バードウォッチング(バーディング)って皆さんも、一度は聞いたことがありますよね?
「日本野鳥の会」の活動は日本でも有名ですが、バードウォッチングが今、世界中で再注目を集めているのはご存知でしょうか?
大自然の中で野生動物を観察し、心身ともにリフレッシュできるバードウォッチングは、ストレスの多い現代社会人にとって、最適な趣味となります。
最近では、鳥の写真や鳴き声から鳥の種類を特定できる便利なアプリも増えており、バードウォッチングの人気がさらに高まっています。
こちらの記事では、これからバードウォッチングを始めてみようかな?という方から、遠方まで珍しい鳥を求めて旅する上級バードウォッチャーまで、必要な装備や準備のコツ、マナー、便利なツールの利用など、バードウォッチングをさらに楽しいものにするためのヒントを紹介していきます。
バードウォッチングとは何ですか?
バーディングとも呼ばれるバードウォッチングは、双眼鏡などの道具を使って鳥を自然の生息地で観察する活動のことです。
様々な鳥たちの可愛らしい仕草や、目を見張る美しさ、きれいな鳴き声を愛でながら、大自然を感じることができます。
気分のリフレッシュ、ストレスの軽減になることはもちろん、環境意識を高めることができるため、高い充実感を得ることができる意義深い活動です。
バードウオッチング 何が楽しい?
バードウォッチングの楽しさは、他の活動とは一味違います。自然界とのかかわり方も独特です。
その楽しさの理由を紹介します。
-
動物たちを驚かせないよう細心の注意を払うバードウォッチングでは、余計なことは考えず自然と一体化することができ、リフレッシュすることができます。
-
自然環境や野生動物について深く理解することができ、自然に対する責任感を促進し、環境保護活動にも積極的になります。
-
地元の公園で見られるような身近な鳥を観察することから、珍しい鳥を求めて秘境の地を訪れることまで、各自の欲求に合わせて多様な体験をすることができます。この多様性は、あらゆるレベルのバードウォッチャーを魅了し続けます。
バードウォッチングは、自然の美しさを堪能し、心身をリフレッシュしながら、環境保護にも貢献できる、まさに一石三鳥の趣味です。
バードウォッチングに必要な装備
バードウォッチングといえば、双眼鏡ですよね?
しかし、双眼鏡だけでバードウォッチングをすぐに始めることはできるかといえば、それは少し難しいです。
なぜなら、自然の鳥の多くは、人間が簡単に近づくことができない場所に生息していることが多いため、必要とする装備は他にもあります。
実際に、装備の違いが観察の質にとても影響します。適切なツールがなければ、せっかくの観察機会を逃してしまうことにもなりかねません。
バードウォッチングには8倍と10倍のどちらがいいですか?
一般的にバードウォッチングの際に利用する双眼鏡は、8倍または10倍の倍率が理想的です。8倍の倍率を使用すると、視野を広く保ち、安定した映像を見ることができます。そのため、動きの速い鳥の姿を追いやすくなります。
10倍の倍率を使用すると、遠くの鳥を観察することには優れていますが、画像が揺れやすく、視野が狭くなりがちです。
対物レンズのサイズも重要な要素です。
42mmのような大きなレンズは、より多くの光を取り込むことができるため、暗い環境でも明るい映像を見ることができるというメリットがあります。しかし同時にレンズが大きいことで重量が増すというデメリットもあります。
そのため、携帯性と明るさのバランスを取ることが重要です。
また、「フルマルチコート」などの高品質なコーティングされたレンズは、光を効率よく透過させるため、より明るくクリアな視界が得られます。さらに、光の反射を抑えることで、ギラつきやフレアを軽減します。
快適さと使いやすさも重要なポイントです。
軽量の双眼鏡は長時間のバードウォッチングでも扱いやすく、滑らかなフォーカス機構は素早く正確な調整を可能にします。
特に眼鏡を使用する方には、15mm以上のアイレリーフがあれば、眼鏡に邪魔されることなく、快適に観察を楽しむことができます。
最後に、耐久性もチェックしましょう。急な天候の変化に備えて防水・防曇機能が備わった双眼鏡がおすすめです。これらの機能により、双眼鏡の耐久性が向上します。
これらのポイントを優先することで、バードウォッチングをより快適に楽しむことができ、ストレスなく鳥たちの姿を思う存分観察することができます。
バードウォッチャーにおすすめの追加装備
バードウォッチングの世界にさらに深くのめり込み、より観察を楽しむことができるためのツール:
-
カメラとレンズ: 高品質のカメラと適切なレンズを使用することで、鳥の姿を詳細に残すことができ、後でゆっくり観察したり、図鑑で調べたり、仲間と共有することができます。
-
ポータブル電源: 長期間の移動では、電気機器の充電は避けれません。カメラやスマートフォンなどを常に使用できます。
-
識別ツール: 写真や音声認識を利用して鳥を正確に識別することができるMerlin(マーリン)やBirdNETのようなアプリは、バードウォッチングの楽しさを倍増させます。
-
インタラクティブ学習: チェックリスト、地域別ガイド、渡り鳥のデータなどの機能があなたの知識を向上させます。
-
音声ライブラリー: 鳥の鳴き声や歌声の豊富なデータベースが、音による種類の識別をサポートします。
-
オフラインアクセス: オフライン機能を備えたアプリは、インターネット接続がない秘境でも利用できます。
-
コミュニティとの連携: iNaturalistのようなプラットフォームでは、バードウォッチャー同士で繋がることができ、多くの情報を交換することができます。
-
リアルタイム更新: 近隣での珍しい鳥の目撃情報を通知する機能は、様々な人にワクワクするような観察のチャンスを広げます。
これらの装備を準備し活用することで、効果的に学び、コミュニティとのつながりをより深め、バードウォッチングをさらに楽しむことができます。
バードウォッチングに欠かせないポータブル電源
バードウォッチングに必要な装備には、意外と電子製品が多いため、常に充電状態に保つ必要があります。長い長い旅をしてようやく見つけた珍しい鳥が、バッテリー切れのせいで観察できないなんてことは避けたいですよね?
移動中の充電
車で移動するバードウォッチャーにとって、ポータブル電源はまさに神アイテムです。たとえば、BLUETTI Charger 1のような高速充電対応のオルタネーター充電器なら、移動中にポータブル電源を効率よく充電できます。これなら、充電切れにおびえる事なく、長時間のフィールドワークも安心して機器を使い続けられます。
ポータブル電源があれば、現地に到着する頃には、カメラ、スマートフォン、デジタル双眼鏡といったすべての必需品を完全にサポートできる充電状態を確保できます。
現地での信頼できる電源
現地に到着したら、BLUETTI AC70のような信頼性の高いポータブル電源が、1日を通して機器に電力を供給します。夢にまで見た珍しい鳥の高解像度写真を撮影したり、モバイルアプリで観察記録を残したりといった作業も、充電切れの心配なく、思う存分楽しめます。
車での充電とポータブル電源を組み合わせれば、バッテリー切れの心配のないバードウォッチングを実現できます。
成功するバードウォッチング旅行の準備
バードウォッチング旅行を成功させるには、徹底した準備と適切な装備が必要です。これにより、さらに充実したバードウォッチングをすることができます。
計画の立て方
まず、目的のバードウォッチングスポットを決めましょう。地元のバーディンググループ、オンラインフォーラム、バーディングアプリなどを活用して、鳥の活動が盛んな地域や、あなたの押しの鳥がいる地域を特定します。
また、鳥の生体(季節的な移動や繁殖期)を理解することが重要です。
さらに、天気予報を確認して、鳥の行動や地域へのアクセスに影響を及ぼす気象条件(大雪や台風など)を把握しましょう。
持ち物の準備
バードウォッチング中は、さまざまな地形を歩き回るために、快適で天候に適した服装と丈夫な靴を選びましょう。動物たちを驚かせることなく、自然環境に溶け込むために、中間色やアースカラーの服装が適しています。
また、活動中に十分な食料と水を持参しましょう。環境への影響を減らすために、再利用可能な水筒や容器を使用することをおすすめします。
必要な装備を揃えることも非常に重要です。双眼鏡は遠くから鳥を観察するために欠かせない道具です。信頼性の高いフィールドガイドやバーディングアプリは、その場で正確な識別をすることができます。ノートを持参したり、デジタルアプリを使用して観察記録を残すことで、バードウォッチングをさらに充実したものにすることができます。
特に遠隔地では、デバイスを充電状態に保つことが重要です。ポータブル電源はバードウォッチャーにとって不可欠です。カメラやスマートフォンなどの電子機器を旅行中ずっと使用可能にします。この準備があれば、思い出に残る瞬間を記録し、デジタルリソースを途切れることなく活用できます。
細心の計画と入念な準備を行うことで、バードウォッチングを快適に、最大限に楽しむことができ、さらに充実した実りある時間を過ごすことができます。
野鳥をSNSに投稿するときのマナーは?
バードウォッチングを楽しむ際は、自然環境と鳥の健康を守るため、特定のマナーを守ることが重要です。
自然への配慮
鳥を観察する際には、その自然の生息地を乱さないようにすることが不可欠です。
生息地の破壊を防ぐために指定された道を利用することや、鳥にストレスを与えないよう適切な距離を保つことも大切です。また、騒音を最小限に抑えることも重要です。
大きな音をたてることで、鳥だけでなく他の野生動物たちをも驚かせ、自然な行動を妨げる可能性があります。
日本野鳥の会は、野生動物への影響を避けるため、静かな行動の重要性を強調しています。
ソーシャルメディアのマナー
野生の鳥の写真をソーシャルメディアで共有することは一般的になっていますが、責任を持って行うことが大切です。
というのも、希少種や敏感な種の生息する特定の場所を明らかにすることは、人の増加による生息地の破壊につながる可能性があります。そのため、野生動物を保護するために正確な位置情報を開示しないことが推奨されます。
さらに、個人や私有地の写真を投稿する場合は、必ず事前に許可を得るようにしましょう。日本野鳥の会は、倫理的な鳥の写真撮影に関するガイドラインを提供しており、自然やコミュニティに与える影響を考慮することの重要性を強調しています。
これらのガイドラインを守ることで、バードウォッチャーは自然環境と野生動物を尊重しながら、活動を楽しむことができます。
結論
バードウォッチングは、自然とつながり、マインドフルネスを促進し、環境保護に貢献することのできる充実した方法です。地元の公園で探索を始める初心者から、秘境の地に旅をする熟練の愛好家まで、この活動は喜び、リラクゼーション、そして野生動物への深い感謝をもたらします。
バードウォッチングを最大限に楽しむ秘訣は、双眼鏡、モバイルアプリ、ポータブル電源などの適切なツールを揃えることにあります。これらのツールは観察を向上させ、より深く鳥たちの世界に入ることを実現します。
旅行を慎重に計画し、バードウォッチングのマナーを尊重し、必要な装備を整えて準備することで、忘れられない思い出を作り上げると同時に、鳥とその生息地の保護にも貢献できます。