ポータブル電源で火災に備える
1、家が燃えちゃった、どうしよう?
35,222件、これがなんの数字かご存知でしょうか?おそらくほとんどの方はご存知ないでしょうが、これは昨年2021年中に全国で発生した火災の総件数です。つまり昨年は1日で96件、実に15分に一回はどこかで火災が発生していた、ということを意味します。とても恐ろしい数字ですよね。それほどまでに火災というものは身近なものであり、いつ発生してもおかしくないもの。もちろん自分の周りでは発生しないことが良いに決まっていますが、いつ起きたとしても問題ないような備えはしておくべきです。まず次の住居を探すことは急務になりますよね。建て直すにしても完成までの期間を過ごす場所を確保しなければなりません。いずれの場合でも、新しい住居の確保は最優先です。また当面の資金に関しては、補助金などもある上、貯蓄をしていればしばらく大丈夫でしょう、火災保険に加入していればそちらからも資金調達はできます。
では、資金に余裕が全くない場合はどうすれば良いのでしょうか?保険も未加入(意外とそういうケースも多いようです。)、補助金や建て替え費用で貯蓄や補助金は全て散財。当面の仮住まいの確保が困難、という状況です。その場合最悪しばらくは自家用車での車中泊を余儀なくされるかもしれません。そのような場合でも少なくとも次に給料が入るまでの期間を問題なく過ごせるだけの準備はしておきたいところです。そこまで長期には及ばないでしょうから、水や食料は保存食系のみで十分かと思います。しかし何より重要なのは、冷暖房器具や、デバイスを充電できる設備などかと思います。それだけは確保しておかないと、真夏や真冬の気候は耐えきれませんし、デバイスの充電が切れれば仕事に支障をきたす可能性があります。
そこで今回は「ポータブル電源で火災に備える」として、たとえ車中泊を余儀なくされたとしても電気を問題なく確保することで快適に、かつ仕事にも影響を与えずに過ごす方法をご紹介いたします。
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