電、パルスメンテナンスなど、車両バッテリーを保護する機能も搭載しています。専用アプリによる操作にも対応しており、アウトドアや車中泊、防災用途まで幅広く活用できます。
よくある質問
Q1. ソーラーモバイルバッテリーは本当に太陽光だけでフル充電できますか?
A. 現実的には補助的な充電がメインです。一体型の場合、晴天でもフル充電に数十時間かかることが一般的です。折りたたみ型なら効率が上がりますが、コンセントや車載充電との併用をおすすめします。
Q2. 防災用としておすすめの容量はどれくらいですか?
A. スマートフォンやLEDライトを数日間使えるよう、10,000mAh以上を目安に。より安心したい場合は、BLUETTIの小型ポータブル電源(例:AORA 10)と組み合わせるのが効果的です。
Q3. 一体型と折りたたみ型のどちらを選ぶべきですか?
A. 日常携帯や短時間アウトドアなら一体型、長時間キャンプや本格的な電源確保なら折りたたみ型が適しています。
まとめ
ソーラーモバイルバッテリーは、太陽光を利用して充電できるエコで携帯性に優れた電源アイテムです。アウトドアや災害時の電源確保に役立つ一方、充電効率や容量には限界があります。
より安心して電力を確保するためには、ポータブル電源と組み合わせた電源管理が重要です。BLUETTIのポータブル電源と併用することで、再生可能エネルギーを活用しながら、より安定した電力供給を実現できます。
環境にもやさしく、非常時にも頼れる電源環境を整えるために、ソーラーモバイルバッテリーとポータブル電源を上手に活用してみてはいかがでしょうか。
この記事から商品を購入する
関連記事
ポータブル電源の選び方|日本製と海外製どっちが安心?
ポータブル電源を買うなら日本製?それとも海外製?国内サポートの充実度から最新スペックまで、BLUETTIのような信頼ブランドを例に、後悔しない選び方を詳しく解説。防災・キャンプに最適な一台を見つけよう!
BLUETTI Charger 2徹底解説:主な特徴と使い方ガイド
車中泊や長距離ドライブで「充電が遅くてストレス」「ケーブルをいちいち切り替えるのが面倒」「バッテリー上がりが怖い」——そんな悩みを一気に解決する次世代車載充電器が登場!従来の13倍のスピードで充電完了、ソーラーと走行充電を同時に使えるハイブリッド機能、さらには緊急時の逆充電ジャンプスタートまで搭載。車を動くエネルギーセンターに変える革新的ガジェットを徹底レビューします!
大容量モバイルバッテリーの失敗しない選び方を徹底解説
「容量が多いほどいい」だけじゃない!大容量モバイルバッテリーを選ぶ前に知っておきたい8つの基準と、災害・旅行・外出先で役立つ活用法をわかりやすくまとめました。信頼できる1台を選びたいあなたへ、今すぐ読んで役立つ完全ガイドです。
